空の蒼さを 見つめていると
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21th Century 週記 Art Cinema Comics Novel Word 小野不由美
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今月 ご指摘・ご感想など → ひとこと
ある日〜、猫を〜♪
久々に地元局で志穂さんのラジオを聴いた土曜の夜。…川菜さんも、がっつん系? SRというより、R-TLS的なハイテンション。
さて今日は、大阪まで往復。
帰りの電車で、読了。
ホラー、かどうかはともかく、かなり面白かったかと。確かに、あの事件が起きてしまうと、余りの類似性に愕然としてしまう
ところが多い。
こちらは毒では無いのだけど。う〜ん、生保も大変なのね、とかしみじみ思ってしまったのは私だけ?
ところで、作中の某大学では、新入生に対してバウムテスト(樹を描かせて、心理を判断するもの)が
実施されているらしい。私(多分、某大学出身者(笑))はそんなもの、描いたこと無いんですけど。…過去に実施されたことが有るのだろうか。絶対、しそうにないけどなぁ。
庵野/摩砂雪による「ガメラ3」のメイキング・ビデオとやらを、駅前のローソンのロッピーで予約してから、帰宅。
押井守についての番組。聞き手は竹中直人。押井監督の話はいつも通りという気もするが、実写とCGの合成によるテスト作品「パトレイバー実写版」と、「人狼」のフィルムの一部が観られたのが収穫。でも、「G.R.M.」については、具体的な話or映像に会えず(T T) …制作がちゃんと進んでいることを心から祈るばかり。
一応、最初の15分だけはビデオを再生してみた。余りにも前と同じだけど、今時、そんなんで良いのか? でも、リアルな90年代にロボコンが登場、というのも無理が有り過ぎか。とりあえず、ロビン(ロビーナ)ちゃんも見たし、もう見なくて良いかも。
今日は何故かCDを聴いてばかりいたような。
ヴァンゲリスといえば、勿論ギリシア人、というわけで、エル・グレコについてのアルバムといえば、かなり気合いの入った作品だと思ったのだが。聴いてみると「イグナチオ」(邦名は「奇跡のランナー」かな?)みたいな音の作りで始まって… う〜ん、何だか今ひとつ。90年台に入ってからの彼の作品で良かったものって一つも無い気が。(T T)
世間の評判通り、何も残らない曲の数々。それが分かっていても志穂さんの歌がある以上、買ってしまう自分が悲しい。
昨日、いつもの時間にWOW WOWを付けると、音楽系番組だった。「カウボーイ・ビバップ」が始まるまで、何とはなしに見ていて、流れていたプロモビデオの曲に揺さぶられるものが。
で、今日は、その女の子のCDをチェックしなきゃとCD屋に。…林檎という名しか覚えていなかったため、探すのが非常に危ぶまれたが、新作の棚で難なく発見。
椎名林檎という名前らしい。ついでに、STAR BOXのUNICORNとDCT「朝がまた来る」も何故か一緒に購入し、帰って早速聴いてみる。ブルージーな感じというか。結構、好きかも。本人も、変わったキャラクターみたい。2/24発売の「無罪モラトリアム」を聴いてみるのが楽しみ。 …どうでもいいけど、新宿系て何?
