空の蒼さを 見つめていると

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21th Century 週記 Art Cinema Comics Novel Word 小野不由美 
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1997年6月

6/29

 情報誌でまだやっていることを確認してから、D.リンチの「ロスト・ハイウェイ」を観に行く。



 …あれ、看板が無い。見終わった後で気分が悪くなりそうな、いかにもリンチらしい予告編に期待大!だったのに、 何故一週間だけで打ち切り?(確かに、人が入りそうもない作品だが) 

 情報誌と題名を見比べると余計な映画は「うなぎ」らしい。頭に来たので、当面(てことは多分、一生)今村作品は観ないことに決定!

 

6/28

 相変わらず息を付く暇もない位、へろへろに忙しい月末前。この日々はいつまで続くのでしょうか(T T)。



 さて、昨夜は大阪よりお客様が来られたので、HPの更新は出来ませんでした。何をしていたかというと、彼が持参したファンタスティッククリスマスのビデオと私がこの前買ったオールスターフェスタのLDを、ポリポリと「旬のすもも」を食べながら、観ていたという… ここまではよくある話(^^;

 そして、「くろあやちゃん、かわいい!」という感動醒めやらぬ今日、メイトで「君だけをみつめている」とかいうCD3枚を、つい「黒崎彩子 握手会」のため、予約してしまったというのも、きっと 誰だってよくある話に違いない。…ところで、「君だけを…」って何?

 はあ、ヤンジャンのコミックスなのでございますか。それではとりあえず6冊ほど買って帰ることに致しませう。
 帰ってからは「虹色の青春」Private Album。サターンの電源入れたのなんて半年振り。 

 

6/25

 今週は、そろそろ届かないかな、と期待している「妖しいモノ」が色々有るのだが、今日までのところ何も来なくて、憂鬱な仕事以外、書くことがない。

 

Cinema  リュック・ベッソンフィフス・エレメント

 昨日、「めざましTV」で特集をやっていたのを(途中まで)見たのだけど、まんま「メトロポリス」すね。 何故だろう、フライング・カーにはスピナー以前から、弱いんだよな、私。「メトロポリス」の画面を使っていたクイーン「Radio Ga Ga」のVideoとかすっごく好きだったし。

 そんなわけで、しかもベッソン、期待は否が応でも高まるというものだが、主演がブルース・ウィリス…やや、不安。彼が嫌いなわけではないが、どうも、彼の映画ってイマイチな印象が強くて。いや、「ダイ・ハード」とかいう駄作(毒にも薬にもならない、とも言う)はともかく、「12モンキーズ」みたく(監督も話の展開も好きなのにねぇ…て感じ)なっちゃいそうなのが、心配。

 

 あ、今日は米国空軍があの有名なUFO事件を50年近く経って否定したようだが、それでモルダーは納得するのだろうか(^^; これもまた更に、CIAの陰謀工作だという話が出るに違いない。

 

6/24

 考える気力が全く起きない程、ぐたっと疲れたので、仕事は全然片づいていないけれど、さっさと帰る。街は西日本最大の屋台数が立ち並ぶ祭りの最中。だが、私には全然関係ないことだ。



 久しぶりに「現在」に追い付いた。多分また、すぐに置いて行かれるけど。

 

6/23

 ヴギィの夏のイベントの招待状が届いていた。 思ったより夏の終わりは暇そうなんで(今のところ)、日程的には東京も行けそう、なんですけど、どうしましょう。とりあえず、某誌の応募に葉書出しとこ。

 

6/22

 昨日はその後色々出費して帰宅。まずは、その中からオールスターフェスタのLD。税抜き5631円の内3631円分は「青になれ!」のため。残りは、その大半が「頭の悪いお姫様」。

 そんなわけで、せっかく1000アクセス達成!となったのに何も出来ず、寝てしまった(^^;



 今日はこの前故障したCDを直しに来て貰う。結局、CDチェンジャーがCD-Rの厚さを想定していないのが故障した原因だったようだが、そういうことはちゃんと説明書に書いて置いてよね。PL法で訴えるぞ。今回の事故でCD-R2枚駄目にしたし(T T)



 本屋の店先を覗くと、何と京極夏彦のハードカヴァーが出ている! しかも「四谷怪談」らしい。ところで改めて考えて見ると、「四谷怪談」って実は全然知らなかったりして。日本人としての基礎教養が欠けているね。しょうがないので、「四谷怪談の女たち-子殺しの系譜-」という新書と合わせて買って帰る。

 

