空の蒼さを 見つめていると
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21th Century 週記 Art Cinema Comics Novel Word 小野不由美
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今月 ご指摘・ご感想など → ひとこと
ある人の日記に、「身に付いていない(笑)・(爆)や(^^;;の乱発は見苦しい」との文章があったので、思わず我が身を振り返る(笑)
いきなり使っとるやん(^^;; あ、又だ。いや、私も濫用し過ぎだとは思っているんですが。でも、この日記は「日常生活をいかにとほほな面から紹介するか」というのがポリシーなので(本当?)、どうしても多用してしまってはいる。
一方、これら顔文字はある種、メタ的な修飾語というか、『とほほな自分』を外から見ている私がここに居るという「しるし」、ということで、良く言えば、批評的冷静さ、悪く言えば自分に対する無責任さ、極めてオタッキーな思考のあり方が根底にある。つまり、今時のネット文化自体に対する問題も孕んでいる。
と、そうやって問題を突き詰めていくことは、私(少なくとも、平日の夜の)には手に余ることなんで、問題としては一応、認識していることだけ、理解して頂ければ。
ちなみに。
私の場合、(^^;は「とほほ」、(^^;;;は「とほほほ」で辞書登録して有りますので、これらの顔文字が使われている場合、「とほほ」と発音しながら、読んで頂くとよりこの日記がとほほなものに思えること請け合い。
街に「ぴよこさち」回収に。一緒に「トゥルー・ラブストーリー みさきの部屋へおいでよVol.1」も購入。TLSのCD、実は前シリーズ買ってないけど。とりあえず志穂さんの歌を優先。でも、西村さんとの初のデュエット曲「夢への歴史」は、とりたてて…というレベルだったかも。あ、何となく恐くて? さっちゃんのCDはまだ聴いてません(汗
本屋では現実逃避用に田中芳樹を補給(「ウエディング・ドレスに紅いバラ」)と久美沙織「小説を書きたがる人々」。Comicsでは木尾士目「陽炎日記」、麻宮騎亜「遊撃宇宙戦艦ナデシコ」3巻、みず谷なおき「バーバリアンズ」2巻、園田健一「砲神エグザクソン」1巻、紫堂恭子「オリスルートの銀の小枝」1巻、花見沢Q太郎「HoneyBlue」。
とりあえず、「バーバリアンズ」、みず谷なおき、復活。という感じで一安心。「人類ネコ科」第1回連載時からの読者としては、その安否?が気になるところなんで。
というわけで、いつもよりも早起きして向かった市内某体育館で、予定通り、ストレート負け。
寮に戻って皆で残念会?をだらだらと開き、その後、3時くらいに、割引券があるサウナにそのまま皆で行って、塩サウナやラドン風呂だかに入った後、おばちゃんの強力なマッサージを受け(石のような背中と言われた)、終わると、休憩室で新谷かおる「ふたり鷹」などを延々と(全体の半分くらい)読んでいて、はっと気付くと10時という、非常に健康的なんだか、単に堕落なんだか、よく分からない一日を送っていました。…たまには、こういう生活も良いかな。
そんなこんなで、他のことは特に書くこともないです。
あ、「ふたり鷹」、読んだの、サンデーの連載時以来なんで懐かしかったです。
なるほど、「クレオパトラD.C.」のクレオに対しての既視感というのは、この作品のパティの印象からだったのね。あと、沢渡のかーさんというのは、吉田戦車作品での、みっちゃんのママがそうであるように、新谷かおる作品での最強の母キャラだと改めて思った。
同期の女の子が結婚退職するというので、若手(一応、私も入るらしい)で、送別会など。
…ああっ、上司のいない飲み会がこんなにも楽しいものだったとは(^^;; 「普通の生活」というものを忘れていたような気がする。
ところで、去年のこの辺の日記と同じように、またしても楽しくない行事のため、明日は早起きしなくては、というわけで、今日はこの辺で、お休みなさい。
ええと、現実逃避用のものを少々買ってと。ただし、読む暇はないので、記述はまた今度と。
某MLの関係で頂いた京都な某Paper集という感涙ものなアイテムも、週末まで読むのはお預けと。そんなわけで、平日の日記というのは、やはり無理が有り過ぎ。
では、何故こうやって書いているかというと、はいっ、明日こそは「エル・スール」!