ところで、椎名林檎を聴きながら、最近爆発したナイアガラなMLの未読分を処理していたら、今、売られている「EACH TIME」の「レイクサイド ストーリー」には最後のジャジャジャジャジャジャジャーンが無い、という話が。何でも発売されている「レイク…」には実は4バージョンも有って、CD版で、あれが入っているのは、最初に発売された素の?「EACH
TIME」だけなのだと言う。
慌てて、手元のCD選書版を聴き直す。…本当だ。フェイドアウトで終わっている(T
T)。「SNOW TME」の「レイク…」がフェイドアウト(こちらはもっと短い)というのは気付いていたのだが。う〜む、あれを聴き直すためには、最初の奴を中古屋で探すしかないのか… 聴くだけなら、実家でレコードから落としたTapeを探す方が手っ取り早いかも。仕方ないので、「CM Special」の「Cider'83」を聴いてみたり。
何だか長くなったので、それ以外に買った物は名前のみ。CD「O.S.T.1 COWBOY BEBOP」。本「愛と欲望のファンクラブ」、「攻殻機動隊研究序説」。Comics竹本泉「てきぱきワーキン・ラブ」1,2巻、椎名高志「GS美神極楽大作戦」34巻、為我井徹/相楽直哉「KaNa」。
そういえば、明日の朝から、あの「ロボコン」(リメイク版)が始まるらしい。…とりあえず、1回目は録っておこうかな。
一言で言うと「猫国の北国の帝王」。
…誰も分からないって。何というか、映画としてはイマイチなのだが、そこかしこでジョン・ウー魂が炸裂しているのを見るのは楽しい。
それにしても、両手撃ちはやっぱり基本でしょ、とか、気が付くと私も、ジョン・ウー/伊藤明弘的な様式美にすっかり洗脳されているな。
で、メール書いたりしていると「ビバップ」で、更新する時間も失って寝てしまったのだった。
もう、月末ですか。何も出来ないまま、という感じですけど。
今週も(別の人の)送別会に出て、またセガカラで歌って…先週と全く同じやんか。
もしかしたら、その合間に大切なことを思い付いたり、考えたりしているのかもしれないのだけど、目覚める前の夢のように、気が付けば何も残っていない、そんな一週間。いや、まだ明日は仕事が有ったんだ。しかも、月末。…とりあえず、もう寝よう。
昨日、部屋の掃除をしていたら、買ったまま、すっかり忘れていた鶴田謙二「方舟ノ彼女」を発見する。
せっかくなので、カラー・モノクロ共にカレンダーとして使用するために壁に貼ってみる。
…考えてみれば、部屋に「裸婦」のイラストを貼るというのは、初めての体験(笑)なので(昔、何故かレンブラント「ダナエ」のポスター、←ふくよかなオバサンのヌード?と思ってもらえば大体間違いない、を貼っていたことは有るけど)、何というか割とドキドキ。
いや、鶴田謙二のイラストだから、別にいやらしいというわけでは全然なくて、というと実は少し
嘘で、ほとんどアートなんだけど、やっぱり、かなり煩悩的だったりするのが、鶴田謙二の絵の
良さ?なのだった。そんなわけで、カレンダーの「彼女」も、アートと言い切るには、ちょっとなぁ。
まぁ、煩悩こそがアートだというような画家もいるから、更にややこしいのだけど、少なくとも、
鶴田謙二の場合、煩悩とアートは単に両立しているだけだと思う。
ともあれ、今のところ、今年はこのまま「方舟ノ彼女」を貼り替えていこうかと思っている。
TVとか見てても、ふと目が行ってしまうのがやや難点な気がするけど。
祝!2000突破(笑) というわけで、某MLの未読分が2000通を越えました。いやぁ、これは流石にまずいという気が。というか、最新の情報を読むというML本来の意味を全くなしてないのは確か。そんなわけで、思い切って、今日はせっせと読んだです。……………………………。その結果、とりあえず、未読は1500通まで減りました(笑) う〜む、それでも道のりは遠い。今はまだ11/15ぐらいから未読だものなぁ。
あとは、ひたすら部屋の掃除。何とか、床が見えるようになって、TVの上からCDの山が消えて(テーブルの上に移動しただけという話もある)、ようやく、少しは見れるようになったかなと。
