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 2013年12月 / 
前回(2013年11月)

12/31火

 昼のNHKニュースで知った、大滝詠一氏逝去のニュースに驚愕。まだ、65歳だったのか!?という驚きも含めて。

 自身の楽曲ということでいえば、以前の作品の改訂というか、リマスタリングが何年も続いていたわけだけど、「30周年版」の製作がとうとう「EACH TIME」まで完了した来年以降こそは、新作を考えてくれる可能性もあるのではと思って、それがいつになろうともと、アルバムをまだまだ待ち望んでいた者として、今回のニュースは本当に残念 。ご冥福をお祈りします。

 ところで、こういう時なので、思わず「幸せな結末」という曲名を出したくなるのは分かるが、一番の代表曲として言及されるのは不本意。今このタイミングで、追悼として聴くならば、う〜ん、やはり、クリスマス音頭かと(で良いのか)。

 

 今年見た展覧会の一覧表、完成。→2013年に行った展覧会。単に日付順に、展覧会と美術館を羅列しただけですが。

 ちなみに、一年前のは→2012年に行った展覧会一覧。比べると、今年は約150件以上と、(意外にも?)今年のほうが多かった。むしろ、最多の年に近いような。とはいえ、今年は月によって、変動が余りに激しくて。1日1件を遥かに上回るペースでガンガン訪問している期間には、自分でも振り返っても驚いた。

 ここまでで気力を使い果たしたので、年間ベスト的なものは、正月にこれを見て考えようかと。でも、絶対的なベストというものは年々、決められなくなっているのだけど…

 

 年末のため、夕方の時間帯だった「ふり〜すたいる」は珍しく、ご本人のキャラソン特集。勿論、掛かった曲なら全部CDを持っているのだが、こうしてラジオ番組として聴くと、改めて素晴らしく。どこかの和尚とは違ってw、本当に浄化されたので、これでもう、年を越しても良いかな(早いよ?)。

 というところで、今年は(早いですが)お終い。良いお年を。

12/30月

 仕事の最終日。毎年のことながら、既に休日ダイヤなのが腹立たしい(^^;; 朝はバスが無くて30分歩いて駅まで行かないといけなかったし。

 ともあれ、仕事上は、今年は平穏無事に一年終わった方かも。あと、数年ぶりに年賀状を年内に出せたことも、自分の中では特筆すべきことw まぁ、出したのは一通だけど。

 帰ってきてから、今年見た展覧会の一覧を作成開始。昨年と違い、行ったものと日付を一応メモしてあるから大丈夫だと思っていたが、改めて確認したら、一部は、謎な暗号に近い状態だった。「8/8 横浜。幽霊」とか、見に行った自分でなければ、それが展覧会の情報だと絶対分からないわ(^^;; で、そういえば、同じそごう美術館のミュシャ展とかも行った筈なのに、メモに無いとか気付いたりして。思った以上に沢山出てきたので、続きは明日にすることに。

12/29日

  今年の展覧会訪問も、これで最後。 全部で幾つ見たのかは、整理してみないと自分でもよく分からない(が、いつもよりは少な目の筈)。

 12/26 「スヌーピー展 しあわせは、きみをもっと知ること。」@森アーツセンターギャラリー
 12/27  「国立西洋美術館×ポーラ美術館 モネ、風景をみる眼」@国立西洋美術館
      「内と外ースペイン・アンフォルメル絵画の二つの『顔』」@国立西洋美術館
      「国立西洋美術館所蔵 エドヴァルド・ムンク版画展」@国立西洋美術館
  12/28 「松本瑠樹コレクション ユートピアを求めて」@神奈川県立近代美術館葉山

 Otsuka M-5で5年前に最初に作った一足に、革底に穴が開いていて。半年放置していたのだが、いつまでもそのままにしておけないので、ようやく思い立って(今は六本木ヒルズにあるらしい大塚のショップに)修理に出すついでに、「スヌーピー展」も見てくることにした。とはいっても、私が大嫌いな六本木ヒルズ。せめて、クリスマスの時期は避けたのは言うまでもない。

