空の蒼さを 見つめていると |
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空の蒼さを 見つめていると
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ひとこと
戻ってきました(7/24に)。
今回は色々とアクシデントが重なって。事前に懸念してたスリとかは一切なかったのだけど、最初の日、荷物がロストバゲージになったことがそもそもの躓きで。実は大昔のツアー旅行で1回あった以外、今までロストバゲージを経験したことが無かったので、結構堪えた。翌日には届くのかと思っていたら、結局、3日目まで届かなかったし…
しかも、そのせいで、事前に用意していたサングラス(荷物の中)無しで、翌日、久々にコンタクトで出かけたところ、余りの日差しの強さに左目の表面に酷い擦り傷が出来て。磨りガラスのように、光が乱反射する状態になって、眼鏡だと何も見えない(というか、7,8個の像が見えるような)状態。美術館を見に来たので、この状態だと何も出来ない。このまま、1週間、ホテルに横になって過ごすのか(荷物もないまま)と暗澹たる気持ちに。
ともかく、コンタクトを入れる限り、普通に見えるので、濃い目のサングラスをした上で、一日一つだけは美術館を訪問。当然、ジリジリ痛いので十分に1回位は目薬を指しながら、美術館を見て、16時頃にはホテルに戻る。その後は、コンタクトを外したまま、自室で寝て、少しは暑さと日差しの眩しさが緩和される20時過ぎに出て、近所のスーパーで片目で買い物して更に寝る。みたいな、半分、ホテル内引き籠もり生活を1週間、送りました。初日より状態が悪化しなかっただけが救いというか…
でも、見るべきものは見たというか、25年振りに再訪したプラドを2日間掛けて見た他、ティッセン=ボルネミッサ美術館、ソフィア美術館等、当時は未だ「無かった」美術館も訪問。あわせて、エル・エスコリアルにも思い切って行ってきたので、思い残すことは無いかと。特に企画展で、ティッセン=ボルネミッサ美術館と王宮で、「カラヴァッジョ展」を見て、前者では「ラスト・カラヴァッジョ」と言われる「聖ウルスラの殉教」を見られたのは良かった。あとティッセン=ボルネミッサのもう一つの企画展「カイユボット展」も割と良かった。
そして、何と言っても、プラドの「ボス展」。6月の旅行キャンセル後も、このためにもう一度予約を取りなおした、今回の主目的だったわけだけど、やはり、来てよかった「世紀の展覧会」でした。これだけ作品が揃うことは本当、今世紀中はもう無いのでは?と思う。自分としても、真作と言われるような作品については一応、コンプリート。しかも、いくつかとはいえ、素描を実際に目にすることが出来たのが素晴らしく。時間指定での入場なので、日本のような、激混みではなく、じっくりと(幾つかは直接に)見ることが出来たのも良かった。
参考までに、オランダでのスヘルトーヘンボスのボス展との出展作の比較表を作ってみた。⇒(ここ)
結論としては、これだけ充実しているのだから、ボス好きの人は(多少無理してでも)行けるなら、ぜひプラドへ!(9月までに)、ということなんですが。あと、プラドのボス展へのTIPSも可能なら、追記しておきたい(必要な人がいるかは不明だけど)。
というわけで、色々と大変ではあったものの、見たいものは見られたし、行ってよかったかと。ちなみに、左目の方は2週間経った今、ようやく大体直ってきたところ。帰国直前から眼鏡だけで過ごしているのだけど、つい最近まで左目での見え方がブレたままで結構、辛い1週間でした… そろそろ、TVのモニター見ても大丈夫だと思うので、溜まっているものを少しずつ整理するかなと。
何とか再び風邪は引かずに済んだので、明日から9日間ほど、マドリードへ行ってきます。
現地の天気予報だと、来週前半は「とても暑い」(39℃、38℃、37℃)ようで、その気温に耐えられるか心配だけど、余り無理せず、Hasta mananaな気分で、気楽に過ごすつもり。