でも、その二つだけで、休日を使い果たしてしまっている私って…
あ、れいんの感想ですが、月並みですが「なるほど。」 と、まぁそんな感じかと。
唐突に、必要に迫られて?過去のCDなどを聴いていたりして。気が付くとこの時間。
そんなわけなので、とりあえず、今日は買ってきた物だけ。
本屋。ジャック・フィニィ「フロム・タイム・トゥ・タイム 時の旅人」、明石散人「謎ジパング」、森鴎外「ファウスト 森鴎外全集U」。「かまいたちの夜 特別篇 公式ファンブック改訂版」。…全体に割と謎。CD屋。VANGELIS「EL GRECO」。
というわけで、これから、いよいよ、れいん最終回を見ようかと。
ようやく金曜日の夜。割と早く出られたので、メイトに寄ってから帰る。
で、店を出た時、両手に持っていたもの。「lain」最終巻のlif:05。鬼頭莫宏「なるたる」2巻。黒崎さんの古式さんのアルバム「乙女想夢」。あぁ、ひたすら幸せ。どれから開封しようかと悩んでしまう位。
対象の「しあわせのかたち」が非常に偏っている
ような気がしないでもないけど。
最高! と言うほどではないのだけど、非常に楽しい作品。突然、白黒になってしまった世界に色を取り戻す、という、言ってしまえばただそれだけのストーリーなのだが、初期の藤原カムイを思い出させる、凝った仕掛け(「その時点で使える色」が全ページの下に表示されている、とか)とお約束なギャグ。この感じって、すごく懐かしい。
昔の彼の作品、「チョコレート・パニック」とか七福神の戦隊物(タイトル忘れた)
とかが好きだった人は、久々に買って損はないかと。
でも、今改めて値段を見たら、さすがに1800円なのか。
目標達成。
昨日、久々に志穂さんの新曲が発売になったというのに?更新出来なかったのは、後輩の送別会に出ていたからなのだが、その手の会の2次会は、大抵、セガカラが有る某スナック。
というわけで、再び、今井美樹「PRIDE」を歌ってみる。結果は、904点。勝ったな(笑) この曲は、もう見切った。さて、次の目標は、他にも900点を取れる曲を探すこと。
その後、更に場所を変え、1時前まで飲んでいたのだが、いわゆるスナックみたいなとこで、お姉さん(といっても、最近じゃ随分年下だ)と話を合わせながら飲むということに、金と時間を使う意義を全然感じられない、というのは、やはり私には社会的な適応性が欠けているということなのだろうか。
それが楽しいとは余り思えないのは、一つには、酒を飲んで酔っぱらっているより、頭がクリアに澄み切っている方が、個人的には「気持ち良い」と思っていることも有るけれど。
ちなみに昨日は変な人に当たってしまい(笑)、何故か、魚の捌き方について1時間半近くも聞かされた。
魚を活き作りにする時のコツ。目を布巾で隠したままで、ざっくりやること。魚には痛覚が無いので、目で見ていなければ、頭以外は骨だけになっても、10秒くらいは、そのまま泳ごうとするのだそうな。
勉強になりました。…て、お金を払ってまで、聞くようなことかい(^^;
帰ってから、志穂さんのSCDをぼーっと、30分くらい聴いていたが、きりがないので寝る。
あぁ、驚いた(^^;;<012345アクセス自爆
さて、最近は、死ぬほど忙しい、というわけでもないのだが、その代わり、胃の痛いことがいつまで経ってもなくならない、という感じで、精神的には余りよろしくない状態です。そんなわけで、良い胃薬をご存じの方がいらっしゃいましたら、ぜひ教えて下さい。
いや、今まで胃薬って、実はほとんど飲んだことないんで全然知らないんです。この際、
一回、試してみようかなぁと(半分、真剣)
このところ、書こうと思っていて、書く時には忘れていたこと。
最近の「事件」というか、ネットに対するマスコミ報道を見ていると、どうしても冬目景「ZERO」を思い出してしまう。
