空の蒼さを 見つめていると
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21th Century 週記 Art Cinema Comics Novel Word 小野不由美
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今月 ご指摘・ご感想など → ひとこと
ふと思い立って、紫堂恭子「癒やしの葉」の巻末の朝食メニューを実行。
イングリッシュ・マフィンを割ってトーストしたものに、カッテージチーズを塗り、更にブルーベリージャムを塗って出来上がり(やや簡略化あり)。
…チーズが上手く塗れない。やはり、ちゃんと裏ごししないといけないみたい。でも、味はなかなか。フルーツソースを
ジャムで代用したこともあり、更にはちみつを掛けた方がベターかも。それだと甘過ぎるという人もいるでしょうが。
久々にマフィンを食べてみたけど、割と美味しくて満足。
縦置きだったので探すのに手間取った。山田画伯の流麗な表紙は絶対、平積みで置くのが正しいと思う。今回の絵は実は必ずしも読み易くは無いのだが、読めば読むほど、凄い画面だというのが分かってくる。山水画や絵巻物風の様々な背景を駆使して描かれた不思議に東洋的な平安時代。
思い出すのは、澁澤龍彦「ねむり姫」の世界。初期の趣味性と最近のエンターテイメント性(何でもあり、ともいう)の高さが巧くミックスされてきているような。傑作の予感。カラーページの素晴らしさだけでも買う価値は充分。
ニューハーフな彼と隣人の女の子の共同生活。なんか、吉本ばななのデビュー作「キッチン」を思い出す。こういう、「ひとり」同士で生きていく新しい関係、という榛野なな恵作品のテーゼを読む度に、応援したいというか、あるいは励まされたいという気がすると同時に、それもまたモラトリアムな少女マンガでしか無いのでは、というジレンマに襲われる。
でも、「Papa told me」みたいに幸せな家庭という虚構を置かない、これら中短編の場合、そのメッセージをとりあえず信じてみたい気持ちになる。感傷的過ぎるかもしれないけど。
ようやく校歌が聴けた>「ときめきの放課後」。一体どこにそんな時間が有ったのか我ながら不思議。その分、やってないことが…
なかなか本を読むことが出来ず、というか買うことも出来ず、未だリハビリ中の昨今。
そんなわけで、最近買ったのも梶尾信治「地球はプレイン・ヨーグルト」「恐竜ラウンレンティスの幻視」、山田正紀「神狩り」、と薄いSF系のものくらい。
今はクーンツですらすぐに読めるという自信がまるで無くて、放っている内に、またしても重要な新刊が増えてしまうし(汗 こんな調子で、9月末発売予定の小野主上の「屍鬼」(凶器にするのに充分過ぎるくらいな厚さの、しかも上下巻らしい)を読めるのだろうか…
一方、comicsは順調に?増加している気がするけど。今日買い足してきたもの。伊藤伸平「はるかリフレイン」、竹内葵/曽我篤士「電脳戦隊ヴギィ’ズエンジェル01」2巻、榛野なな恵「ダブルハウス」、倉多江美「顔色が悪い!」。とりあえず、「はるか」は色々な意味で、面白かったです。
楽しみました>遊佐未森。ちなみに志穂さんの遊佐未森歴は数年と。勝ったな、て何が。
来週はスズキショウコ…あの鈴木祥子ですよね? My
Favoriteなゲストが続いて登場するなんて、音楽番組としても要注目だ!>もっきん。
そういえば、「SNAPSHOTS」なんかギター中心の伴奏のアルバムで「きみぼく」と非常に近いものがあるかも。でも、昔のベスト版「Harvest」(私の手持ちCDのAll Time Best10です)に収録の曲の方がもっと好きだったりします。あ、初期作品の方が好きなのは遊佐未森もそうだった。
買ったばかりなのに、既に何回か読み直しているくらい、非常に良い感じ。
もともと繊細で透明感のある作画の素晴らしさは前作の「ヴァンデミエールの翼」でも証明済みだったが、物語的には閉鎖的というか読む人に理解を強いるようなところがあった。今回の「なるたる」では、未だ物語は全然明らかではないものの、個々のキャラクターの憧れ、不安、友情と言った心情を丁寧に描写することで、非常に読み易い作品と変わっていて、大きな進歩(←偉そう)