6/21

 この街の同業種の会社間では毎年幾つものどうでも良い催しが行われていて、その一つ「バレーボール大会」のために土曜だというのにいつもと同じ時間に起床(T T)。大会の方は例年の如く、1回戦でさくっと敗退(笑)。…だったら、最初から出なければいいのに、とは毎年思う。



 その後、後輩がカラオケでも行きましょうと提案。というわけで何故か土曜の昼間、2人でずっとセガカラ。1曲交代で3時間半。←ばか

 しかし、今回初めて「チェンジ機能」を体験したのだが、ううむ凄い。特にデュエット曲で女性ボーカル部分だけ を変換させて1人2役+ハモリゴージャス(1人何役?)なんてやっていると、自分だけが居ればいい、っていう現代人の密かな欲望をニューメディア?は着々と実現しつつあるのだな、と思ってしまったりする。セガといえば、「自分達だけ」を記録に残す、プリクラを商品化した会社でもあるし。

 スタニスワフ・レムの、架空の小説についての評論集「完全なる真空」に、無人島のロビンソンが、社会生活を再現しようと考える中で、その無人島に 必要となる人の数が(頭の中で)膨大に膨れ上がっていく、という皮肉な小説(勿論架空の)が在ったと思うが、冗談ではなく セガはそれを実現しようとしているのかも。1人にして、全社会。

 …といった飛躍した思考も少しだけ頭に浮かんだりしつつ、やっていることは「うる星やつら」配信11曲(残念ながらそれでも全曲ではない)メドレーだったりする。←大ばか

 ところで、今日の最高点は、「二人の時」883点(チェンジ機能off)でした。カラオケで歌うのは初めてなのにこの点数とは… やはり聴き込んでいる、ということなのでしょうか。2位は「Remember My Love」881点(チェンジ機能on)、てまぁどうでも良いことですね。



 蛇足。カラオケ屋の下の映画館では、ちょうど7月公開のアニメ2本のポスターが掲示されていた。左のポスターには「生きろ。」、右のポスターには「だからみんな死んでしまえばいいのに…」って…

 

6/20

 はあ、ようやく一週間も終わり。

 よく働きました。って感じ。明日は丸太のようにZzzzz Zzzzzと眠りたい気分で一杯だけど、明日はまた朝、起きないといけないのね。せめて早く寝ようとか思いつつ、手に取った「犬夜叉」2巻を読みふけってしまったりして。思っていた以上にすごい作品になっていきそうで楽しみです。

 あっ、どこからか「らんま1/2」も3巻くらいまでは期待出来る気がした、という声が。

 

6/18

 朝食のコーヒーのフレッシュのフタを開け損なった時の 悪い予感は、果たして自転車のパンク、この前購入したばかりのミニコンポのCDチェンジャー故障、とマーフィーの法則なみに的中し、おまけに締め切り間際の通信教育までやる羽目になったりして、これが年に2回のボーナス出た日の有様かという悲しい状況。

 せっかく、帰りに買ってきた「東の海神 西の滄海」のCDドラマでも聴こうと思っていたのに。

 ところで、CDブックの価格4900円って高くない? 本屋で「犬夜叉」2巻と一緒に出して5555円と言われた時には何かの間違いではと思ってしまった。でも書き下ろしの外伝が付いて、砂漠で一口だけは喉を潤したって感じだから、まぁ、いいかな。

 

6/15

Novel 大原まり子「処女少女マンガ家の念力」

 昨日の車中、読んでいた。

 大原まり子だって、読むものまだ他に幾らでも有るだろ、て感じ。

 とはいえ、あの頃、80年代の軽薄で幸せな時代、の生活を描いた作品を今読むと、どうしてこんなにも切ないのだろう。この作品(の舞台は下高井戸、正確にはリーベント下高井戸503号室なんだけど)とリンクしている、下北沢のあの頃といえば、火浦功「ハードボイルドで行こう」だったり、とり・みきの…何だ、「くりん」かな、だったりする、多分その全てが、今読むと切ない。

 勿論、シモキタが問題ではなくて、例えば岡崎京子という固有名詞の方が「切なさ」と言うことではイメージし易いかも。良くも悪くも、あの時代には戻れない、という切なさ。但し、そう思うのは私だけかもしれない。楽しさを遠くから眺めていて、さあ参加できるぞと思った時、既に祭りは終わっていたという… 

 

6/14

Art 「ボナール展」 Bunkamura

 連休は取れなかったけれど、悔しいので強引に帰省。でも流石に交通費が勿体ないので、少しでも元を取ろうとする私。

 ボナールといえば、有名な割には全体像が分かりにくい画家なんで、今回それが明確になるかと思ったのですが、結論。「上手いんだが下手なんだかよく分からん」 いや、下手でないことくらい一目瞭然なんですが、これだから良い、というポイントが指摘しにくい。