勿論、最近の「事件」と、「ZERO」のストーリーの共通点というのは、知らない人からネットで薬物を入手して使う、という点だけであり、それ以上の何かを読みとろうとするのは、どちらにとっても恐らくは意味のないことなのだろう。
ただ… まるで、他人との切り離されてしまった関係性を、「罰せられる」という形で復活させるためだけに、かつての共同体=学校の人間全員を殺すという行動に出たかのようにも見える「ZERO」の少女の、そのひどく逆説的なコミュニケーションへの憧れと、自殺の手段という情報を題材にコミュニケーションが成立するという、その有様が、どこか似ているような気もして…
こう書いてみても何だかやはりよく分からないのだが、あのボード(のコピーだけど、見たのは)とかの、
ある種の真面目さというか、悲痛さと、「ZERO」の悲痛さが重なって思えるというか…
う〜ん、うまく言えない。
実家に帰ってもネットに繋がっている計画(笑)、実行。と言っても、要はモデムカードを買いに行っただけだが。で、ノートで繋いでみるまではさくっと進む。が、実家でも更新続ける計画まで、ついでに実行しよう、と思った辺りから、雲行きが怪しく… 大体、次の通り。
デスクトップ機と同じ環境を揃えるべく、up load用ソフトを入れる。シェアウェアだったのを思い出すが、 解除のための暗証番号はどこかに行っており、もう一度、送金することにする。ニフティマネージャーを久々に 立ち上げようとすると、いつか間違えて中のキャビネットを消去したのが悪かったのか、繋がらない。仕方ないので、 ネットから繋ごうとする。が、暗証番号が何だったのか全く思い出せない。…部屋の掃除が30分続く。奇跡的に番号が 出てくる。再びネットから繋ごうとする。住所変更をニフティのアクセスポイントから出して欲しいと拒否される。 ニフティマネージャーをモデム付属の奴に入れ直す。それで住所変更をする。シェアウェアの送金をする。 解除の暗証番号を受け取り、ノートの方のソフトの鍵を解除して、完了。
…大したことは何もしていないのだが、なぜこんなに回り道を、という感じ。
というわけで、一年近く利用していなかった(ネットから繋ごうにも暗証番号が分からなくなっていたので)、Niftyに久々に入ってみたりして。といっても、菊池志穂会議室がまだあるのを確認した位なんだけど。面白いところとか、知っている方があったら教えて下さい。
ともあれ、これで実家でも更新が可能に(なった筈)。あとは、モバイルでも更新可能にするという計画だな。 その前にモバイルな通信機器買えよ。
主人公?榎木津が期待通りの活躍を見せるというサービス、サービスな短編。なのだが、個人的に興味深かったのは、題名にも有る鳴釜という占い。実は私、鳴釜を見たことがあるのだ。
それは、とある中華料理店が身内だけで毎年行っている、何とか言う祭りに、仕事の関係で去年招かれた時のこと。釜が持ってこられ、神主?が登場して、その湯の音を聞いて今年1年の善し悪しを占うという、まさに鳴釜な儀式が目の前で展開されたのだった。勿論、占いそのものは形式化して、祭りの儀式という意味以上のものではなかったようだが、まだ、こういう世界は生きているわけだ。
休日、携帯する文庫本は、ようやく京極ではなく、貴志祐介「黒い家」に。読み易い文章だ。
メイトで、ルミナス関係を回収しようとするが、LDもCDも無く果たせず。代わりに、「COWBOY BEBOP Original Soundtrack2 No Disk」を買い、そういえば発売間近の「スカートのポケット」の予約を入れて帰る。
本屋で、今後の作業にやはり必要かもしれないと思い、重いのを我慢して、今頃になって「ぴあシネマクラブ」をとりあえず洋画編のみ購入。本当は巻末の索引だけあれば充分なんだがとパラパラめくる。
あ、この1998/1999年版からは星マークの表示が無くなっている! ま、誰が付けたのか分からない評価にどれだけの意味があるのかとは思っていたが、この評価は違うと反発する楽しみもなくなったかと思うと残念(←屈折した見方)。と、出てから1年経って気付く方が遅いと言う気もするけど。