 初めて入った六本木店は広くて綺麗。しかし、こんなテナント料高そうなところに出す意味は一体… フルオーダーしかしないような客を狙うなら、確かにこういう場所が便利なのかも、だが。

 店でオールソール交換を依頼すると共に、履いていった雨用のダイナソールも含めて、靴紐が割とボロボロなので、新しい紐を頼むと、早速出してきてくれたが、2足分480円。って金取るのかよ!?  その代わり、なのか、靴紐交換のついでに靴を10分弱磨いてくれた件に関しては、無料だった。

 ところで、スヌーピーといえば、谷川俊太郎翻訳の最初の?日本語版については、少なくとも数十冊読んだ筈なのだが、スヌーピーにあんなに沢山兄弟がいるとは知らなかった。というか、兄弟(の絵)が出てくるエピソード自体が記憶に無い…

12/23月

 うう、寒い。あまりの寒さに、電気毛布を出してきた。これで何とか、安眠を維持できる筈。

 12/22 「五線譜に描いた夢―日本近代音楽の150年」@東京オペラシティアートギャラリー
      「ジョセフ・クーデルカ展」@東京国立近代美術館
      「シェル美術賞展2013」@国立新美術館

 夏にコンタクトを定期交換した際、左は度を一つ落としても視力が変わらないと言われて、そうしたのだが、秋の試験勉強中に果たして悪化。元々、両目の矯正視力が1.2弱だったのが、左だけ(遠距離の視力が)0.9以下に落ちた感じ。それなら十分という人も多いだろうけど、左目が効き目なだけに、効き目が見えないこの状況は凄く気持ち悪い。

 暫く様子を見ていたが、先月末、京都旅行の際、右目でしか風景(と文字)が見えないのが非常に苦痛で。余りに気になるので、3日目からは左目だけ、スペア用に持っていた昔のレンズに変えてしまった程。戻ってからはすぐに(月初には)交換を依頼したのだが、カーブが緩い特注品のため、受け取れたの は12/16の夕方。交換してそのまま「マクベス」を見に行ったのは言うまでもない(^^;; というわけで、ようやく両目で自然に見える状態に復帰。文字が文字に、星が星に見える。やっぱり、こうでないと。 ともあれ、(どうしても酷使し勝ちな)左目は大事にしないとな。

 先ほどAmazonから「めぞん一刻」(Blue-ray BOX1)の発送完了メールが(引落額28,545円)。

 うわ。夏頃にとりあえず予約したまま完全に忘れてたよ。収録時間を考えれば、ぼったくりとまで言えないが、今さら見直す暇があるか疑問な中、BOX2とで6万近く出す意味があるかというと… どこかの有料放送で放送する時に、放送期間だけ契約した方が遥かに安いわけで。大体、アニメとして本当に良かった(記憶がある)のは、最後の1年分位だし。でも、ある意味、当時の自分にとって、相当に重要な作品ではあった(筈)でもあって…

 冷静に考えると、未開封のまま返品すべきか…(送料掛かるけど)。それとも、明日届くだけに、この際、自分へのクリスマスプレゼント(…高いよ!)と思って、このまま開封するか…

12/20金

 忙しいのは、今週で一区切り。まぁ、来週も多少有る予定だけど。

 12/16 「マクベス Macbeth」@bunkamuraシアターコクーン
  12/17 「劇場版 魔法少女まどかマギカ[新編]叛逆の物語」@新宿ピカデリー
      「生誕100年!植田正治のつくりかた」@東京ステーションギャラリー
      「森村泰昌展 ベラスケス頌:侍女たちは夜に甦る」@銀座資生堂ギャラリー
      「桑原弘明 Scope 2014」@銀座スパンアートギャラリー
 12/18 忘年会
 12/19 「森山大道 モノクローム」@武蔵野市立吉祥寺美術館
 12/20 「Christmas Premium LIVE 2013 “Kalafina with Strings」@bunkamuraオーチャードホール