中でも主人公シイナのめまぐるしく(笑)変わる表情が素晴らしい。空中での高さの表現が秀逸。と久々に書きたいことの多い作品。
…ところで、最初、ホシ丸が登場したときに思わず「ほ、星の子チョビン?」と呟いてしまった私。
古いネタが多いな、最近。
不覚にも見逃してしまいました(T T)>BS「デジタルアニメ新世紀」(=押井守)。といってもその時間、私はそれどころでは無かったのだが。
まず、間違いの元は、帰ってきてから、甲子園を目指して雨の日のコールドゲームなんか戦っていたこと。終わってから、とある関係で弔電を1件、今日の内に打っておかないといけないことにはっと気付き、115に掛ける。が、既に終わっている受付時間…
しかし、そういえば、NTTが最近やたらと、D-MAILとか言って宣伝していたことを思いだし、検索。メッセージを入れ、用紙を決め、住所氏名を入れて送信。得られた番号をもう一度、電話で登録しないといけないらしい。その時にカードの番号と有効期限が必要… 嫌な予感がする。
果たして手元のカードを見てみると、…有効期限が切れている。最近、現金主義だしな。
実は、引っ越し時に、新しく来ていた筈のカード入りの封筒をどこにしまったままか分からない私。カード番号はそのままとして、今の有効期限が分からない。やむなく、あちこちの段ボール(去年12月の引っ越し時のまま)をガサガサあさる。あ、何となく作ったけど開封してないマイカルのカードが出てきた、ラッキー。べりべり。…駄目だ、これ、クレジット機能付けていなかった。次…
1時間弱、経過。ようやく、とりあえずセゾンカード(VISA付き)を1枚発見。何とか受け付け番号の消滅(1時間)前に確認の電話に成功(多分)。やれやれ、ネット社会というのも結局はカードなのね。…それにしても、UCとJCBの今現在有効なカードはどこに有るんだ。
久々の黒崎さんの新曲と言うことで「乙女想夢」。…何かイメージを固定化し過ぎなのでは>古式さんキャラクターソング。
そういや、CDと同じキャストでおめでたい「ももシス」アニメ化ですが、考えてみればこっちでは見られないんだよな。
天野喜考版デビルマンが鮮烈な表紙の、この雑誌は、あくまで「デビルマン」を現代に復活させていく趣旨らしい。
様々な作家が新たな視点から描くデビルマン。確かに凄い作品だと思うし、圧倒的な影響を受けた人がいるのもよく分かるのだが、自分的には乗り遅れてしまったというか、心の成長期?に会わなかったこともあって、今さら言われても…という気分。でも、今回の永野のりこ版などは、永野+デビルマンならではの力作だったのも確かだし…
購入したのは勿論、鶴田謙二「Forget-me-not」の新作と、そして冬目景「文車館来訪記」の 新連載が載っているから。
…しかし、ペラペラめくった後、最初に読み始めたページが駒井悠「カザフスタン旅行団」だったのは何故(笑)
ともあれ「Forget-me-not」第3話「緑は危険」、至福という言葉はこういう時のために有る。マリエルの魅力爆発というか、チャイナさん並にキャラクターが立ってきて楽しい。しかし、この名探偵?マリエルのシリーズ、きっと最後まで
名推理とかの出番は無いに違いない。
一方、冬目景「文車館来訪記」はとりあえずお披露目、という感じ。次回からの展開に期待だが、やはり冬目景はからくりものとかが凄く好きなのだということがよく分かる。「黒鉄」の出だしを見ても思ったのだが、ティム・バートンの「シザーハンズ」とかは大好きなんだろうな。某ゲームでは紐緒さんがお好みらしいが、それも世界征服ロボを作ってしまう辺りがポイントなのかも。
…あ、電脳組だ、て当たり前なんですが。こうやってサントラを聴いてみるといかに画面がどうでも良い作品かが分かってしまったりして。本当、これにあと小鳥達の囀りさえ加われば、後は何も要らないような。…それってラジオドラマとかいうのでは?