 ややもすると、マティスのような大胆な色使い、とか、ナビ派としての造形感覚がユニークとか、ボナール自身はどこへ行った、という分析になってしまう。ちなみに、会場内の解説によると、画面周辺部に彩度の低い対象を描くなど人の視界を反映した画面になっていたりするのだとか。思わず、実相寺、と呟いてしまう私。

 でも、窓からの風景を取り込んだ一連の作品はとても良かったし、普段余りまとめて見れない作家だと思うので、絵が好きな首都圏在住の人はぜひ見に行くことをお奨めしておきます。

 

6/13

 月曜には着いていたミニコンポをようやく設置。と言ってもコードを繋いだだけだが。それだけのことが、今週は出来なかったんです。今度はMD付き、って買った動機が余りにも明白な私。CD部分は3枚のチェンジャーなんでコレクション作るのが超便利。早速、菊池志穂コレクションに取りかかる私。

 今度作りたいのは川口雅代、というより片桐彩子コレクション。しかし、今度の方が今までよりチューナーの感度が低いのか、AM神戸が前より音が歪む。悲し過ぎ。

 

6/12

 自分の誕生日。

 というのが幸せだったことは20才過ぎて以来、無いような気がする。今日も13日に予定していた休みは取れなくなるし、仕事でぼろぼろになるし、例によって例のごとく。帰ってからは、まるみえねっとを聴きながら、HPの表紙「だけ」更新しているうちに今日という日は終わっていたのだった…

 

6/10

 この日のことで覚えていることといえば、「銀英伝」の4巻を読み終えたことくらい。

 どうでも良いことだが、こういう戦争主体でない巻の方が好みです。って本当にどうでも良いことだった。 関東じゃあ、アニメの再?放送をしているらしいですが、例によってこっちじゃ見れないので、故富山敬のヤンとか言われてもピンと来ないぞ。

 

6/9

Novel 小野不由美緑の我が家 home,Green Home

 ホラー、というよりミステリーとして、美しい構造を持った作品。ただ、ちょっとシンプル過ぎ? う〜ん、小野不由美入門編としては、不適当な気も。

 

6/8

 今日は日本橋まで買い物に。駅まで出たところで、配達して貰うには自分の電話番号の記入が必要なことに気付く。実は、今の住所が半年だけの仮住まいということも有り、各種の住所変更を一切していないため、電話番号を書いたことがなく、もちろん、誰も出る筈のない部屋に掛けてみたこともなく、…要は、番号を覚えていないのだった。

 とりあえず、公衆電話から、それらしい番号に掛けてみるが、たまたま留守電を切っていたらしく、確認出来ず。悩んだ末に、とうとう104にTEL。住所氏名を告げて電話番号を聞く。しばらくして、オペレーターのお姉さんの返事。

 「ご本人様のご希望により、番号のお知らせは致しておりません。」
 「…そ、そうすか。」

 その、「ご本人様」が聞いてるのにぃ!



 なかなか、HPの更新をちゃんとする時間が取れず。週末は色々やりたいことが重なるし、難しいものです。…などと、言ってられないんだけどね。

 

6/7

 今日は隣の県まで仕事に必要な写真を取りに行きました(T T)。自分の車は既にあの世に行ってるので、後輩の車&運転付き。それでも、やっぱり虚しい。

 今日は色々買い込んできたので、あんまり更新出来ませんでした。せめて表紙からは工事中の文字を早く無くそうとは思っているのですが。買ってきた物についてはその内書くことも有るかな、です。



 あ、もう、6/8。今頃、寝台急行だの、車だので一路、某所を目指している人もいるのね。というわけで、志穂さんも既に向こうなのでしょうか? 私には遠すぎましたが、下のお言葉を思い出したところでお休みなさい。

辛いことがあったら星空を見てね。あなたと私が見ている星空はつながっているんだよ。」

 

6/2

 久々に「私って、超多忙」モード。誰からも感想が来ていないのを良いことに、HP更新を又してもさぼる。だって、仕事終わらないの。でも、そのさなか、わざわざ自分のHPを見に行って、「恋するメリーヴェル」を読み直してしまったりする私← 大ばか

 

6/1

 なかなか新しいPageを作る余裕が無くて、悲しいです。今の予測だと、6月は結構、忙しい見込みなので、あまり更新できないかも(T T) 小野不由美の部屋、早く作りたいのに。


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