空の蒼さを 見つめていると

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 2015年 1月 / 
前回(2014年12月)

1/12月

 この連休は天気は良かったけれど、殆ど一歩も出ること無く、家で過ごしていた私。

 実は金曜日にインフルエンザを発症してしまったので、自身の安静を図るとともに、社会との接触を避けるべく、ひたすら大人しくしていたのだった。

 とはいうもの、まだ微熱(36.8度)の時に診断を受けて、そのまま点滴での治療を受けたので、最初のだるさと微熱を除けば、症状を発すること無く、(普通の風邪よりも遥かに)楽に終わったのだけど。熱はすぐに平熱に戻ったし。(顔の赤みが取れたのは日曜朝だったので、ほぼ治るまでには2日強掛かっ たけど)

 そんなわけで、特にやることもなく、新番組のチェックとか、某ソシャゲーの忠臣蔵イベント(2時間に1回位突入)に参加とかで、だらだらと3日間が終わってしまった。インフルエンザという大義名分さえなかったら、殆どただの自宅警備員の日常のような… たまには、怠惰な日々を過ごすのも良いか。

 ただし、今週までの展覧会が幾つか行けなかったのは、ちょっと残念。まぁ、予定されていたイベントが無かっただけ、良しとするか…

 ちなみに、第1話としての出来が素晴らしく良かったのは、やはりアイマスかなと。楓さんセンターだったし(それか!)。

1/6火

  3年ぶりのブラタモリが京都編だったので見てみた。場所としては特に意外な場所は無かったけど、鷹峰の御土居の中(というか上)を歩いていたのは羨ましい。

 

 最後は、見た時の感情が「記憶」として一番残っている、特に個人的な体験としてのベスト。

  1. 3/18(火) 「星を賣る店 クラフト・エヴィング商會のおかしな展覧会」@世田谷文学館

  2. 3/15(土) 「描かれた風景〜絵の中を旅する〜」@静嘉堂文庫美術館

  3. 5/17(土) 「生誕105年 太宰治展 ―語りかける言葉―」@神奈川近代文学館

  4. 5/11(日) 「一原有徳 1910-2010 版―無限の可能性」@神奈川県立近代美術館鎌倉館

  5. 5/23(金) 「石の世界と宮沢賢治」@科学博物館

  6. 6/12(木) 「佐藤時啓 光―呼吸 そこにいる、そこにいない」@東京都写真美術館

  7. 8/21(木) 「フィオナ・タン まなざしの詩学」@東京都写真美術館

  8. 10/11(土)「御法に守られし、醍醐寺」@渋谷区立松濤美術館

  9. 10/30(木)「父のアルバム/不思議な力 野口里佳」@gallery 916

  10. 12/10(水)「ティム・バートンの世界」@森アーツセンターギャラリー

 1は質量ともに堪能。私も昔、こういう、隙間の中で(という言い方は失礼かもしれないが)表現 することを夢見ていたので。
 2は旅の記憶に纏わる展示もさることながら、見終わった後、外の庭(斜面)の梅が満開で気持の良い景色だったのが記憶に残っている。
 3は太宰の言葉(特に口語)だけは今もビビッドに響く不思議。(早熟気味だった小学生の時以来、殆ど読んでいないのだが)もう一度、読んでみようかな…と。
 4は鎌倉の近代美術館らしい、よくわからないけど、見ることが心地よい抽象画(版画)を休日の午後に眺める愉悦。
 5は賢治を読んだ時の楽しさは、図鑑を眺めた時のそれと結構、近いのでは?と昔、思っていたことを思い出した。
 6は「そこにいる、いない」写真の不思議な魅力に。
 7は特に上映作品での、なかなかストレートに定義できない「自分」への真摯な問い掛けに。
 8は奈良時代の絵巻を端から端まで見るスペクタクルな楽しさ。後半に出てくる魔王が何か良い人そうでおかしかった。
 9は作家の父親の家族写真のネガを再プリントして構成した展示という展覧会。写真を撮る/見る/見せる意味を改めて考えさせられた。。
 10はメジャーになってもティム・バートンはやはりこちら側だなと。アマチュア時代?のどうでも良い短編映画コーナーを全部見てしまった位は好き。

