空の蒼さを 見つめていると

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21th Century 週記 Art Cinema Comics Novel Word 小野不由美 
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2000年10月

10/30

 日中、アポを取っていたお客さんの所に訪問した時のこと。先客の用件が長引いて、暫く待たされる。その間の暇つぶしに、オリンピックの記事が載っている雑誌数冊を先方の秘書が持って来てくれたのだが、ふとその中の一冊を手に取ると「アサヒグラフ」で、しかも休刊前の最終号だった(笑) 当然ながら、中の連載は軒並み「最終回」で、あの超長寿連載だった團伊玖磨「パイプのけむり」も例外ではなかった。

 

Essay 團伊玖磨「パイプのけむり

 東京オリンピックの頃から始まったという、このエッセイを読んでいたのはごく一時期(といっても十冊以上はあった)だけのことだったが、偶然、最終回を読むことになったのにはある種の感慨が。

 最初期のエッセイ「またたび」で、猫が集まるか試そうと、またたびを焚いたら、火事かと思って近所の人が見に来た顛末を、「猫は来なかったけど、近所の女の人が来ました」と日記に書いていた、彼の長男も今では中年の建築家としてTVに出ているくらい、時は流れたのだから、今まで連載が続いていたことの方が、驚くべきことなのだとは思うが。

 

10/29

 寒いので、前向きな行動を取る気になれず。放置していたFFを急に少しだけやったり、V.エリセの2本パックのスペシャルディスクを眺めたりする。

 

CD 鈴木祥子Love,painful love

 音楽に縁が薄い私にとって、今や数少ない、新作を聴くのがどきどきする歌手の一人。今回は、初の完全一人多重録音アルバム、らしい。その結果としてのサウンドには特に不満は無いけれど、聴く側からすれば、演奏者が本人のみである意義は余り感じられない。前作が非常に素晴らしい出来だっただけに、今回はやや実験的なレベルに留まっているような…

 しかし、無伴奏で歌い始める「Sickness」の歌の力は、さすが鈴木祥子。あと興味深かったのは、titletuneが何とデモで収録されていて、その歌詞を募集するという試み。

 

10/28

 医者の言うことによれば、脇の下の方の神経が圧迫されるとそういう症状が現れることが有ります、とのことで、要するに様子見、というのが結論。まぁ日常生活には余り支障が無いので、別に良いんですけど。HP更新のため、キーボードを打つ時以外は。

 家族としての義務、だかなんだかの時間の他は、銭湯アニメの参を今頃見たり、「あずまんが大王」2巻を読んだりして一日が暮れていく。

 

Comics あずまきよひこ「あずまんが大王」2巻 メディアワークス

 相も変わらず、のほほんとした日々が心地よいです。2巻でfeatureされている?のは、「よみ」ですかね。 登場回数比の印象度で言えば、何と言っても、木村先生の奥さん、と「ちよ」のお父さん(笑)かと思いますが…

 ところで「しゃっくりの止め方」。色々自説を持っている方も多いようで、ネットで検索すると沢山有りますね。茄子を 思い浮かべるとか。

 

10/27

 家の方でも、変化がある、というか、やや驚くことがあったりした。いわゆる、「寝耳に水」という感じ?

 そんなわけで、明日は外科の医者に行ってみる他は、家にいることに。行くのは、先日の左手、というか左腕の筋肉痛が継続しているため、一応診て貰った方が良いと思われるので。外科なんて行ったことがないので、場所を探す羽目に陥る。いわゆる、「医者はどこだ?」という奴?(違う)

 

10/26

  志穂さん関係で、色々変化がある、とのことで(必要な人には既に情報が行き渡っているとは思うけれど)一応、ここに整理。

 1.12/16にライブの予定。

 2.FCの「スマイリーキッズ」、及びそのHP「スマイリーキッズ プラス」は来年2月末に解散。

 3.その代わりに?アルバム制作状況を同時進行で伝えていくらしい「MMM」(Monkey Makes Music)なるプロジェクトが既に進行中。

 4.それはそうと、秋の夜長はガンプラ作りだ(笑)