夢野久作といえば、勿論「ドグラ・マグラ」は学生の時に一晩で読んで堪能した記憶が。でも、逆に満足してしまいあれ以外、読んでいなかったりした。
そんなわけで、たまたま目に止まった角川ホラー文庫での短編集がこれ。あの独特の熱を帯びた一人称、カタカナ混じりの文体、そして一つの印象…あの「ボーン、ボーン」という音だったりする…に急激に集約していく心的世界。今さらこの歳では夢野久作の世界にはまる気力も体力も無いのだが、面白いことは確かで、読んでいて何だか「不愉快で愉快」という複雑な感動が。
現在、こういう世界を一番継承しているメディアというと…やはり、PCゲームな某ジャンル? 表題作の「あやかしの鼓」なんかは因縁めいたガジェット、正体を隠した登場人物、主人公を罠に掛ける未亡人(笑)、鞭、連続殺人とまさに「館モノ」な展開!
…あ、私、比較出来るほどそんなに知らないですけど(汗
静かな映画だけにやはり映画館で観るべき作品か。とはいうもの、最後の親子の会話のシーンは何度観ても素晴らしい。最初から最後まで無駄一つない映画の頂点という場面。
そういえば、その内、とか言って感想を書かないまま一年経ってしまった高橋源一郎の「ゴーストバスターズ」だが、あの中にドン・キホーテの話をこの「エル・スール」の形式で語り直すという驚くべき短編が入っていて、キホーテの姪の手記?という形で書かれたそれには確かミラグロスというメイドも登場するのだが、その辺を指摘した評論は存在したのだろうか。
「ビジネスジャンプ」での冬目景
「イエスタデイをうたって」祝!連載再開。
今度は5回連載。=単行本もOK(^^) 何か感想を書こうかとも思ったが、どうせ「晴〜」と書くだけなので省略。8/17の新マグナム増刊の新作も超期待〜だし、心の中で冬目景ゲージがしばらく上がり続けそう。
本屋の店頭で「水に眠る 北村薫特集」と書かれたコミック誌に気付く。その表紙のレイアウトは、どう見てもレディースコミック誌。
…北村薫の小説って、少女マンガ(「覆面作家」シリーズ)なだけじゃなくて、実はレディースコミックでも有ったのか(笑)
表紙を見ると、北村薫の短編集「水に眠る」から一編づつマンガにしたらしい、この特集の作家の中に、なんとあの倉多江美の名が。倉多江美の新作、しかも原作・北村薫!というわけで、初めてこういう雑誌を購入。
う〜む、テレクラのアルバイト(テレフォンレディというらしい)の広告が多いな。いや、それはどうでも良くて。
倉多江美の描いているのは「植物採集」という作品。30近いOLの、同い年の同僚への淡い恋をネクタイをモチーフに描いている話で、一部の人には「さよなら日記」という曲のセーターみたいな話だというと分かり易いかも。で、これがまさに、あのほろ苦い倉多江美の世界そのままで、余りにはまっているのに驚き。この組み合わせ、思っていた以上に素晴らしい。…倉多江美の新作、読みたくなった。
他の人のも読んでみたが、やっぱりレディースコミックな絵だ(笑) ところで、こういう企画の場合、もう一度原作を読み比べてみるというのがお約束だが、実は、もう読み返すこともあるまいと、この前、実家の片付けで単行本を捨てたばかり。
そうか、やはり、基本だったのか〜
というわけで、今さらという気もするけど、昨晩から始めた「ときめきの放課後」、とりあえず、館林さんのEndingsは見ました。
このゲーム、一言で言えば、(良くも悪くも)ときメモという世界についての記憶(memoria)再生装置かと。
ただし、その記憶が、プレイヤーの想像(妄想?)上の記憶で、「本編」では今までに存在していなかった記憶であるというのがミソ。こうして「世界」は、遡って「あなたが望んだ世界」に作り替えられる…まさに、メモラー(少なくともミハリスト)補完計画と呼ぶに相応しい内容だ。
しかし、ではOriginalの記憶=「ときメモ」の「記憶」は、そもそも本当に存在するのかと考え出すと、映画「ブレード・ランナー」でのレイチェルの状態に陥るのだが、
それはまた別の話 。
これから9月中旬まで他にやらないといけないこともあるので、この手のものは自粛しないといけないのだが…片桐さんをクリアする(今、途中)、とか黒崎さんのフリートークを聴く、ことは必須だし、…結局、全員クリアするまでやってしまうような気が。ああっ。