BS11で20:00〜
#それだけが言いたかったらしい。
(追記)参院選告知関連の特集ニュースのため、放送されませんでした(T
T)>「エル・スール」 このせいで、投票意志が若干一名分低下したことを思い知るがよいです、NHK。
買い物の往復のバスで(笑)、聴き直す。そうか、こうやって聴けば、もっと早く消化出来るんだ。
改めて聴くと、本編も、割と良い感じ。これだけ多いキャラクターをセリフのみで描き分けているのは、評価すべきかと。話が進まないからという気もしますが。音楽(中世ファンタジー系?)の使い方も適切だと思うし。全体として好感を持ったCD。大したことはしてないけど、やろうとしていることは達成出来ているかと。
買ってきた物から。
何か演出といい、キャラといい、1作目と違いません? 別の作品みたい。でも、出来が違うかというと…
いきなり出てきたキャラクターがいきなり大袈裟な演技で死んでいくという、アニメの伝統芸を見ることが出来ます(笑) あと、この2を見ていて思ったこと。ルージュのキャラクター説明はこれ>「座ったままで移動する癖がある」。…この作品、それ位しか言うこと無いです。背景美術は相変わらず美しいですけどね。
ますむら・ひろしとの比較で。予想されたこととはいえ、差が有り過ぎ。ジョバンニのカンパネルラへの憧れだけしか捉えられていない。恐らく、「銀河鉄道の夜」は、この人のような少女マンガの方法論=キャラクターの表情にモノローグでは、表現することは出来ないのだ、というと厳し過ぎか。内面を外から描くことではなく、風景として外に向かって描く。それが宮沢賢治的なのでは。
他に「天使になりたい」1&2とか有るけれど、それはまたいつか。
#そういえば、アニマムンディて世界(mundy?)の魂(anima)とでもいう意味だよね。そういう詮索をしてみるのが全く似合わない作品なんだけどさ。
何か急に気になって、日記の過去分を修正していました。わざわざ戻って確認するほどのことはしてないですが。読み返して見ると、一年半の間に結構書き方というか、内容が変わってきてますね。単に濃くなっているという気もしますが。
#ちなみに、あの「欠番」月は、ずっとあのままの予定です(笑)
で、書いている間に、某試合が始まり、終わってしまったようです。…ビッチ、…ビッチ、ビッチと選手名が「チチチのチ」なのが気になってしようがなかったのは私だけ? あ、でもそういえば、山口、川口、て日本にもいたじゃん。
この日記って二つの試合のあいだ分、飛んでいるわけね。
とりあえず、サッカーも始まったんで仕事を始めないといけないんで、CDの話のみ。
い、いきなり惨劇から? あううっ(涙) 夜聴いたら寝られないのは確か。
もともと、「悪夢の棲む家」自体、原作の中でも賛否両論的な作品(私は好きですが)なのだが、このCDは輪を掛けて賛否両論な脚本になってしまっている… 一つは、広田の1人称で始まること。もう一つは、シリーズ最大の大ネタをこういう形で使ってしまっていること。
ううむ、原作を読んでない人には言いようがないんですが、私としては、この4は作る必要がなかったのではという気が。間違っても原作の全部を読むこと無しに、この4を聴いてはいけません。4の出来自体としては、一応納得するエンディングは用意されてますが。
OPとEDの歌が良い感じです。これGameにも使われているんでしょうか。例によってGameの方はやっていないんで分からない私。で、内容ですが、日記を書きながら、聴いていたら、いつの間にやら終わっていた(笑) でも、おまけトラックの、登場キャラ一人一人の「心の叫び」は、ルルルのルルーを初めとして?傑作ぞろい。
あ、志穂さんはアリエルという、割と重要な役を演じています。え? 超恥ずかしい役?