 …こんなところにまで影響を与えているとは、うぅむ、おそるべし!「ケロロ軍曹」。ポコペン征服完了も目前なのであります! いや、まぁそれはともかく、どういう形でもいいのだけど何らかのコミュニケーションを取れるチャンネルを今後も作って貰えれば、というのがファンとしての希望。

 

10/22

 昨日買ってきた雑誌を読んだり、未開封のDVDを少し減らしたり。椎名林檎は、素人っぽいビデオクリップを作るのはそろそろ止めたらどうかと思う。いや、あのヘタレな嘘CMは好きなんですけど、本編が余りにもね。多分、本人が映像に重きを置いてないんだろうけど。

 とは言いつつ、出る度に買ってしまうであろう私。しかも出るペースは加速しているようだし。搾取されている、という言葉が頭をよぎる。



 ちなみに、まだリハビリ中。なので感想その他はまた次回。

 

10/21

 ホルスタイン柄のミニバン。

 今日、私の目の前を通過していった車。全国共通なのかは知らないが、少なくともこの地の明治乳業の宅配車は、そういうカラーリングらしい。



 町まで「ウルトラジャンプ」「サンデーGX」「アワーズライト」を買いに出る。買いそびれていた鈴木祥子のCD「Love,painful love」も買う。

 小野不由美「風の万里 黎明の空」上下(講談社文庫版)読了。感想を書こうと思っていたが、下記の事情により、思ったより困難なので延期。

 

10/20

 闇の左手。

 昨晩、いつものように部屋の座椅子の上で仮眠をしていたら、というか意識を失っていたら(笑)、左手を自分の体の下に挟んでいたらしく、目を覚ますと左手が麻痺して思うように動かせない。左手が自由にならない、というだけで日常生活がこれほど不自由になるとは思わなかった。ボタンを填める、ネクタイを締める…当たり前のことが急に難しくなる。本当に、体の不自由な人の困難さがよく分かるというか。実際になってみないと分からないというのは、褒められたことではないとは思うが。不幸中の幸いだったのは、左手だったこと。右手だったら、仕事が出来ない、という以前に日常生活の大半がいきなり出来なくなったに違いない。

 一晩経ったら痛みは消えたのだが、実は今(21日夜)も左手の筋は治っておらず、キーボードをスムーズに打つことが出来ないまま。

 

10/18

 「メロディ」と「モーニング新マグナム増刊」を買いに本屋に寄ると、ふと見た「Hanako」が餃子特集だったので、ついでに買ってしまう。実は、この手の特集に弱い私なのだった。こういうのって、自分の潜在的な嗜好の程度が分かって興味深い。カレーだと大体買う。ラーメンだと買いまではしない。餃子は買ってもシュウマイだと多分買わない、とか。

 

 餃子といえば、この春ハルキ文庫で復刊された、寺山修司の著作の中で、確か「僕は話しかける」というエッセイ集を立ち読みしていて、寺山修司は上京するまで、餃子を食べたことがなかったというのには驚いた。下北出身の彼にとって、いつものおかずと言えばシャケ缶だったのだという。多少は彼特有の言い回しなのだろうが、今のように全国の食文化が均一化されたのは割と最近、というのは改めて認識しておくべきことなのかも。

 大体、戦前の日本人の食卓において、中華料理はそんなにポピュラーなものではなかったらしい。私たちは今の生活というものがずっと前から変わっていないような錯覚を抱き勝ちで、中華料理についても、中国四千年の歴史とかよく言うが、その食を庶民が満喫するようになったのは、(そういうコピーのCMを展開した)インスタントラーメン「中華三昧」の発売から遡ること、せいぜい数十年、なのだ。

 ところで、寺山修司は彼独特の感性で、ラーメンはアウトローの食べ物だ、と続けて書いていて、それは「立ち食い師」なる謎の職業を捏造し、自分の作品に登場させ続ける押井守の立ち食い蕎麦に対する思い入れと良く似ている気がするのだが、どちらも何だか幻想が過剰だと思えるのは、私が、そういうのとは無縁な小市民的日常に埋没しているということなのだろうか。