ついでに、最近一週間くらいに買ったもので、日記で取り上げていないもの。
CD。「ももいろシスターズ2 大いなる結婚“寿”」「Rebis-C.T.i.A/O.S.T」。Comics。「犬夜叉」7巻、「GS美神極楽大作戦」32巻、「ないと・あだるとちるどれん」2巻、「原獣文書」2巻、「痛快すずらん通り」「ちまちまはいすく〜る」「美味しんぼ」66巻、あと中古で「So What?」1〜6巻、「最後の竜に捧げる歌」「東京爆発娘」。
数が多いので作者省略。それにしても、小説を読んで無いどころか、買ってもいないのが、見え見えのバレバレかと。
何か「美味しんぼ」だけ浮いているが、私だって買うのは初めて。題名が「究極の紅茶」だったんで… 結局、大した内容では無く、がっかり。
#え、来週のもっきんゲスト、遊佐未森? それはほっとけないな。でも、行けるわけはないし、何かハガキを書くほど、最近の遊佐未森については知らないのだった。CDは買ってますけど。志穂さんの遊佐未森歴がどれ位かが興味津々。ZABADAKの例も有るし、聴いてそうですが。
仕事が始まったのに更新が続く。実際のところは今日は割と楽だった。仕事しようにも、お客さん自体、休みが多かったし。
で、今週は早帰り週間らしいので、帰ってきてナデシコのLDをちょっと見返したりして。
映画を見終わって、TVシリーズで最もナデシコらしい回はどれだろう、とか考えたのだが、最初浮かんだのは19話の「明日の『艦長』は君だ!」。しかし、あれはナデシコらしい、というよりも桜井弘明らしい、とか荒川稔久らしい回といった方が正しい気が。
やはり外せない回としては佐藤竜雄監督の脚本による、23話の「『故郷』と呼べる場所」 かと。いや別に、猫耳ルリが登場するから、では無くて、…あ、猫の着ぐるみは絵コンテ段階で桜井弘明が着せたのか、やはり恐るべし桜井演出。そんなわけで、23、25、26話を見直したのだった。 改めて見ると最終回、良くできてるじゃん。
ナデシコ観たことのない人にとっては、全く意味をなさない日記。というか、アニメについて、こんなトリビアルなことを
書いていても仕方ないと思うんだけど… 良いか、たまには。て、昨日もトライガンについて何か書いてなかった?
夏休み最後の日の今日は、ちょっとHPをいじったりしていた他は事務的なことで一日が終わる…
「トライガン」。これからは毎月買っていくことになるんだろうな… いや、それくらい構わないのだけど、TVでこれが観れたという点が大きかったのだと思うんですけどね。…入らない地域に住んでいる者にとっては同じこととは言え。
2話がいきなり「小野坂ヴァッシュ」?で驚く。アニメ版は、こういうキャラだったのか。
せっかくここまでやるんだったらなぁ…というため息。面白いのだが、こうやって終わられてもな、という気分。
それからエヴァとトライガンのLDを引き取り。で、エヴァを観て、気が付くと、日記を一日分しか更新してないまま、この時間。
…こんなんで私の休みって終わっていくのか(^^;
5時間掛けて、観てきました。
予想以上に凄かったかも。メイン・ストーリー以外に少なくとも10幾つのサブ・ストーリーが怒濤の如く展開し、もはや物語は要約不可能。分かっているのは恐らくあと2話(5時間)で、物語は完結するらしいということだけ。計15時間、というのは日本人にとっては恐るべき長さなんですが。でも、この監督、1年に3日だけの撮影で、完成まで34年掛けて映画を制作中らしいから、それくらい大したこと無いのか? ちなみに、その作品は「Dimention」という名で2025年完成予定。
ともあれ、サスペンス、ホラー、コメディ…あらゆる要素をこれでもかと詰め込んだ超娯楽作品、だと思う(自信ないけど)。その中で、今回はコメディ色がかなり強くなったのだけは確か。もともと、そのホラー的な題材、どんどん増加する変な登場人物、ストーリーの進め方等、「ツインピークス」に比されることが多い作品だが、それに対してはとりあえず、もっと変、としか言いようがない。