…今日も引き続き、後輩の転勤祝いで焼き肉屋(笑) だから、それで何を書けばいいんだ。 今日は、それ以外、一歩も外に出ていなかったりするし。
あぁ、今日は成人の日だったのか。いや、本当にもう10年一昔って奴ですけど。
何か、最近、文章が「日記書いている」(笑)という感じでダメダメですね。
学生時代書いた、映画についての色々なレポートを最近読み直してみると結構面白かったりして、これもどこかに
載せておこうかと思ったりと、後ろ向きな活動はまだ続いていたりして。
(他の人が読んでも面白いかどうかはかなり疑問ですけど。<レポート)
もっと前向きに更新すべきなんでしょうけど。 ていうか、後ろ向きでない更新って、ここ半年近く行った記憶が無かったりする(汗
週末前夜は書くこと無いです。転勤が出た後輩の転勤祝いで飲みに行って帰ってきて、さて何を書けばいいんだ。
ようやく、残っていた失敗エンディングが判明<「かまいたち」ミステリ篇。
何だ、真理を階段の上から突き落としておくのを忘れていたんだ(爆) …そういえば、何か物足りない気はしていたのだが。
結局、雪迷路、大阪、鎌井達合わせ15エンディングと。やれやれ。次の2篇を通してやっている暇は平日には無いので、続きはまた週末。
この後また、「匣」の再読を始めないよう注意しないと。下手したら無限循環しかねない。
最初、読んだ時は、京極堂だけ、現代のパラダイムに基づいた世界認識をしているという、そのアナクロニズム=時代錯誤が鼻に付いた、というのが正直な感想だったのだが、今では慣れてしまったのか、気にならなくなってしまった、のは良いことなのか不明。
ところで、新書版と文庫版の違いですが、至って記憶力の弱い私には、敦子の勤めている雑誌の編集長が中村まこと、という某番組ゆかりの名前だと判明したこと位だったりして…
ようやく、といえば、「ノルウェーから来まーした。ノヨル・カーマイでーす」と言うわけで、PS「かまいたちの夜 特別篇」ようやく開封。
とりあえず、ミステリ篇は終了した。…つもりなのだが、「鎌井達」含めて14エンディングで良かったかな?
サバイバルゲームの章は当時嫌と言うほど見たとかは良く覚えているのだが、エンディング数は自信なし。
やはり記憶力弱いのかも。
ま、あとはぼちぼちと進めようかと。…どうでもいいが、普通、セリフを引用するなら「おはよう、真理」とかだよな(^^;
ふるるるる… 寒いですねぇ。この寒さ、いわゆる、寒冷前線が最前線で大善戦、て感じでしょうか(謎笑)
今年も、1/6になってから初めて年賀状を書いていたりと万事、順調に?遅れている感じ。
#当然、仕事が遅れ出すと同時にHPの更新も順調に遅れだしているのは去年と変わらず。
*唐突だけど、ここから、BGM「雨に歌えば」(笑)*
昨日、もう寝ようかと思いながらTVを付けると、始まるところだった。
ブラッド・ピットの「甘い眼差し」て、この頃のロバート・レッドフォードと似ているかも、などと暫くぼーっと観ていたが、ストップモーションの有名なラストシーンまで観ていると流石に次の日に支障が出るので、ポール・ニューマンが自転車を乗り回す辺りで寝た。…あれ? そういえば、二人が追っ手から逃れるため、崖から川に飛び込むシーンてその前にあったような? ひょっとしてカット?(;_;)
何でそのシーンが気になっていたかというと、それは、この「明日に向かって撃て!」の脚本家(この作品の脚本には8年掛かったという)W.ゴールドマンの「プリンセス・ブライド」という小説に、このシーンが登場するからなのだが、とはいえ、実際はもう少しややこしい。
この小説、東欧の忘れられた作家S.モーゲンスタインの小説のワクワクする場面だけをゴールドマンが(お祖父さんから昔、寝物語として聞いた時のように)抜粋して再構成した『娯楽抜粋版』というメタな構成になっており、各章ごとにゴールドマンの注釈が入っているという念の入れよう。