 ちなみに私は潜在的に餃子が好きだと言っても、思い余って、餃子のビーナス像を建ててしまうような街の人ほどではなく、特に食べ歩きもしていないので、「Hanako」で紹介されている中で、入ったことがある店は一つもなかった。

 

10/15

 既に、多くの日記で引用されているので、今更という気はするのだけど、あの電波ニュース、果たしてここの日記には非常に馴染む?のだった。

 …ここって実は、電波なページだったのね。過去の日記を見ていて『関口宏も思わず泣いた「山月記」』という下りが有ったときは、思わず笑ってしまいました。

 今日は、特に書くようなこともなく。穏やかにだらだらと。仕事をしたり、しなかったり。そんな程度。

 

10/14

 風邪気味のため、安静日。なのだけど、横浜まで買い物に出掛ける。



 購入物。文庫本。小野不由美「風の万里 黎明の空」上下別役実「ことわざ 悪魔の辞典」森岡浩之「月と炎の戦記」酒見賢一「聖母の部隊」泉鏡花「春昼・春昼後刻」。小野不由美と泉鏡花は再読用。「月」と「聖母」は余り評判を聞かないので期待薄だが、一応読んでおこうかと。Comics。「バーズ」11月号と、押井守/藤原カムイ「犬狼伝説[全]」。DVD。「ジオブリ2」act2「Niea_7」参山崎まさよしのライブ。

 帰って、山崎まさよしのDVDを掛けながら、とりあえず、「バーズ」。「羊のうた」、巻頭カラーで再開、なのは良いんですけど、う〜ん、新キャラ登場とはこのことですか。今後の展開がやや不安。「H2O Image」。12月号予告を見ると、最終回。っておい。まさか、今回の続編が、わずか連載3回分で決着するものだったのとは…

 

Comics 押井守/藤原カムイ「犬狼伝説[全]」 角川書店

 既に「凍結版」として単行本化されている、「犬狼伝説」の愛蔵版。確かにお値段も破格(6千円)だが、後述のCDも付いているし、それにこの作品はこの大きさでないとその画面が充分に味わえないことを考えれば、ファンとしては間違いなく買い。予約限定発売とのことだったが、コミックス専門店には出回っている状態。というか、私も予約していたにも関わらず、その本屋が入荷分を紛失(紛失するような大きさではないのだが)したので、やむを得ず「森」まで出掛けて購入。

 紙質も良いし、大きな画面で、藤原カムイの入魂の仕事を隅々まで堪能、という感じなのだが、手に持つとズシリと重く、二分冊に分けてくれた方が親切だったのに、とは思った。

 しかし、この愛蔵版の価値と言えば、本編以上に、付録のCD「紅い眼鏡を待ちつつ」改訂版、であろう。映画「紅い眼鏡」の公開直前にアニメ系のラジオ番組で放送された、幻のミニドラマを再現したものであり、押井守カルト指数もかなり高い作品。

 ところで、実は当時、私はその放送を聴いていたのだった。大学受験直前の1月だというのに、どういう生活をしていたかが偲ばれる、というか、人に話せないような暗い過去をまた一つ暴露してどうする、という気もするが、先行発売された「紅い眼鏡」のサントラ(45回転LPだった!)に感動し、繰り返し掛けながら、まだ見ぬ映画を期待して「待ち続けて」いた当時を懐かしく思い出しつつ、この改訂版を聴く。

 押井守ファン的には、お馴染みのキャストが嬉しい。特に「お腹空いた」を連発する女性局員の役を演じている兵藤まこ。内容は、途中までは確かに「紅い眼鏡」のプレ・エピソードらしいのだが、途中からは、何故か「立ち食い師」の歴史の講釈が延々と続くばかり。しかも、川井憲次の音楽が、背景でえらく盛り上がっているという。ああ、押井守だ(笑)と、何だか非常に安心した。

 

