空の蒼さを 見つめていると
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21th Century 週記 Art Cinema Comics Novel Word 小野不由美
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今月 ご指摘・ご感想など → ひとこと
あんなに探しても無かったのに、いつの間にか市内の本屋に平積みされていた。で、気が付いてみれば、まだわかつきめぐみについては、ここで一回も書いたことがなかった(^^; というわけで、唐突ではあるが、感想など。
久々の、100%わかつきめぐみworld。のどかで、優しくて、でもどこかせつない、あの世界。勿論、意地の悪い大人から見れば、居心地の良い小世界でのモラトリアムを許容しているだけでは、とケチを付けたくなる時もあるのだが、読んでいる間だけでも心地よい夢を見ることが出来るのならそれはそれで良いかと。その感動と葛藤が、わかつきめぐみ作品を読む時に、一番感じていることだったりする。
ともあれ、キャラクターの魅力だけでも楽しい。百合子さんは素敵だし、萩乃ちゃんの怒り方は、まるでライムみたいで懐かしいし。
ところで、夏目蒼一郎のあの傍若無人さ、誰かにそっくりだなと考えていたのだが、床に落ちていた「塗仏の宴」を蹴飛ばして気付く。行動パターンが榎木津と瓜二つである(笑)
ちなみにカノープス(=南極老人星)といえば、藤井旭の本を片手に、空に見える全ての星座を覚えようとしていた小学5年の頃、南の空に必死に探した記憶は有るのだが… 結局良く分からないままに終わってしまったんだっけ? 今となっては見えたのか、見えなかったのか、もう思い出せない。こうして、大切なことを忘れて人は大人になっていくのだな。(何を言っているのやら(^^;)
「彩」、結構楽しいです。いや、彩ちゃんとの会話がso
wonderfullなのは勿論、みのりちゃんとの会話が楽しくて。←久々に崩壊モードな文章
一方、昼間はまさに最悪な日々を送っていたりする私(T T) 人格が乖離しないと良いけど。
あ、某警備会社の「会社説明会」の葉書が来たので、4/11は大阪まで出掛ける予定に。
……何だか、書いてることが、バラバラだな。
この巻で私が一番興味深かったのが、巻末の小野不由美の解説。銀英伝を一つの歴史として読む、というのはいわば常識に属することなのだろうが、その「歴史」に対し、「ラインハルトか、トリューニヒトか」という問いを読み取るのは、さすが小野不由美、とその真摯さに改めて感動。
で、この問いへの苦渋に満ちた一応の回答が、あの言葉、というわけなのだが、話はまだ続く。「死なないラインハルト」なら問題ないのではと。だけど、「死なないラインハルト」て何? というわけで、あの「不老不死の君主」の制度は、ここから考察されたという「告白」に到る。な、なるほど。
…主上、懺悔している暇があったら(笑)、次の作品を早く世に出して下さい。
私の職場を外側から見れば、「夢のような」と言う風にも見える人もいるらしいです。…う〜ん、「悪夢のような」生活なら日々送っていますが。
で、悪夢と悪夢の狭間の休日には、せめて、好きな物をお買い物の日々。何と言っても、今日は凄いです。
本日の買い物リスト。
本屋。613Pだと「今回は、薄くて楽だな」と思ってしまう京極夏彦「塗仏の宴 宴の支度」。そして、待望の、というより、耐望の、という日々が続いた火浦功「大ハード。」、とうとうゲットだぜ(笑) ついでに「大熱血。」と「大暴力。」も購入。どうせなら「大出世。」もカバー替えれば良いのに。
次に、買い残していたcomicsの回収。椎名高志「GS美神 極楽大作戦!!」29巻&30巻、高橋留美子「犬夜叉」5巻、紫堂恭子「辺境警備 星が生まれた谷」。あと、なるしまゆり「REPURICA MASTER」と藤沢直人「Gargoyle」(昔の方)。
それから、メイト。丹下桜SCD「CATCH UP DREAM/それがあなたのいいところ」、「雀じゃん恋しましょ〜VIS・KISS Spring Party〜」、「ときめきメモリアル ボーカル・ベスト・コレクション6〜FINAL〜」。最後にゲーム屋でPS「彩のラブソング」。