 「マクベス」は、bunkamuraの先行チケットを購入したら、最前列(但し、背面側の)のZ席で、隣はキャスト(主に魔女)が座る席。演者が観客(最前列だけだが)に時々話し掛けるタイプの演出で、途中、門番からは近所の百姓として呼び掛けられ、 マクベスの屋敷に皆が向かう場面では、王子役の小松さんからは「これでも食べて下さい」と何故かお菓子を貰う(民への施しの演出?)。

 あと、マクベス夫人が常盤貴子で、怖いというよりは、小悪魔系の若奥さま風で、その演技にはかなり辛口の感想が多かったようだけど、夢遊病の場面で、舞台から降りてきて、すぐ目の前(50cm位)から(暗殺の日のマクベスに喋る様子で) 、私に向かって「それでも兵士なの!?」と叱責した(私から見れば、なじられた)瞬間は、…これって何のご褒美?と思わず、苦笑いしてしまった(^^;;

 下に空間が有る六角形の舞台を重層的に使用するとか面白いところも有ったのだけど、しかし、若干、退屈だったのというのが正直なところ。これなら、例え凡庸な出来でも、歌がある分、ヴェルディの「マクベス」を見る方が遥かに楽しいと、見ながらずっと思っていた。最後の玉転がしは、まぁ言わんとするところは分かる気はするけど、ちょっと野暮。全体としてはややがっかり。

 12/17は有休を取ったので、久々に昼間から映画とか。まどかは、なるほどなと。突っ込みたいところも有るのだが、そういう作品ではないのだろうし。付録の「WITCHES artwork」は結構良かった。魔女の手下達にも、そうか、ちゃんと物語的な設定があるんだ(当たり前か)

 Kalafinaはタイトルにも有るようにアコースティックのライブ。去年はチケットが取れなかったので、今年は渋谷で聴くことが出来て嬉しい。まったりしすぎて、途中意識を失いかけたけど。

 

 ちなみに、10月に受けた試験の合否発表がようやく有って。落ちるとは全く思わなかったけど、合格の結果が出ると一応ほっとする。

 応用情報技術者で、午前85点/午後83点。終了2分前に、小数点の答えっておかしい?と悪魔の思い付きで答案を数問、無理やり変えなければ、あと6点は上だった気がするが、まぁ良いや。大体、基本とか応用とか言う以前に、私、技術者じゃないし(^^;; この数ヶ月、若手社員へITパスポートの教育をしたついでに、復習を兼ねて受けてみたのだが、…もっと手を抜いても良かったなと。

 とはいえ、嘗てそうだったように、本当に不運な時は当然受かるべき試験すら受からないこともあるわけで、こうして普通に合格して、大した病気にもならずに、年末近くの週末にKalafinaのライブとか見ていられるというのは、それだけでも、幸せな一年だったと思うべきなのかも。(いや、仕事自体はまだ終わらないけど)

12/15日

 今週は訪問先としてはやや少なめ。

 12/11 「森村泰昌 レンブラントの部屋、再び」@原美術館
 12/12 「まどかマギカ」前編(TBS録画)
 12/13 「甘いねこ展」@とらや東京ミッドタウン店ギャラリー、「天上の舞 飛天の美」@サントリー美術館
 12/14 「まどかマギカ」後編(TBS録画)

 もっとも12/9は郵便局に「ぱよぱよ」の1月公録の振込に、12/10は帰宅途中の駅に冬用のスーツの引取に、12/11は一日、グループ本社の方で研修と、週の前半は微妙に用事も有ったのだが、後半は大人しく帰宅して(あるいは引き篭って)、一ヶ月以上放置していた「まどか」の劇場版を(TV放送分だけど)観ていた。公開当時、何だか忙しくて行き損なっていたので、実は劇場版は初見 。

 あらすじだけに割り切った前編はともかく、後編は、割と綺麗に再構成していたような。でも、やはりTV放映時の10話,11話の方が遥かに盛り上がったような記憶が… とりあえず、これでようやく(本当に)今の分を見に行く環境が整ったので、今週、有給取得時に行く予定。もはや終了しているかと思っていたけど、今週なら何とかまだ観られるようなので。

 