Novel 時雨沢恵一キノの旅U 電撃文庫

 今週の現実逃避用小説。例えば「優しい国」の回に見られる、上品な感傷性はこの作者の持ち味で、それなりに魅力的。しかし、この世界の話を更に続けても多分、これ以上の作品には成り得ない、とも思う。

 というのは、主人公が相棒のバイク(のようなもの)と共にあちこちの国を旅して回る、という物語設定の大前提である、この世界になぜ旅人が存在しなければならないのか、という理由付けが全くなされていないから。百歩譲って、なぜ旅人という存在が許容されているのか、でもいいのだが、どちらにしても、満足のいく答えはない。

 確かに「優しい国」という話においては、旅人の存在意義は分かる。だからこそ、きちんとした話として読めたのだが、あとは単なる傍観者でしかない主人公に、この世界に存在する(しなければならない)意義は認められない。

 別に「旅人」に文化人類学における「異人論」的な容貌を加えろ=鈴を鳴らして旅をさせろ、とか言いたいわけではないが、旅をしているというイメージが先行したまま、その必然性を突き詰めずに書き始めてしまった世界でしかない、としか私には読めない。

 そんなわけで作者には、もっと違った世界観の下、新たな物語を作り出すことを希望。現実逃避ならこれで別に充分ではあるのだけど。

 

10/13

 今週は、年に一度の検査が入ったりして、精神的にかなり疲労する。そのせいか、というか直接的には、自分の部屋の床の上で、明け方まで意識を失っていたせい、だと思うが、風邪気味が悪化。今日は早く帰ってきてしまった。さっさと寝ることにしよう。



 ところで、先週、職場の女の子に貸したComicsの反応といえば、凡そ次の通りだった。

 「どいつもこいつも」。早く次の巻を貸して下さい。「美貌の果実」。昔、読んだことが有る。「あずまんが大王」。まぁ普通に面白い四コマという感じで。「イスタデイをうたって」。少年誌(青年誌?)のマンガという感じで、あたしにはちょっと合わないかな。「神戸在住」。最初、絵を見たとき、何だこれ、と思ったけど、読んでみたら意外と読めた。…あれ、そういえば、わかつきめぐみには何て言ってたかな?

 結論的には、雁須磨子の一人勝ち、という感じ。大体、予想はしていたけど。次回は、やはり富沢ひとしでも読ませてみようか。

 

10/9

 休日最後の一日、というのは、いつものことながら、憂鬱。

 

Cinema ヴィム・ヴェンダースブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ

 午後の昼下がり、うとうとしながら、観るというか聴く。かつてのキューバの名演奏家達がライ・クーダー達の呼び掛けに応じて、レコーディングをし、ついには、カーネギー・ホールでコンサートを開くまでのドキュメンタリー。確かに、その音楽は非常に心地よい。それだけといえばそれだけの作品なのだが。

 ところで、ヴェンダースって私の場合、「夢の涯てまでも」迄しか観ていないのだが、その後の作品ってどうなんだろう?

 

10/8

 永年探し求めていた(やや大袈裟)マテ茶用のストローをついに入手したので、試すべくマテ茶を買いに出掛ける。

 ところで、マテ茶だが、私は明治屋でしか売っているのを見たことがない。ええと、近所の明治屋はと…関内か。とりあえず、横浜へ出る。ふとルミネの地下に成城石井とかいう、いかにもウチはお高いザンス的なネーミングの輸入食料品店を発見、入ってみると、マテ茶も有る。意外とお手頃価格のオリジナルブランドの紅茶と一緒に購入。ここはワインが充実しているようなので、そういう趣味の方には良いのかも。高いワインは檻?の中に入っているのがいかにも、という感じ。



 ついでに本屋に寄って、「Bstreet」vol.2有馬啓太郎「月詠」2巻丸川トモヒロ「成恵の世界」1,2巻といったComicsと、恩田陸「上と下」2巻麻耶雄嵩「鴉」時雨沢恵一「キノの旅U」といった文庫本を買って帰る。