むしろ、思い出すのはマーヴィン・ピーク「ゴーメン・ガースト」3部作。「指輪物語」よりマイナーだけど、読んだ人には忘れられないゴシックロマン的なファンタジー小説の傑作。あのゴーメン・ガースト城の存在感と、この病院=王国の存在感がオーヴァー・ラップしてしまう。
次回「キングダムV」(今、撮影中らしい)は、さすがに映画館で観る暇無いだろうから、ビデオが出たらということになるが、「もちろん、どのような結末を迎えるかを私は知っている」と豪語する?監督が全てのストーリーにどういう結末を付けるのか、その日まで謎は持ち越されたまま。でも多分、21世紀までには観れそうなだけ、マシか。
何故か、神奈川の実家から大阪の阿倍野ベルタに向かう私。「いっしょがいいな」を基本として、未聴のCDも聴きながら。
なるほど、あのvol.2でのアリエルの恋の暴走はここに繋がるわけだったのね。純粋さ故にその激情に自分を見失ってしまう少女。というとメリーヴェルも当てはまる気もするけれど、今回のアリエルの叫びは本当に悲痛で、ここでの志穂さんの演技は、圧倒的に素晴らしいの一言。様々な人格を演じ分けた「マリア〜君たちが生まれた理由〜」以来、志穂さんが演じた中で、最も重要なドラマCDと言って良いかと。声優・菊池志穂の仕事の中でも、必聴!の一枚。
それにしても、これで最後なんだから、もう一度「出演者の心の叫び」とかをぜひやって欲しかったのだが。
新大阪で途中下車し、2時過ぎ到着。去年と比べるとかなり遅いけど、しょうがないよな。握手会なら席順はそんなに関係ないし。
ということで、とりあえず、地下のカレー屋でカレーじゃなかった、カリーを食べてから(この店、表記によって別のものを指していたのに注文してから気付く)、例によって階段に座り込む。その後、去年と果たして全く同じ舞台設定で4時から1回目、6時から2回目のイベントが始まる。
イベント内容は、…省略。
握手会では、「丘の上に行こう」の話などをしてから、加えて、語り手が「僕」の歌はどういうイメージで歌っているか尋ねてみる。
「少年を思い浮かべて、とか?」「というか…」「もっと中性的な立場から?」「そうですね〜」
だ、そうです。聞く方に夢中で肝心な握手の印象が薄い。
というわけで、2回目は、話は軽く流して(「関西でぜひお茶会を」みたいな)、握手の方に神経を集中しようとしていたらしい。
#でも、やはり志穂さんの笑顔の方に意識が向かってしまって、余り良く覚えていないという。多分、私、左手の記憶力が悪いんだ。
ちなみに、1回目の握手会の時、私の後ろにいたのは、中学生くらいの女の子で、もう間もなくという時に「あ、どきどきしてきた」とかつぶやいていたりしていたのが、非常に微笑ましかったです。全体の雰囲気がもう少し良ければね…
終わった後はMLの方々と地元民?の倉本さんのご案内で、お好み焼きの千房で豚キムチ玉など。
どうでもいいが、千房って、まだ、あのスター・ウォーズのパロディCM(後ろの宇宙空間から巨大なコテ、だったかな?が現れて通り過ぎる奴)を映画館で流しているんだろうか?(関西ローカル)
片付け。しかし、残りの荷物については殆ど親が箱詰めしていてくれたので、私に残されていた仕事は机の上の小物の処分だけだった。
そんなわけで、麻宮騎亜「快傑蒸気探偵団」5巻、伊藤伸平「東京爆発娘」1巻、「前略、押井守様。」などを読んでぼーっと一日を過ごす。
インタビューは面白いし、資料的価値も高い(データ原口氏が整備)。しかし、肝心の評論パート、間違っていると思うわけでもないが、何だか刺激的でない。読んでいて興奮し、今すぐ作品が見たくなる、というパッションを全然感じないのだ。
…どうなんだろう、大昔、私が書いた押井守論(のようなもの)も今、他の人が読むと同じく栓の抜けたサイダーみたいな感じに過ぎないのだろうか。ところで、押井守のCDドラマ作品についても誰かちゃんと評論して欲しいのだが…
昨日、衝動買いしたCDを聴く。
ウーロン茶ですよ。というわけで、あのサントリーの烏龍茶のCMの音楽集。1枚のCDになるくらい曲が溜まっていたのか。やはり、「鉄臂阿童木」は良いですね。
