空の蒼さを 見つめていると |
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空の蒼さを 見つめていると
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ひとこと
今年度は(5年に一度だけ、通常の一週間の休みとは別に)もう一週間ほど休む制度がある(別にお金とかは出ない)ので、来年の2月に、一週間ほど海外に出かける予定だったりする。
二回目の休みの方はバカンスというか、基本、楽をしたいので、ツアーにしよう、と思っているのだが、この時期ならではの、ツアーでないと行き難い(or面倒)、かつ一週間(8〜10日)で行ける、自分の興味のあるところ、というと、なかなか難しくて、この一週間、一言で言えば、全くもって迷走中。悩みは尽きず、今も決まらない…
その過程を克明に追うのも、結構面白い気もするけど、しかし、それはそれとして、明日から京都(実際には滋賀)へ数日、紅葉を見に行かないといけないので、どうするか考えるのもその後になるし、それを書くのも、それ以降になるかと。
京都の方は、(寒さ、風、荒天と悪条件が重なった十和田・奥入瀬とは違って)今度こそ、EOS-Mでまともな写真が取れるのでは、と期待していたのだが(そうそう、このEOS-Mについても書こうと思っていたのだった)、これからの天気がどうも今一な感じ。まぁ、週末は晴れ間もありそうなのだが、せっかく休みを取った月火の内、少なくとも月は雨の予報…
しかも、月曜ってことは、美術館回りも出来ないということになるし。せいぜい、室内から庭を眺められるお寺を回るくらい? どうしたものか…
ちなみに、今回はざっと、明日11/24は京都、11/25は(宿に近い)湖東三山辺りを初めて回り、11/26,11/27の昼過ぎ迄は再び京都の予定、なのだが、この分だと、3泊するにも関わらず、余り京都の紅葉(晴れた時の)を見られないまま、終わりそうな予感。とりあえず、午後に着く明日は、修学院辺りの寺社を幾つか見ようかなと。京都の街中は一年で一番混んでいそうな日なので。
体調がかなり今一つな上に、激しい雨が降っていて、こういう休日は絶対、一歩も外に出たくない、と思ったのだが、チケットを取ったライブが有って、散々悩んだ末に出掛けることに。ただ、会場が地下鉄の駅でなければ、やっぱり止めていたかも… それくらい、雨の日に出掛けるのは嫌な自分。
行ったのが、この、「Heart of Magic Garden~Another wonder~」。伊藤真澄とlantis系の女性アーティスト6組のライブ。6月のコンピアルバムから男性アーティストを主に除いたというかw
今までに直接聴いたことがあるのは4組。伊藤真澄のボーカルを直接聴いてみたい、というのが勿論、今回の主目的だけど、クールビューティ風のAnnabelが実は結構、面白い人だと夏の某イベントで知ったのが、チケットを取った要因の一つでもあったり…
現地で会場入りして気付いたのが、スパイラル地下の青山CAYって前に来たことが(有る)。アイリッシュバンドのダーヴィッシュのライブを前に見たのが確かここだったし、あと、鈴木祥子のライブもここでも聴いたことが有ったような… なんで気付いたかというと、縦長の部屋で椅子があるからという。立席だと思っていたので(体調が余り良くなかっただけに)有難かった。
で、6組のアーティストと伊藤真澄のコラボもそれぞれ性格が出ていて良かったのだが、最後に伊藤真澄本人の曲を3曲演奏して、それが「空耳ケーキ」(新アレンジ)、「ユメのなかノわたしのユメ」、そして最後の一曲が「Blue flow」だったので、それだけでもすごく満足。