 マテ茶については、飲み方についてまだ試行錯誤中ではあるのだけど…こんなもんかなぁ、という程度(笑) 待ち望んでいたものが全て素晴らしいというわけではないわけで。とりあえず、次はほうじ茶タイプを試してみよう。

 

Novel 恩田陸光の帝国 常野物語 集英社文庫

 作品の世界に引き込まれる、という点では申し分のない、強力な魅力を持った連作短編集。

 ただ、こういう風に小さな物語を積み重ねて、大きな物語を予感させる形式としては、その大きな物語が充分に示されているとは言えず、もどかしさがやや残る。あとがきによれば、作者はこの短編集から広がっていく世界、すなわち大きな物語についても今後語る意欲を見せているので、それが読める日を待ちたいと思う。個人的には、「光の帝国」の文章の切れ味というか、無駄の無さに感嘆。一番、読むのが辛いエピソードではあるのだけど。

 

Novel 田中哲弥やみなべの陰謀 電撃文庫

 この前、寄った本屋にまだ有ったので買ってみた。ええっと、5つの短編が最終的に繋がっているというタイプの短編集。何だ、「光の帝国」と同じ形式じゃん。それなのに、読後感がこうも違うのは何故だろう。

 この本の価値というか特色はやはり、第4話の、大阪府の独裁体制下における反政府テロ活動を描いたSF??「マイ・ブルー・へヴン」なのだろうな… 少なくとも他の人は書かないだろう、これ。私的には、第1話での播州弁の会話が懐かしかったですけど。播州弁てどんなんか知っとうか?てな感じで。

 ところで、同封されていた電撃の缶詰なるチラシには「いよいよ劇場公開も迫り、盛り上がりを見せる『ガンドレス』」なる記事が。今見ると、かなり笑えるというか、泣ける。

 

 連休で何もしない、というのも虚しいので?夏に録っておいたNODA MAPの演劇のビデオの中から「半神」を観てみたところ。もともと完成された世界だけに脚本にはほとんど変更はなく、タンゴがヨーヨーマが演奏しているあれになっていたのと、舞台の使い方が若干変わっていたくらい。

 今までの刷り込みのせいかもしれないが、シュラ役の深津絵里の熱演にも関わらず、かつての夢の遊民社版の方が、やはりベストメンバーという感は否めず。特に、上杉祥三とか。今、どうしているんでしょう?(私は、基本的に演劇の世界に無知なので、今でも活躍しているのかもしれないが)

 録り損なった「パンドラの鐘」 も野田版だったらしいので、ちょっとショック。…いずれまた放送するとは思うのだが。

 

10/7

 3連休。というわけで、久々に余裕があったので、こういうページを書いてみる。が、途中で挫折。勢いだけで書き始めるからそうなるんだよな。それにしても、改めて自分の文章を振り返ってみると色々反省するところ多々。少なくとも、もう少し年相応の文章が綴れるようにならないと…

 

10/6

 雁須磨子「どいつもこいつも」4巻、ようやく回収。…全編、らぶらぶ(笑) いいのかこんなことで、という気もするが、面白いから良いのだろう、多分。



 ところで、今年の日本列島は、天変地異が本当に多い、と改めて思う。「石神伝説」か、「ヤマタイカ」か、というくらい。

 こういう年には、やはり改元して人心の一新を図り、異変を鎮めることこそ、元号の存在意義ではないかと思うのだが、今の元号は「皇位の継承があつた場合に限り改める」(元号法)ことになっている以上、それは不可能なのだった。役立たず。

 

10/5

 職場の女の子(21歳くらい)から、マンガを貸して下さい、と言われる。初心者とまでは言わないにしろ、それほどマンガを読んでいるわけでもないと思われる、好みもよく分からない、二十歳過ぎの女性から、そう言われた場合、あなたならどんな作品を選びます?