帰って、何から始めたかというと、結局、何故かHPの整理から。で、さっき「彩」を少しだけ始めてみた、というわけで、日記の補完は出来なくなってしまった次第。シュート以上にへっぽこギターな「彩」、この先、何とかなるのか。というよりこの先、やる時間が有るのか、と言う方が問題かも。
……………駄目でした。
明日辺り、もう駄目かも…
単行本初出時から、気になっていた本というか、話だったので、文庫化を機に通読。
…月並みだけど、 「事実は小説より奇なり」という言葉に尽きるかと。正直言って、小説以上に面白い本というわけでもないのだが、5000年前の男の死因を「きらきらひかる」ばりに?解き明かすその様には、人類の英知というのも結構大したものだと感心してしまう私。
「おいら宇宙の炭鉱夫」を録ったビデオを再生してみたら、いきなり、橋龍の顔のUPが。国会中継でどこかに移動してしまったらしい。しくしく。
それにしても、さすがBS、あの髪の毛のテカリが一段と鮮明だったような。
3月末近い今は、仕事の方も押し迫っている。というわけで、持ち帰りの、2月時点の還元資料を確認すると。
………
まずい。 この返り幅は何。この前報告した数字と着地が違い過ぎる。この項目だけは、「出来る」ことになっているのに。何でそんなに落ち込むんだ。落ちたのは自分のところじゃないとはいえ、全て責任は私の方に。といっても、今更どうすることも出来ず。う〜ん、う〜ん、困った。もう、駄目だ、これ。う〜ん。
というわけで、(書きたいことは有るのですが)、更新はお休みしておきます。ふぅ。 #更新休めば、どうにかなるってもんではないのだが。
明日は、どうなることやら(T T)
春なのに、というか春だからこそ憂鬱。というわけで、せめて気分転換に衝動買いしてやる、と街を彷徨く。
久し振りにCD屋を覗く。Sell Videoの棚を見てみると、あの作品が!というようなものも、結構売られている。中でもベルトルッチの「暗殺の森」は、ぜひとも確保して置かないといけない気が。ウォン・カーウァイなんか、どれも2000円以下だし、「天使の涙」はまだ見てないし。でも今回の衝動買いには安過ぎる気がして、結局買ったのは、自分的に定番のCD、遊佐未森「ECHO」とMY LITTLE LOVER「PESENTS」だけ。
LD屋?(飲屋街にある、一見普通の電器屋なのだが、何故かLDセットの在庫が沢山有る)に寄ってみると、有る! というわけで、「男たちの挽歌 JOHN WOO-BOX」(24千円也)をゲット。早速「男たちの挽歌」を観て、燃え燃えの私。
まあ、そんなわけでだ、日記の補完は先送り、と。
テレパルのチェック。とりあえず、来週のBS、ブニュエル週間みたいだから、全部押さえておかなくちゃ。あとは「おいら宇宙の炭鉱夫」を忘れないようにしないと。
ええっと、わざわざ書くほどのことでも無いけど。 あの時の疑問、たまたま読み返していて解けたので。コーヒー豆の輸入のエピソードの中に、コーヒーのペーパードリップを思い付いたのは、ドイツのメリタ夫人という主婦だったという記述が、そういえば有ったのだった。というわけで、メリタが元祖ということで良いかと。で、確か、メリタが穴一つ、カリタが穴三つだったかな(あの穴の大きさが特許らしい)。
て蘊蓄マンガか、ここは。
あとがき。
「夢は願い続ければ絶対かかなうよ」というようなストレートなメッセージを伝えられる人は素晴らしいと思います。……でも、私のデビュー作が「辺境警備」であり、その冒頭シーンが都落ちだったことは、偶然でも何でもなく、当時の私がおかれていた心境でした」
一見、のどかに始まったかに見えた「辺境警備」。しかし、そこには当時の作者の心境が反映されていたという。振り返ってみれば、巻が進む毎に次第に明らかになった登場人物達の重い背景も全て抱えて、物語は始まったのかもしれない。
「けれど、ある夢が壊れたときに、初めて見えてくる夢もあります」
それが、この世界。このシリーズを読んでいて、非常に共感できるというのは …やはり、今の私は不幸な心境にある、ということか。