「灰羽連盟」以来、この曲を生で聴いてみたかった、と心の奥ではずっと思っていたことに、実際に聴いてようやく気付けたというか。雨でさぼっていたら、この体験に出会えなかったかと思うと、恐ろしい… 12月発売のご本人の久々の!ソロアルバムも楽しみ。実は、6月のコンピアルバムは聴いてないままなので、それも近いうちに買わないと…
先週、11/2〜11/4と、失効寸前なマイルの使い道として、十和田湖・奥入瀬に行って来ました。
普段の年なら紅葉は10月末には終了のところ、今年は一週間弱遅くて、もはやオフシーズンなのに、時期的にはちょうど良い位。…これで、天気さえ良かったら。やっぱり、紅葉(奥入瀬は黄葉という方が正しかったけど)というのは、晴れていてこそ、(写真に)映えるわけで、二日目などはせっかく朝は晴れていたのに、午後になると段々悪化する中、歩いていると、気分的にもダウナーになる一方。おまけに、11月観測史上初めてとかいう強風で二日続けて遊覧船に乗れなかったりする有様。
というわけで、全体には(空の)灰色感が強い旅行でしたが、少なくとも5,6年ぶりの「旅行」だったので、それはそれで面白かったです。ああ、ここで言う「旅行」とは、風景を見ることが旅の目的で、知らない土地に泊まって、土地のものを食べて、温泉に入って(重要)、土産物を買ってくる、みたいな感じのもの。前回がいつだったか全然思い出せないのだけど、ここでいう定義だと、金毘羅山と松山に行ったのが最後かも。…もはや、10年位前なのでは!? その後の、九州国立博物館を見に久留米に泊まったのとか、虎の屏風絵を見に名古屋に泊まったのは、ちょっと違う気がするし。あ、あと、京都は「知らない土地」ではないので、全然、「旅行」ではないんですよね…
オフシーズンの十和田湖で、(団体バスでない)JRバスを乗り降りしていると、聞こえてくるのはむしろ中国語。10数人しかいない客の過半数は日本人以外という。まぁ、本土の中国人というより、台湾の人なんでしょうけど。青森空港を使用する必要性上、バスはJRの「みずうみ号」(青森←→十和田湖)を往復したのだけど、途中の八甲田山麓は既に雪が降っていて。帰りも車窓では小雪が吹き付けている辺り、睡蓮沼という停留所でまさかこんなところで乗り降りする人はいないよな、と思っていたら、中国人の団体が十数人、雪まみれになりながら乗車してきて驚いた(^^;;
多分、少ない情報(ガイドブック?)の通りに、わざわざ降りて風景を見ようと思ったのだろうけど、バス一本分としても一時間あの中に(体感気温マイナス十数度)立っていたかと思うと… 十分ほど次の酸ヶ湯温泉で皆、下車したので、多分、体は十分に温めることは出来たと思うけど、一つ間違ったら、秋の八甲田で外国人団体が遭難というニュースになりかねない感じだった。
今回の旅行の写真から抜粋してみたのが、こんな感じ(はてなフォトライフ)。…本当、天気がこれで良かったら、みたいな。でも、最期の日、帰る前に無理やり都合をつけて遊覧船に乗らなかったら、後半の湖畔の紅葉を全く見ることが出来ないまま帰宅していたかと思うと、雨の中でも見ておいて良かったとは思った。
この中で個人的に一番印象的なのは、この湖畔の風景。まるでテオ・アンゲロプロスの映画の一シーンみたいな非日常感w 初日のこの時、もう少し歩き回れば、もっと良い風景も取れそうだったのだけど、寒いし、吹き付ける霧でレンズが濡れるし、で一枚だけ撮って宿に戻ってしまったのだが、もう少し粘れば良かったかも…
ちなみに、今回持っていたのがEOS-M。今回がほぼ初めての使用なので、まだまだ試行錯誤中というか、色々と(不満に)思うこともあるのだけど、TV画面で見る分には風景の再現度は結構、感動的なものが。これだけリサイズしてしまうと、感動も何もないですが(^^;;
まぁ、何はともあれ、ほぼ宿代+長距離バス代の2万円程度で二泊三日、青森まで行ってこられたので、旅行としては良かったのかなと。…次は京都(実際には滋賀)の準備をしないと