1/4日

 昨日に続いて、初詣。荏柄天神と鎌倉宮を徒歩でお参り。

 昨日寄った近所の寺社と並んで、この3つをお参りすると、個人的には安心。連休の最終日だからか、思ったより混んでなくて良かった。そういえば、今年は1/3が土曜日だから休日的には一日損していたことに今日初めて気付く(今さら?)。

 今回は荏柄天神のいつものおみくじ(いつも末吉…)に加えて、鎌倉宮で巫女さんから手渡しのおみくじも引いてみたら、大吉だった! 至ってくじ運のよくない私の場合、 生涯で今までで1回位しかなかったんじゃないかと>大吉。というわけで、1日短い連休とはいえ、まぁまぁ穏やかで、良き正月だったと思うべきなのかと。

 

 昨日に続いて、知的好奇心に触れた昨年度の展覧会ベスト10。(今回も見た順)

  1. 1/23(木) 「国宝みうらじゅん いやげ物展 in TOKYO」@parcoミュージアム

  2. 2/22(土) 「海藻 海の森のふしぎ展」@LIXILギャラリー

  3. 2/27(木) 『「指を置く」展 佐藤雅彦+齋藤達也』@ギンザ・グラフィック・ギャラリー

  4. 5/10(土) 「徒然草と兼好法師」@神奈川県立金沢文庫

  5. 6/ 6(金) 「イメージの力―国立民族学博物館コレクションにさぐる」@国立新美術館

  6. 6/28(土) 「小松崎茂 幻の超兵器図解 復刻グラフィック展」@チーパスギャリー

  7. 8/ 2(土) 「サミュエル・ベケット展 ドアはわからないくらいに開いている」@早稲田演劇博物館

  8. 10/28(火)「ディスカバー、ディスカバー・ジャパン「遠く」へ行きたい」@東京ステーションギャラリー

  9. 11/ 1(土)「美少女の美術史」@静岡県立美術館

  10. 11/23(日)「河北秀也 地下鉄10年を走りぬけて iichikoデザイン30年展」@東京藝術大学大学美術館

 1は観光地の「いやげもの」の反転した面白さに加え、みうらじゅん本人による解説ビデオが面白すぎた。
 2は海藻を科学的によく知らないことに気付かされた。そんなよく知らないものを私達、昔から平気で食べているんだよなぁ。
 3は指という媒介を置くことで、イメージの「認識」がここまで変わるのかという驚き。これはむしろ全国の美術館に常設展示して欲しい内容。
 4はこれも「吉田兼好という存在が実はよく分かっていない」ことが改めて分かって。あと、金沢文庫の復旧も祝して。
 5は夢に出てきそうな、会場のインパクト。色々な形を象ったギニア?の棺桶が楽しかった。
 6は戦前の超兵器のイメージが自分たちと余り遠くない、という不思議。やはり、何分の一かは戦後のアニメで実現したということなのか。
 7はベケットという作家に近づけたような、遠ざかったような。あの幾何学的なダンスが印象に残った。
 8は、駅のスタンプ帳やポスター等、自分の半生が意外と、このディスカバージャパンキャンペーンの影響下にあったことを再認識して。
 9は「ロボットの美術史」の時より洗練された展示。太宰の「女生徒」の短編アニメも良かった。
 10は実は凄く好きでもなくてむしろ通俗的とさえ思っている、あの「いいちこ」ポスターだが、これだけ続くとクラシックに見えてくる面白さ。