で、主人公が断崖絶壁の崖から川に向かって飛び込むという場面も有ったりするのだが、ゴールドマンはその注釈で、自分の最も有名な作品「明日に向かって撃て!」の飛び込みシーンは、何とこの「プリンセス・ブライド」のその場面を念頭に書いたのだと説明している。
つまり、『娯楽抜粋版でない「プリンセス・ブライド」』が元々存在したと夢想することこそが、この小説の最大のファンタジー、なのだ。
この作品、日本では早川文庫FTという、いわゆる軟弱な?ファンタジーの文庫から出ているのだが、ラストの「Happy
End」を綺麗に纏めながら、その後、彼らには退屈な「人生」が待っていた筈だと注釈を入れるゴールドマンの、このジャンルに対するほろ苦い眼差しが、実はこの作品の特色だったりする。それだけにファンタジーなんか、と思ってしまうような大人の読者にこそ読んで欲しい、秀作。
ちなみに映画化もされている。
そちらは原作のほろ苦さを思い切り良く、全面的に切り捨ててしまった、原作の更なる「娯楽抜粋版」(笑) しかし、誰にでもお勧め出来る、チャーミングな冒険活劇なので、見て幸せになれる映画をレンタルビデオ店で探している時は迷わず手に取って損はない。
何せ、私が観たのは、映画館でのオールナイトプログラムの一本でしかも上映は明け方の4:30頃からという最悪の時間帯だったのだが、一睡もすることなく最後まで観てしまったという位なので、その楽しさは保証付き。何というか、ハンドメイドな感じなのが、かえって割と良い雰囲気だったりする。
この映画での最も格好良いセリフは、主人公の騎士が、ヒロインのお姫様に向かって言う “As you wish”(仰せのままに)という言葉。
この映画を見て以来、このセリフを言うべき機会があったら絶対使ってやろうと、いつも思っているのだが、それから何年経っても、冒険にもお姫様にも、不思議なことに、なぜか縁が無く、従って、残念ながら“As you wish”と言う機会は、未だ到来していない。
…あれ、何故、「明日に向かって撃て !」からここまで暴走するんだろう(^^;
夕食に粥が出る。一応、七草粥に因んでいるらしい。と、一緒に食べていた後輩がいきなり、セリ、ナズナ…と暗唱しだしたので驚く。
こういうのって普通、言えるものなのか? なかなか七つが揃わなかったが、その場の総力を結集した結果、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロとようやくコンプリート。
確か、スズナがカブ、スズシロが大根で… ところで、ゴギョウって何? 辞書を引いてみると母子草のことらしい。道端に生えると有るところを見ると、あぁ、あれかというような、雑草なんだろうけど。
とある方に、わざわざ買って来て頂いた、謎な「自主制作ラジオ番組」を聴く。
というか、この内容、本当に謎。どうしてどの曲も「鬼嫁」? 世の中には分からないこともまだまだ残されているのだった。
仕事始めということで、大したことはしていないのだが、どっと疲れていたりする。
実は、まだ年賀状を出していない私(汗 でも、返事は出さないと。
これから書かないといけないかと思うと、やや憂鬱。明日にしようか。 という風に、明日も先延ばしそう。
というわけで、戻って来たところ。今年は休みが短かったです。これでも、今日は「冬休み」を使っていたりする。…ああ、もう休みを取れないのか。
さて、そんなわけで4日半ほど、実家にいたわけだが、建て直していたその家は、当然ながら「自分の家」という気はせず。勿論、建て替えたことが間違っていたとかそういう話ではなく、ただ、「自分の育った家のような気がする」家に帰り着くことはもう二度と無くなったのだなということを、今日、現住所に戻るにあたって、この「家」を出てドアを閉めた瞬間に改めて実感したのだった。
何か、昨日パラパラ読み返していたM.ピーク「タイタス・アローン」を思い出す。
帰りの新幹線も基本的には行きと同じ。
毎回、色々やってくれるぜ。…ただ、二作目からの大ネタ振りを今後どうするつもりなのかちょっと気になっていたりして。だってブギーポップって、地域限定の「自動的」な防衛機構なのに。ということは、大ネタの汎世界性と元々関係ない型のヒーロー設定なんじゃ… 三作目だって、こういう関わり型なら、普通「外伝」としか言わないような気が。