何か普通のことも書きたいんですけどね。今回はこれくらいで。そうだ、12日の日記書いてないけど、いいのか。
12日といえば、お祝いのメッセージを下さった方々(と言うほど沢山いないけど)、有り難うございました。
今日は、現実逃避行(笑)
というわけで、新幹線に乗りこむ前、本屋で、ますむら・ひろし「イーハトーブ乱入記」(ちくま新書)という本を発見。
…ぺらぺら捲ってみる。えっ、ハレルヤではなくてハルレヤ? いかん、今までちゃんと読んでなかったのか。思わず、文庫版のますむら・ひろし「銀河鉄道の夜」と一緒に買い込むと、車中で一気に読んでしまう。
正直なところ、今までますむら・ひろしは今一つ好きになれなかったのだが、実はその原因というのが、この「銀河鉄道の夜」のコミックスだった。昔ながらの(初期形と最終形が混じっている)原作を読んでいた者にとって、最終形を平板に映像化した1983年版には失望の方が強かったのだ。
しかし、今回読んだ、初期形を基に再び書かれた1985年版は、最初に読んだ時の感動を思い起こさせる素晴らしい出来だった。勿論、そこには三角標に対しての研究を初めとして、宮沢賢治に対しての真摯なアプローチがあったことが、この新書によって良く分かる。ますむら・ひろしが苦手な人にこそ、この本はぜひ薦めたい。
ところで、遊佐未森の「0の丘∞の空」を聴いた時に、天気輪の柱の丘をすぐに思い浮かべてしまったのは私だけ?
後の車中は当然ながら、It's show time!じゃなくて、消化time(CDの)。
何というか、中学校の図書館の片隅から、20年位前のSF選集を掘り出してきて読んだ感じ。古臭い表紙、訳文… 基本的なストーリーは、王道といえなくもないのだが。設定といい、演出といい、セリフといい…
大体、今時「木っ端微塵」「おだぶつ」なんて、死語の世界(笑)なセリフを使う?
志穂さん演じるところのべスタは、増葉みあ以来の基本線(他は、大黒とかね)という感じのキャラクターで、その喋り方は非常に魅力的なんですどね。とか思いながら聴いていると、トラック06……子安武人、全開(爆) ひょっとして、これとの比較のため、わざと本編を古臭く作った…ということはないよな、やっぱり。
相変わらず、というか今まで以上に、某「六畳劇場」のすずねちゃんのような心境に陥っている今日この頃。
そんな状況下、明日はThirtyな誕生日を迎えてしまう私。明日の夜は、会社で前期の祝賀会とやらがあるのだが、 どうやらそこで(誕生日ということで、ついでに)何か一言、喋らされるらしい。いっそ、そこで バンと言ってやろうかしら(^^;;; …それが言えるくらいなら、もう言ってるって。
大体、その祝賀会さえ無ければ、明日は休みを取って、渋谷の街角にGo!(笑)の筈だったのに!
でも、いい加減嫌気がさしているので、去年に引き続き、土日は実家へ現実逃避モードの計画中。
誕生日については、明日書く余裕があれば少し書いてみるかも。とにかく、20歳越えてから、誕生日が幸せだった記憶ないです…
今日は清掃業者が入る日、ということで、早く追い出される。
本屋で現実逃避用に、田中芳樹「銀河英雄伝説」文庫版10巻、「カルパチア奇想曲」、北村薫「覆面作家の愛の歌」(文庫版)、ようやく発見出来た平野耕太「大同人物語」1巻と伊藤明弘「ジオブリーダーズ」4巻、六道紳士「エクセル・サーガ」1、2巻を買って帰る。
「ジオブリ」は誕生日のせめてもの楽しみにとっておくことにしよう。で「大同人…」 えっ?何か凄く正攻法なんですけど。こういうのを見ると、秘かに?注目してきたのは間違ってなかったと思う一方、いつもの「ぎゃふん」な作品の単行本も出ないかと思ってしまう私。
はぁ。こうやってまた一つ歳を取ってゆく。でも、仕事の状況は全く変わらない…
ここ2日、映画のことしか書けなかったので、それ以外のことなど。
3日間でいきなり200通を越えた某ML、金曜の夜に2時間掛けて読んだ結果は…何故か
「かさかさ」(別名「たろうちゃん」)な話題の爆発。しかも、「恐い話」ばかり……
昨日はジオブリ4巻を買いにいったものの、見付からず、紫堂恭子「癒やしの葉」2巻、榛野なな恵「Papa told me」20巻、新谷かおる「SONIC DESERTER」を買い、メイトで「みつめてナイト ヴォーカライズ」「トリフェルズ魔法学園物語〜エーベル騎士団篇〜」
「悪霊狩り〜ゴーストハント CDシネマ4 悪夢の棲む家」といった、新幹線でも乗らないと溜まる一方なCDと、
そらそらなCDSを買って帰る。
アンが、どころか誰が誰やら、…てGameやってないんだから当たり前か。やってみたい気はそれなりにあるのだが… う゛ーむ、時間が。しかし、やらないまま聴くと、何か非常に罪悪感を起こすCDなんですけど。
相変わらず、好調というか、読んでいて楽しいです。最近の私には珍しい、買ってきて、すぐ読んでしまう作品。
夜はトム・クルーズが吸血鬼の映画をやっているなと思いながら、某吸血鬼のマンガの続編をぼーっと読んでいたらしい。
で、今日は、仕事モードな一日でした。というか、です(進行形(T
T))。
というわけで、予告通り?、BSチェックatテレパル。
といっても今回分には特筆すべきものは無いです。注目すべきなのは6/20以降だ!
