今日は又快晴(といっても一昨日ほどヌケはよくない)。今、夕食を食べて帰ってきたところなんだけど、やはりちゃんと食べると元気になるね。パリでも(ひどく高いらしいけど)一日一食は一応ちゃんとしたものを食べる位の出費は良しとしよう。食事をケチるとなんだか品性も悪くなるような気がするし。
さて、今日はモンテフリオ行。で、あまりやることもないので、9時にゆっくり起き、10時に宿を出る。銀行で1万円を換金し(それで持つと踏んだのだけど大丈夫かな)、絵ハガキを出し(スペインで出す最後の絵ハガキ)、もうやることもないので駅まで歩いていくことにする。2、30分後に駅、今日は昼を食べる暇がないので何かつめ込んでおこうと駅にあるBarでボカディーリョを食べるが、マズく、金を出してまで何でこんな目に会わなきゃいけないんだと思いながら、何とか食べる。
駅には日本人が居て、一組は明らかに冷たい感じだったが(ウロウロしているから困っているのかと思い、声をかけると何となく迷惑な顔をされた)、もう一組のカップルは窓口のコンピューターがこわれていて切符が買えないという。何でもパラドールを泊まり歩いているような感じで、ぜい沢と思うが、 2人なら1人頭5000〜7500Ptsだし、短期の旅行(新婚旅行?)らしかったから、そういう風には感じていないのだろう。でも、そういう日本人が増えると、ますますスペインでの(日本人に対する)治安は悪化するだろうなぁ。
電車に乗ってToconへ。駅を下りると果たしてバスが止まっている。運転手のおじさんがMontefrio?と聞く。やはり、日本人がけっこう来ているのか。しかし今日は、そういうマヌケな観光客(「白い村」を眺めるためだけにバスに乗るという)は私以外おらず、あとの人々は皆土地の人だった。
30分後、オリーブの畑の中を登っていくと、モンテフリオが見えてくる。確かにきれいだが、思ったより大きくて(町という気もする)これがスペインで一番美しい村と聞くと何か違う気が。しかし、ともかく写真をとる。帰りのバスはunica、一本きりだというので、時計とにらめっこをしながら、必死で村の道を 駆け上る。
道に座っていた子供達がfoto,fotoというので写真を撮ると又何か言う。どうやらmanda foto、写真を送って、と言っているらしいのがすぐ分かるが、実際に行なうのはそう簡単でもないことを考え、わかんないふりをしてAdiósと別れてしまった。何となく良心が痛む。しかし、観光客が来る度に同じことを言っているのだろうから、たまには送ってやる 物好きもいるだろうと思う。
それにしても、やはり南は貧しい。一目見て子供のみなりが、どこかきちんとしていない。しかし、この青と白の輝きはそんな貧しさを忘れさせてくれるようだ。この村の人は皆、手を叩きながら歩いている。フラメンコの練習?
グラナダに戻ってから、ちょっとした土産品を買い(人形なんだけど、こわれないと良いのだけど)、アランブラのTicketは2日間有効なのを確認して、半券が残っていたヘネラリフェへ向かう。こちら側から見たアルバイシンの夕焼けが見たかったのだが、思ったほど赤くない。次にシェラネバダの見える方へ。ここも同じ。すぐに時間となり、片側から押し出されるようにして(まるで牛追いだ)出る。後は、特に何もない。
・わかんないふりをして …ひどい奴である(^^;; まぁ、この時は、時間に余裕が無かったので、仕方なかったとは思うんだけど…
写真:5 Montefrio, Segovia 観光案内:グラナダ スペインの地図:small(日本語) small large