 先週話題にした蓮實重彦「『ボヴァリー夫人』論」序章+第1章だが、週の前半、帰宅時の電車で通読。ボヴァリー夫人とは誰か、という一見、訊くまでもないように思われる命題を通して、多くの者が、テキストにないことを平気で述べてきたことを暴露する第一章の小気味よさは昔と変わらず。中でも、世間に膾炙する「エンマ・ボヴァリー」という固有名詞など、文中に一回も登場していないことを指摘する下りが、この導入部の白眉。

 ところで、今回「『ボヴァリー夫人』論」序章+第1章を読んで、一番連想した文章は、実は自分が大昔に書いた、この館林見晴論

 似ているとかいう以前に、比べようとすることさえ烏滸がましいのは重々承知しているのだが、対象に対する「真剣さ」という点においてだけは、フローベールに対する蓮實重彦のそれに、当時の私は決して劣っていなかったと思う。そうでなければ、好きなキャラクターについてこういう結論まで突き進むことはなかった筈。…ちなみに、当時の余りの忙しさの中で、本論である「プレイヤーにとっての館林見晴」まで辿りつけなかったのが、返す返すも残念。きっと「館林見晴とは誰か」を問うものには必読となる、素晴らしい文章になったと思うのだが(…今ではもう書けない)。

12/8日

 先週は、こんな感じ。

 12/4 「Act Against AIDS 2013 桑田佳祐『昭和八十八年度!第二回ひとり紅白歌合戦』」@横浜ブルク13(ライブビューイング)
 12/6 「カイユボット展」@ブリヂストン美術館
 12/7 「江戸の狩野派−優美への革新」@出光美術館→「明治のこころ モースが見た庶民のくらし」@江戸東京博物館
  同 「ケルティック・クリスマス2013」@すみだトリフォニーホール

 週初いきなりアレルギー鼻炎でクシャミが止まらなくなったりと、体調があまり良くなくて、「ひとり紅白」もどうしようかと思ったけど、やはり、想像以上の 圧倒的なエンターテイメントで見に行って良かった。チケットが取れなかったので、パシフィコ横浜のライブ中継を、会場から徒歩10分の桜木町の映画館で見るという、よく分からない状況でしたが。そして、3時間45分という、予想以上の長さに、家に帰ってきたら日が変わっていて、再び体調が悪化するという… いや、一人で55曲も歌うとか、普通、思わないでしょ。

 ケルティック・クリスマスは、ルナサ、カトリオーナ・マッケイ 、シャロン・シャノンと安心のプラグラム。ただ、贅沢を言えば目新しさは余り無かったかも。勿論、楽しかっただけで十分ではあるけど。
 

 ところで、自分のタイムラインは今のところ、出版社中心なのだが、今週その界隈が一気に盛り上がったのが、月刊新潮による、蓮實重彦「『ボヴァリー夫人』論」序章+第1章掲載のツィート。自分含めて皆、感動や興奮というよりも、衝撃や驚愕のコメントばかりなのが、おかしい。

 いや、だって、「『ボヴァリー夫人』論」準備中の過程で生まれた、いわば偶発的な副産物だとか言っていた、あの「凡庸な芸術家の肖像 マクシム・デュ・カン論」を読んだのが、まだ自分が学生時代の夏だったような覚えが…  あれから何十年経ったのか。正直言って、このまま世間には発表されずに、幻のライフワークで終わるのかと思ってた。

 単行本としては、800頁を超える全十二章の大著として、来年春に筑摩書房より(あれ?新潮社じゃないの?)刊行されるとのこと(ツィート)だけど、とりあえずは1章までが載っている月刊新潮を読まざるを得ない、と昨日、早速買ってきたところ。まだ冒頭しか読んでないが、慇懃無礼にも思える位、慎重に迂回していくようでいて、着々と進めていく感じは全然変わっていないのに、にやにやしてしまった。続きは今週 (の帰りの電車で)、落ち着いて読もう。
 

 先週の京都の紅葉、百枚程度にまで抜粋したので、11/27,28の東山・北野編11/29の嵯峨野・修学院編11/30の西山編の3つに分けて、はてなにupしてみた。 ひたすら逆光中心。去年の西北周辺嵐山周辺と 、対応する写真を改めて見ると、天気が悪かったということに加えて、去年は全体に黄色かったんだなと。意外な位、色合いが違う。…やはり天気のせい?それとも時期?