6/29、30の岡本喜八「独立愚連隊」「独立愚連隊西へ」も、あの「いーりゃんさんすー」なテーマ曲?を口ずさみたくなるほどの快挙なのだが、ここは何と言っても6/22からの子供映画特集。いきなり6/22がA.ホランド「秘密の花園」 公開当時の感想はこんな感じということで。良かったです。6/24もA.ホランド作品(「僕が愛したふたつの国/ヨーロッパ ヨーロッパ」)なんで要注目かと。
しかし、今回最大の収穫は、6/25のビクトル・エリセ「エル・スール」!
今まで何百という映画を観てきて、
そしてこれからまたどれだけ観れるのかは分からないけど、この映画が、自分にとって最も大切な映画の一つであることだけは
いつまでも変わらない、と思う。最初から最後までの全ての場面が好きな映画。
少なくともこの映画を観なかったら、学生時代にスペイン語を少し勉強することも(結局、実を結ばなかったけど(^^;)
、あげくの果てに、スペイン国内を1ヶ月間うろうろ旅行することもなかっただろうし、映画というものを信じることも
なかったような気もするし、色々な意味で大きな影響を受けたという気が。映画自体は、本当に、
控えめで謙虚な映画なのだけれど。
マドリードで劇中の映画館を探し回った後(その時には既に取り壊されていたらしい)、原作の小説を探し、「El Sur」という本を見付けた時の感動は今も覚えている。今も本は手元にあるのだが、
実は結局、最初の3Pしか読んでいなかったりするのが悲しい…
驚愕すべき世紀の傑作というようなものとは少し違いますが、BSが受信可能な人なら、
ぜひ観て欲しいです。10年に一度の映画(前作「ミツバチのささやき」以来10年振りの作品だった)というのが頷ける、
静かだけれど忘れられない作品ですので。
今週も…な一週間でした。とブルーな話ばかり書いていてもしょうがないので、明るい話題?を少し。
昨日の夕刊に何とラース・フォン・トリアー の「キングダム」(公開名は「キングダムU」)の前売り発売開始の広告が。
公開は8/8〜、場所はシネ・ヌーヴォ梅田、らしい。この作品は凄いです。見て貰わないことにはどう凄いのかは説明し難いのですが、まぁ、とんでもなく凄い(笑)
その中でも、一番とんでもない、「第2章」のあの衝撃的な「何じゃこりゃぁ!!」エンディングには、続章が存在していたのか… 余りに凄いエンディングなんで、あれでお終いなのかと思っていた(笑)
そうか、第3章と第4章、ということは物語は完結するわけね。
これは 何としても行かねば。ちなみに第1章(132分)と第2章(147分)はレンタルで観た後、日本橋の中古ビデオ屋で発見して6800円で狂喜して買ってきたというのに、その後、まだ封を切ってない私。
とりあえず、見終わってから、テーマ曲の、「one,two,three,four,Kingdom」という、重苦しい男性コーラスが耳から離れなくなることだけは保証します。そんなの別に嬉しくないってば。
この夏、変な映画(笑)をとことん観たいという人には絶対のお薦め! その前にリバイバル上映される「キングダム」(第1章と第2章)を観ておかないといけないのが大変ですけど (両方で5000円、時間は延べ600分) 夏休み使わないと見れないかなぁ。
今日、テレパルを眺めていたら、ここでもおおっ!というラインナップを発見して、狂喜乱舞している私なのだが、それについては、また明日。
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