巻末に妖しい広告が(笑) …えっ、「5年の科学」(「6年の科学」でも可)て、今じゃ「PUNKY TOWN」という雑誌名になっちゃってるの? それは無いよ、話が違う。という程の事でもないけど(^^; 何かショック。
今、現実逃避モード時に読んでいるのは、野尻抱介のクレギオンシリーズ。 で、4作目。
あとがきによれば、「今回は宇宙時代のお引っ越しの物語です。これまで宇宙機雷や宇宙海賊とわたり合ってきた奇跡の零細企業ミリガン運送が、ふとした縁でとある家庭のお引っ越しを請け合います。これは十六歳の見習い社員メイにとって、初めて全責任を負う仕事になりました。引っ越し先はロボットアニメでおなじみの、巨大なスペースコロニー……」というお話。
このシリーズは、魅力的なキャラクター三人組にばかりについ目が行くが、地に足の着いたSF(という言い方は、SFでは誉め言葉にならないのかな?)としての面白さを感じさせてくれるお買い得な作品。
しかし、またなぜ突然、ここで取り上げたかというと、実は今日、実家から掛かってきた電話のためだったりする。
今年の夏、家を建て替えする、のだそうだ。
老朽化が進んでいたこともあり、その内にとは聞いていたのだが、さすがに今年とは思わなかったので、正直驚く。私は野尻氏とは違い、転校というものをしたことがない。物心付いた頃から、高校生の時までずっと同じ家、同じ部屋で過ごしてきたので、それが無くなるというのは、流石に感傷的な思いがよぎる。まぁ、今は今で、過去の遺物が積み重なって(笑)ほとんど足の踏み場、しかない部屋になってしまっているのだけど。
「サリバン家のお引っ越し」では、引っ越す家族の夫人の希望が、丹誠込めた大きな花壇を惑星からコロニーまでそのまま運ぶこと、であり、その困難さが初仕事のメイを窮地に追いやるのだが(^^;、そう言う気持ちは分からなくはない。
そういや、実家の庭の草木、あれらはどうなるんだろう?
昨日今日買ったもの。
CDS藤崎詩織「もう一度キスしよう」、CT機動戦艦ナデシコ2。堤抄子「聖戦記エルナサーガ」10巻、紫堂恭子「辺境警備」6巻、あさりよしとお「まんがサイエンスY」、陽気婢「えっちーず3」、OKAMA「めぐりくるはる」、野尻抱介「サリバンのお引っ越し」「タリファの子守歌」「アフナスの貴石」。…まぁ、こんなもんだったかな。
久々の衝動買い(「表紙買い」とも言う)の「めぐりくるはる」が、興味深い絵でHITかと。内容的には、エヴァとシンクロ率が高いというか、完成度はまだまだなんですけど。今後の作品、要チェックかも。
だからって言って某雑誌を買うかっていうと…
休日の昼食時にしか読まなかったんで、今日ようやく読み終わった。以下、ネタバレ的かも。
極めて力技な設定に賛否両論らしい「ループ」だが、鈴木光司といえば、デビュー作の「楽園」からして、強引な話だったので別に驚くには当たらない。遠く離れたものを強引に?結びつけるのに快感を覚える人なんだ、きっと。
その強引な結びつけ方が、上手くいくと「リング」になり、そうでないと……というだけなんだと思う。「リング」だって、「上手い」作品ではないと思うが、ただ、あれは本当に恐かった。しかし、前とおなじことをやらない、というのは心意気なのだろうけど、ホラーとしての面白さは巻を追う毎に低下、「ループ」は少なくともホラーとしての面白さは全然ない(かといってSFかというと…)
勿論、ジャンルが何だろうと別に良いのだが、「作品自体の面白さはどこにある?」という我孫子武丸の評価が的を得ているような。「フェッセンデンの宇宙」自体は、
もともと割と好きな考え方だけに勿体ない、という感じ。
馬鹿馬鹿、俺の馬鹿。 …時間が変わっていたのに気付かず、初めの部分録り損なってしまった(T T)
まぁ、残り部分だけでも内容と作品の「肌触り」は大体分かりましたが。ちなみに、 ざらざらしている、というのがこの映画の極めて特異な点です。でこぼこの車体のフォルクスワーゲンとか。
出来としては、余りにもカルトムーヴィー(笑)、というのが、長所でも短所でもあるような。いやぁ、「キングダム」って、エンターテイメントに脱皮していたんですね。ラース・フォン・トリアーの全体像を掴むには(封切り時に前売りを買っていたのに、忙しくて行けなかった)「ヨーロッパ」を何とか探し出して観るべきだな、やっぱり。まずは、これまた奇妙な作品みたいな「エピデミック」を観るのが先だけど。