 純粋な知的好奇心というよりも、意外性というか、少し反転した面白さを感じた展覧会が印象に残ったような。このジャンルは結構、豊作でした。

1/3土

 あけましておめでとうございます。

 今年の正月は「寒い!」という以外は割と穏やかな正月だったのですが、元旦、朝起きて早々、左目の白目の上の方の毛細血管が切れてしまい、(見た目)大変なことに。まぁ、初めてではない者の経験談としては、一旦切れた後は何もできることは無いのだけど、目の負担を軽くすべく、2日ほどコンタクトを外して、家で大人しく(眼鏡で)過ごしていた。

 やることもないので、購入したまま放置していた、CDの特典DVDとかを幾つか見てみたり、あと、昨年4/6のcool分の映像をもう一度見てみたり、とそんな正月。

 今日は天気も良かったので、すごく久々に北の丘陵を10kmほど縦走して港南台まで行ってみたりしましたが。初笑い?として、携帯プレイヤーに、昨年に引き続き「電話が鳴っている」ラジオのCDを2巻目から入れて、歩く途中に聴いてみたら、ちょうど昨年の正月の回からだった。ぞいやとか 。

 

 昨年度(2014年分)の展覧会のベスト10は昨年(2013年分)同様、3種類選んでみたので、最初は割と正統的 な?ベストから。(順位はなくて、見た順番)

  1. 1/17(金) 「シャヴァンヌ展」@Bunkamuraザ・ミュージアム

  2. 2/27(木) 「ラファエル前派展」@森アーツセンターギャラリー

  3. 3/15(土) 「岸田吟香・劉生・麗子 知られざる精神の系譜」@世田谷美術館

  4. 3/19(水) 「ミヒャエル ボレマンス:アドバンテージ」@原美術館

  5. 5/31(土) 「東京・ソウル・台北・長春−官展にみる−それぞれの近代美術」@府中市美術館

  6. 7/ 4(金) 「ヴァロットン ― 冷たい炎の画家」@三菱一号館美術館

  7. 7/11(金) 「台北 國立故宮博物院―神品至宝」@東京国立博物館

  8. 8/ 9(土) 「ボストン美術館 華麗なるジャポニスム展」@世田谷美術館

  9. 9/26(金) 「チューリヒ美術館展」@国立新美術館

  10. 12/12(金)「赤瀬川原平の芸術原論 1960年代から現在まで」@千葉市美術館

  1はシャヴァンヌが好きだから(単純)。2度目のパリでパンテオンに行ったことで、シャヴァンヌには一応満足していたのだけど、まだまだ行くべきところは有るみたいだ…
 2はテイトでの同名展と、この巡回展を見比べることが出来たのが興味深描くて。英国オールスターズだったテイト展に対し、作品自体はやや二線級(といってもテイト所蔵)ではあったけど、作品を入れ替えても構成は変わらず、きちんと筋が通っているのには感心した。
 3は親子3代、特に吟香にスポットライトを当ててその人物のスケールの大きさを紹介していたところが新鮮。
 4は画面を見る、というシンプルなことに意識を集中したという意味では今年一番だった展覧会かも。
 5は2009年の豊田市美術館「近代の東アジアイメージ」ほど挑戦的ではなかったが、それでもエアポケット的な、戦前の日本=アジア的な時代の「官展」を取り上げた意欲に。
 6は2007年のスイス旅行時に、チューリヒ美術館のヴァロットン展で非常に興味を持った画家の展覧会が日本で開催されたことの意外性と、日本人向きだという納得感と。
 7は名実ともに今年を代表する、国家的な展覧会の例として。白菜の期間を避けて行ったら、意外と混んでなくてほっとした。
 8は全ての近代美術はジャポニスムに通じるという展覧会。主張自体には意外性は無いが、例示される浮世絵が非常に綺麗なのが、ボストン美術館所蔵ならではの眼福。
 9は多分、今年最も教科書的にまとまっていた展覧会。現地で見た時は、ゴッホの有名な自画像に圧倒された記憶が(当時の日記。ヴァロットン展のことも書いてた)
 10は奇しくも生涯の回顧展となってしまった展覧会だが、充実した質量で半世紀を凝縮。「お座敷」と「おざ式」が全部読めたのも良かった。