で。ぶつかるのは、やはり基本でしょ。
というわけで、先輩とレミィの二人の間で揺れていたのだが(笑)、そこに、彼女がぶつかってきた途端、全てのバランスは崩れて、それでも、「科学対魔術」では魔術を選んだりしていた筈なのだが、気が付くと、やはりお約束なエンディングを見ていた私。
まぁ、泣ける泣けるという話を聴きすぎていたせいか、割とあっさりと、という感じではあったけど<マルチなエンディング。というか、この種のキャラの話が目白押しだった80年代の少年マンガで育ち、あまつさえ自分でそういう話を考えたこともある者としては、思っていたよりシンプルな展開過ぎたかも。途中の「犬さん」とかの下りはすごく良くて、本当に良い娘なんだなとは勿論思ったわけですが。
そんなわけで、途中からやり直すもそのままバッドエンディング。ああっ、先輩との話が、まだ終わっていないというのに。
一応、今後の予定表(笑)。先輩、レミィ、琴音、志保、あかり。
後はもう少しこの世界を知らないと何とも… それより何より、これからやる時間あるのかという。
今晩の予定は「VSイマジネーター」Part2の他は、細野不二彦「I'm ナム」1〜3巻、「BLOW UP!」1、2巻、火浦功「トリガーマン!」と懐かしの作品を読み直す程度。正月は現実逃避で終わっていくのね。
HPも引き続き少しは更新したいが、しかし先輩も気になるし(^^;
(追記)
「………」 あ、それからまた東鳩をやった? それじゃあ、『先輩の話』は終わったんですか?
こくん。 そうですか。良かったですか?
「…………」 悪くはないけど、シナリオとしては類型的? 来栖川先輩、厳しいですね。
今年も大してブレーキが出なかったようで至極残念(笑)>箱根駅伝。
一日、何となくぼーっと過ごす。
昼は、近所の小さな神社に初詣に行って、帰りに住宅地の西の外れから富士山を眺めたり、HPをちょっと(ローカルで)更新してみたり、夜はブギーポップ・リターンズ「VSイマジネーター」Part1を読んでみたり、こんなこともあろうかと思って?実は年末購入して、Let's
noteに入れておいた東鳩を少しだけ始めてみたりと。
今頃何故、と思われる方も多いでしょうが。
いわゆる、神は空にいましめす、全て世はこともなし、という奴?
…ちょっと違うぞ。
勿論、実際は必ずしもそう脳天気なことばかりでは無く、正月なのに、というか正月だから、
色々憂鬱なことも多かったりもする。のだが、そういうのって多分、多かれ少なかれどこにでも
有ることだとは思うし、などと上記行動の最中にも考えたりはしているわけで。…憂鬱なと言っても、
仕事の話じゃないです。それなら正月に考えるまでもないという。
ずっとネットに繋がないでいるのも落ち着かないので、人のVaioを借りてメールチェック。
自分の部屋の片付け。
部屋に積まれた段ボールから本を出して並べる。といっても、多分、半分も出していない段階で置く棚が無くなってしまう。残りは本棚を新たに買ってくるまでどうしようもない。
今回は、大学時代の段ボールも開いたので、色々懐かしい本が出て来る。
火浦功とか、野田秀樹とか、M.ムアコックとかのそれぞれの全文庫本とか。中には、「マヌ法典」とか何で買ったのかさっぱり思い出せない本も有ったりして。「荘子」とか「堤中納言物語」とかなら、その理由も大体想像付くんだけど(押井守と宮崎駿だ、多分)
当時、勇気を出して(笑)買った久美沙織「丘の家のミッキー」10巻がまだ有ったのにも驚いたが、何といっても一番嬉しかったのは?あの名作迷作、安永航一郎「陸軍中野予備校」6巻が出て来たこと。
忘れていたが、一応買っていたらしい。
というわけで、そんなものを眺めたり、こうやって日記を書いたりで元日は暮れていくのだった。
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