歳を取ってくると段々、「カルト映画」ぽいのは面倒くさくなる、というのは、善し悪しはともかく、真実ではある。
う〜む、まさかサーバーの割り当て量を超えているとは… それにしても間が悪いというか。
今日は、この忙しいのに!大阪まで研修。朝、駅で切符を買おうとして、財布にお金が殆どない(=片道分しかない)のに気付く。研修の会場でたまたま同期の奴に会えたから良いようなものの、そうでなかったら帰りの交通費、どうするつもりだったんだ。
彼(名古屋で働いている)を道頓堀のラーメン屋と蛸焼き屋に案内して(上司に、大阪行くなら
絶対食べて来いと命令されたらしい)から帰り、一行目の真実に辿り着いたという…
昨日の続き。
同会場で続いて行われる「ダイナギガ」イベントに、非常に後ろ髪を引かれつつも、会場を後にして向かったのが、某中古マンガ屋さん。しばらく店内を彷徨ったのだが、目的のわかつきめぐみ補完計画(後4冊)は1冊も達成出来ず、残念。その代わり、外園昌也のあの!デビュー作「鏡四郎!鏡四郎!」が入手出来たのには、驚いた。
外薗昌也といえば、今では「犬神」だが、かつては「ラグナ戦記」等のファンタジー世界の話で(マイナーでは)メジャーな人だった。しかし、デビューが少年チャンピオンでのギャグマンガ、というところになると殆ど誰もが忘却の彼方のような。私も少年チャンピオンで読んでいたにも関わらず(中学生の頃だが)、「ラグナ通信」での巻末のとり・みきの解説を読んで、初めて気が付いたくらい(^^;
感想。懐かしいです。いや、内容自体は全然覚えていないのだが、かつてこういうジャンルの作品が少年マンガにはあったのだと。
それにしても、先の解説でとり・みきも書いているけど、この「鏡四郎!鏡四郎!」に、数年後、ジャンプでブレイクしたえんどコイチの「アノアノとんがらし」、そしてあの不出世の傑作!とり・みき「るんるんカンパニー」が載っていた当時の少年チャンピオンは、思えば凄い雑誌だった。
と昔話は終わりにして(笑)、他に買ったのは外薗昌也「エンブリオン」1〜3巻、とり・みき「クルクルくりん」5巻(火浦功解説付きの再刊版)、川原由美子「あなたに逢いたい」1,2巻というところ。
表紙の言葉に、にやっ。と思われた皆様。今回のパジャマ?はもう反則ですよね! という興奮醒めやらぬまま(笑)とりあえず本日分の更新。
今日は「R TLS」の大阪公録ということで、大阪にいる私。どうせ大阪まで行くなら買い物も、というわけで、最初に日本橋で増設用HDDを買って、イベントに参加した後、某中古マンガ屋さんでのチェックと、気が付くとどっちが主なんだかというスケジュール。いやいや、今日は某友人洗脳補完計画(笑)が主だということを忘れてはいけない(^^;
で、そのイベントですが、なるほどこういう会場だったんですか。今回は何故か何となく、かぶりつきの位置を確保してしまったので、手すりに寄っ掛かったまま、カクテル片手に開演を待つ。
…今回はもう、お二人の タキシード風ウサギパジャマ姿に尽きるかと。こればっかりは聴いても分かりません(笑) 特に、最後に二人で「恋のシミュレーション」を歌った時に、大きなウサ手(「鍋つかみじゃないよ」by
春菜)を振り回しながら、ぴょんぴょん飛び跳ねていた志穂さんが(^^)
ちなみに、肝心な洗脳補完計画の方ですが、某友人は、初めて見た池澤春菜嬢の方に、よりimpactを受けてしまったようです。
いや、もう3月なんですね。といっても2月後半分、昨日書いたばかり。
ようやく全てのエンディング(といっても4つだけど)に辿り着きました>「マリア ─君たちが生まれた理由─」。
もう2度と慈愛堂病院の廊下を行き来することもないでしょう(^^; 結論としては良い話だったと思います。結構、感動的だったのではと。
最近表紙を見て頂いている方にはお分かりの通り、先週から、突然わかつきめぐみ月間に入っていたりします。というわけで、わかつきめぐみ作品についても一回書いておきたいとは思っているのですが、タイミングが。そ、その内に、きっと。
でも、今月は超多忙だったりする…
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