という風に、「やはり」とか非論理的&感性的な言葉で、宣伝するのが良くも悪くもサントリーのCMの特色なのだけど(確か、昔「やっぱり、ウーロン茶はサントリーのこと」という、そのものズバリなコピーが有った)、その中では、このウーロン茶のシリーズは結構好きだったりする。で、その好感度にこれらの歌が果たしている割合ってかなり大きいと思う。
でも、私、サントリーのウーロン茶って美味しいと思ったこと無いんで、絶対に買うことないけど。
近頃、普通のCD屋って行かないんで(笑)いつ出ていたのかはよく分からないけど、「吉良知彦+上野洋子時代の幻のシングル集がついに実現」と書いてあったので、つい買ってしまった。
久々に聴く。…ああっ、どうしてZABADAKの曲って心の最深部に響く気がするのだろう。シングル化された最初の4曲は確かに必聴! 聴くとしばらく、心の揺れが治まらない感じ。
実は書類を出しに行く直前で、急にお役目ご免となってしまった私。一日延ばしたのって何だったのか…
時間が突然余ったので本屋で立ち読みしていて外に出たら、Zaaaaaaという雨の幕。やむを得ず、CD屋で雨が止むのを待ちながら、2枚ほど衝動買い。そういえば、ここもTower
Recordsだけど、志穂さんのCD無いな…
というわけで、最近、毎週のように乗っている気もする新幹線で東京というか、渋谷へ向かう私。当然、CD(実際はMD)を掛けて…
最終話は非常に正統的なドラマできっちり幕を閉じたという印象。にゃるる〜ん!なベスタも活躍するし、初めはどうなるかと思ったこのシリーズ、通してみれば結構良かったかも。ところで、ベスタの「しっぽを立てろ!」は原作に有るセリフなんでしょうか? ベスタが叫ぶ度にどうしても「ガンバの冒険」を思い出しちゃうんですけど… あっちはネズミだけど。
SR
を何となくもう一度聴いてみたくなったので、今回、2回分を入れたMDを持参。…やはり、楽しい。志穂さんのこの一人ぼけ突っ込みの見事なコンビネーション。過去を振り返るつもりは無いけれど、
このテンポの番組をいずれまた聴きたいものです。
渋谷。着いてみるとまだ早いので、元の会社の近くにあったSUMIYAというCD屋に向かう。
ここはあのホイチョイのコラムにも登場したことがある、映画のサントラでは非常に有名なお店らしいが、
私の目的は、モンティ・パイソン関係者のビデオを買うこと。何故かここはそれらのビデオが充実していて、
初任給の一部で>モンティ・パイソンの1巻
を買ったという遠い記憶が。他にジョン・クリーズの「フォルティ・タワーズ
」とかも有って私はやはり1巻しか持ってないのだが、今なら買える、というわけで、一挙に揃えてしまおうかと。
お店に着く。当時はまだLPが多かったがさすがに今はCDが中心に…あれ? 無い! 全てミュージカル映画のビデオの
コーナーに替わっている(T T)。
……ふぅ。この街を離れて3年。それは旭屋書店から野田秀樹のビデオが、SUMIYAからモンティ・パイソンのビデオが全て消えてしまう時間だったというわけか。傷心のまま、「渋谷のTower
Records」へ向かう。そういや、私のいた時、ここってまだ無かったかも。回る、回るよ…
で、8時半より、初めて「菊池志穂のもっと!!金曜日」を聴く。というか、観る。感想、思ったよりギャラリーが雑然としている。
後日、とある常連な方との会話。
「どうでした?」「皆、話聴いてないんですけど…」「ええ、聴いてませんね」「…(^^;;;、いつもそうなんですか?」「今回は人が少ないんでまだ(マシ?)」
……。でも、最後の5分というのは聴きに来る価値は有るのは確かで、とはいうもの、終わるまでもう1回来れるかどうか(T
T)。
終わった後は、いつものお二方と焼き鳥を食べて解散。あ、日記みたいな文章だ(笑)
…今日から帰省の筈だったのに。出しに行く筈の書類が会社に届かず。やむを得ず、明日の到着を待って出しに行くということで、もう一日、自宅待機に(T T) というわけで、明日は渋谷まで直行。…日曜の朝には関西に戻るし、いつもの休日と滞在日数、全然変わらないんですけど。
そんなわけで、今日はイグアナ映画でも観に行こうかと思ったが、余りに暑いので出掛ける気力が無く、ずっと部屋の中の掃除をしていて終わる。