12/1日

 京都へ、紅葉を見に行ってきました。今回は余り美術館にも行かず、京都市外を訪ねたりもしなかったので、割と純粋に紅葉だけ見に行った感じ。

 とはいえ、今年の紅葉は(今残っている状態では)、色の透明度も、葉の痛み具合も、全体にかなり酷い有り様で、4年間、秋は毎日のように紅葉を見続けた結果、紅葉ソムリエ的なレベルに達していた学生の頃なら、今年は見るに値しない、と見向きもしなかったに違いないのだけど、数十年たった今では、酷いのかすら、最初自信が持てなかった位。

 しかし、ここ数年は京都に来てもまともに晴れることが殆どなかったのに、今年に関しては珍しく、(最初の一日以外は)ほぼ天気に恵まれたので、葉の状態がどうであれ、光り輝いてさえいれば、紅葉は美しいことを、改めて認識。そんなわけで、殆ど半逆光、かつ出来るだけロング(か、綺麗な葉のアップ)で撮っていたのだが、レンズのフードを持ってくるのを忘れていたため、色々と苦労。普段、 光が入るアングルでは撮らないから…

 行った場所を転記しておくと、こんな感じ。(「→」は徒歩)

 11/27(水) 五条坂→清水寺→永観堂→哲学の道→銀閣寺道、相国寺美術館(応挙展)
 11/28(木) 京都市学校歴史博物館(「京都近代画壇を育んだ人たち」展)、北野天満宮、妙心寺(大法院・麟祥院(特)・天祥院(特))→竜安寺、大徳寺(本坊)
 11/29(金) 安倍晴明墓→渡月橋→宝厳院→亀山公園→大河内山荘→常寂光寺→祇王寺→清涼寺、赤山禅院→曼殊院(の前)→詩仙堂
 11/30(土) 善峯寺→大原野神社→勝持寺

 いつも同じ場所ばかりでは芸がないので、特別拝観にも少し寄ってみたが、写真は撮れないわ、お金が羽のように飛んで行くわ、金銭感覚がどんどん麻痺していく… 全体としては、定点観測部分と、昨年、雨に 降られた場所のリベンジという意味合いが強かったが、十数年ぶりに永観堂に入ってみたら、境内がモミジで埋まっていてワロタ、とか、それなりに新しい発見も。特に学生時代に午後の曇り空の時に寄ったため、どんより暗いイメージだった勝持寺の紅葉が、晴天の下では眩しいくらいの輝きに溢れていたのが、良い意味で記憶を裏切る驚きだった。

 あとは、大半が今まで行った場所の再訪ということで、過去の色々な思い出がどうしても蘇り、今でもかすかに痛かったりもするのだけど。

 善峯寺から大原野神社までは、三鈷寺の後ろから北側に降りる山道を使えば、車道よりもショートカットできる筈、と昔、試しに行ってみたところ、舗装道路に出たところで道に迷い、麓に着くのにすごく苦労した過去があったのだが、今回改めて挑戦したら、グーグルマップがこんな奥地でもちゃんと使えて、無事に大原野神社まで最短距離で(45分位?)着くことが出来、時代の進歩にちょっと感動 するとともに、当時は同行の人には本当、悪いことをした、と改めて思ったり、とか。もう言う機会もないですが… それにしても、十年弱前は結構、強行軍を繰り返していたんだ。

 今日は写真を整理しよう、と思ったのだが、調子に乗って押しまくったので、半分強に減らしても、まだ500枚近く有った… もう少し、思い切って整理しないと。

 

 ところで、イメチェンしたことで話題沸騰中(らしい→ITメディア)な太秦萌について、京都市地下鉄のイメージキャラなのに 「太秦」?と現地で呟いたら、今の東西線は「太秦天神川駅」まで伸びています、とその7分後に突っ込まれたw  東西線は二条駅で乗り換えちゃうので… 今度、嵐電との乗換を使ってみるべき? ちなみに、個人的にはイメチェン前の素朴なイラストの方が好みかも。