 …繊細な、というよりは明らかに男性的な?性格の女の子なので、どちらかといえば、明確なストーリーを持ったコメディ系の方が合っているんだろう、とか色々(といっても15分くらい)悩んだ末、とりあえず部屋にあってすぐ目に付いた単行本の中から次のものを持っていくことにする。

 雁須磨子「どいつもこいつも」1〜3巻川原泉「美貌の果実」わかつきめぐみ「夏藤さんちは今日もお天気」あずまきよひこ「あずまんが大王」冬目景「イエスタデイをうたって」1巻木村紺「神戸在住」1巻

 個人的趣味を少し出しつつ、最大公約数的な楽しさを割と大切にした(つもり)。ちなみに途中まで悩んでいて、結局外したものとしては、犬上すくね「恋愛ディストーション」榛野なな恵「ピエタ」橋口隆志「ウインドミル」紫堂恭子「癒しの葉」富沢ひとし「エイリアン9」辺り。いや、「エイリアン9」などはぜひ感想を聞いてみたい気もするのだけど、いきなり、あれというのもちょっとな。

 反応については、聞いてみたところでまた。雁須磨子は誰にでも面白い、と思うんだけど。他はどうだろう…?

 

10/4

 雁須磨子「どいつもこいつも」4巻を買いに本屋に寄るが、見付からず(T T)

 その代わりに?たまたま目に付いた「ユリイカ」泉鏡花特集だったのでつい買ってしまう。などと書くと、「ユリイカ」だの「現代思想」だのを時々買う習慣があるように思われそうだが、実際のところ、この前買ってみたのが、いつだったか、まるで思い出せない。少なくとも、巻末のバックナンバー一覧、増刊の大友克洋以外持っていないし。帰宅して本棚を眺める。並んでいるのは、清順、トリフォー…映画監督の特集の時だけじゃん。

 で、この特集の一つの目玉が平野啓一郎への、鏡花についてのインタビュー。

 なるほど。「一月物語」は鏡花を意識して、鏡花に似ないことを「分かって」書いた、ということはよく「分かった」。

 平野啓一郎は、鏡花の作品はその題材(水、火、女…)も、構造もきれいに分析できるが、その美しさが分析できないものとして残り、それが鏡花の魅力ではないかというようなことを語り、私も大体、その通りだと思うのだが、それはつまり、美しくない平野啓一郎の作品を読むより、鏡花を読んだ方が面白いし、楽しいということを言っているのと同じような。当然と言えば当然な気はするけど。

 

10/1

 ハッ、ハッ、ハクション大魔王。

 朝から、くしゃみ止まらず。試験も辛いので、途中でさっさと退席。結果はどうでも良い。でも帰る前に(試験のある町の)駅前の本屋だけ覗く。で、映画「人狼」の角川書店の方のムック「人狼マニアックス」を発見。ついでに、細野不二彦「ギャラリーフェイク」別天荒人「プリンス・スタンダード」の最新刊と「ザ・スニーカー」10月号も購入。



 「人狼マニアックス」は青心社のムックよりは出来が劣る(^^; 押井守の原シナリオが載っているのが価値と言えば価値かも。

 「ザ・スニーカー」は…あれ? 一号分買い逃したような。「ガルディーン」の本編とは別に火浦功のどうでも良い(笑)コラムが載っていて、世の中油断がならない、と思う。この手のコラムは読み損なうとほとんど二度と読めないからな、いや別に読まなくても全然困りはしないんだけど。

 そういえば中村うさぎのコラムには安永航一郎がカットを描いているんですね。ガルディーン以外読まないから、今まで気付かなかった。

 安永航一郎といえば、同人誌を通販で買うくらいコアなファンの方が知り合い?でいたんだけど、昨年から音信不通。安永作品について語りあえる女性というのは、他にいなかっただけに(ていうか普通いないような)、連絡取れなくなって非常に残念でした。ともあれ、お元気でいて下されば良いのですが。



 帰ってからも、くしゃみ止まらず。なのに、掃除をしないといけなかったりしたので、更に悪化。現在は小康状態だけど、これから仕事を始めないといけないのが憂鬱。アレルギー鼻炎系の風邪と思われるので、仕事をするとぶり返すこと間違いなし。とはいえ、しないわけにもいかず…