合間に「オリスルートの銀の小枝」4巻と「トライガン最終完成型」を読む。後者にはすっかり興奮して、LD1巻を買いに行こうと考えるが、暑さには結局、勝てず。そのまま、部屋で日記の更新等をしていた。それだけ、というのも悲しいので、この前、ビデオに録った「ローリング・ストーン」を観る。
隅まで野田秀樹らしいというか。舞台後ろの壁に踏み台のようなものを沢山打ち込んで、空間を垂直に使用していたのが面白かった。児童公園のコンクリートの小山というイメージ? ビデオなんで、途中ちょっとだれたが、劇場では盛り上がったまま最後まで観てしまう筈。でも、何か話が分かり易過ぎ、という気がしてしまったのだが…
観ていると読んだ時以上に「半神」的モチーフを強く感じた。そういえば、8/1に渋谷の旭屋書店に野田秀樹の演劇作品のビデオを買いに寄ったら、もう取り扱ってなかった… どこで買えば良いんだろう。「半神」だけは手元に持っておきたいのだが。
羽野晶紀がヒロインを演じていて、びっくりするが、意外にも?すごく格好良かったのが、個人的に一番感動した点だったりする。
何とか一応休みが取れそうな状態です。というか、状態は全然そうではないのですが、無理矢理にでも取らされたというところ。従って明日から休みなのですが、明日は仕事で隣街の裁判所まで、とある書類を届けに行かないといけない私。
久々にイベントのための上京。勿論、目的は、8/1の菊池志穂 さんの「声優コレクション」。何だか同窓会みたい、というくらい、いつもの皆様が集まっていた。
とりあえず簡単に内容を書くと。
折り紙でセミを折って、Champion犬を見て、「恋のシミュレーション」を合唱して、ラジオ体操をして、…それは全部、「観客のやったこと」だって(笑) …改めて振り返ると、かなり奇妙なイベントだったかも。好きですけど、こういうの。
でも歌も4曲歌って、ラスト2曲は自分的にもミリオン・ヒット的な「ひまわり」と「丘の上に行こう」だったので、歌的にも良かったかと。「Dream Child」以降の曲を生で聴くのは初めてだったし。
コーナーの一つに、自分で書いたカードを自分で引いて喋るという「一人でキーワード・トーク」というのがあって、「バーゲン」以下色々なことが話題に上っていたが(「色々話したいことがあって…」)、時間の関係で一部、引かれ無かったカードも。その中で気になったのが「血圧」というカード。一体、志穂さんは「血圧」で何を話すつもりだったのだろう? 高い?低い? う〜む、謎だ。
あと、今回の上京の往復途上で聴いたCDと読んだ本。
結構、聴いたことのある回が多いのが意外。番組自体は嫌いでも無かったんですが、本来ならSRのVol.4と5が出ていたかと思うと… 「あたしだって負けないわよ」志穂さんの回はかなり短め。こんなもんだったっけ?
72分ひたすら、あのお喋りが堪能出来る恐るべき?CD。聴いていてすっごく疲れるのは、心の中で突っ込みを絶えず入れてしまうから、らしい。そういえば、声優コレクションの志穂さんの一人芝居とこのCDの2つのミニドラマって非常に良く似ていた気がするのは、一人芝居の設定で出来る事って限られているから、と考えるべきなのか?
これについては別に書く予定(いつになるかは不明)
待ちに待ったクレギオン・シリーズ最新作。爽やかなジュブナイルへの感動と、そして、SFならではの衝撃(Sense of Wonder)が走り抜けるラストの興奮! ハインラインのような楽しいSFを書くことは現在でも可能なのだ。
ところで、余談。
今回の物語中盤での、突如、海面上に現れる球体、という場面で、思わずあの「オレンジ警報!」を思い浮かべてしまった私。
そう、「プリズナーNo.6」のあの巨大な風船?だ。実は私は途中の回までしか見たことがなく、押井守がライナーノーツを書いていることで有名なLDセットを買えなかったことが今でも非常に悔やまれているのだが、それくらい未熟者にも?あの番組の影響力は大きく、トヨタの「天才タマゴ」なCFを見ていても、オレンジ警報が頭の中で発動してしまうのだった。
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