空の蒼さを 見つめていると


 blog そらのはて小人たちが騒ぐので
 2009年5月 / 先月(2009年4月)

5/31

 横須賀美術館の「花 ―美と生命のイメージ 展」が気になっていたのだが、行くまでがどうしても億劫なので、取り止め。どう考えても、駅から40分程度のバスって遠すぎると思う。

 そんなわけで、家で大人しく整理モード。といっても、PCの中の清掃をしたり、この日記を一週間分、付けたりした程度ですが。

 今週、分かったのは、痛みがあると、やはり何も出来ない、ということ。世の中には色々な闘病記等をupされている方がいて、勿論、その場合、それがその人の励みにもなっているのだろうけど、何かの痛みがある状態で、日記を毎日綴るというのは凄いことだと思いましたよ。

 ところで、すっかりさぼっていたのだけど、実はあと8日ほどでまた!某試験が。今度は範囲も狭い上に有る程度は一般常識的な問題なので、「一週間漬け」で大丈夫だと(勝手に)判断。というわけで、今週は試験のための一週間の予定。

 本当は昨日、本屋で初めて気付いた加納朋子の新刊とか、何十年振り?(少なくとも何年ぶり)かに出ていた新井千裕の新刊とか、読みたい本が幾つも有るのだけど、それは試験が終わるまでの我慢ということで。

 

5/30

 有隣堂の川崎BE店で、加納朋子さんのサイン会。

 あとが押しているので、2時前に来たら設営自体してなかった… 1番目に並んだ女の人は凄い気合いが入っていて、自分がサインを書いて貰っている様子を自分の携帯で撮って下さいと2番目の人に頼み込んでいた。ネットで探せば、どこかにupされているんだろうか(^^;;

 加納さんは前と同様に、品の良い感じの、作品から受けるイメージ通りの方だった。今回は宛名とメッセージを書く紙が事前に配られたのを幸い、それをきっかけに、ご本人に街の話をすることが出来たので、自分としては満足。16年前のことなんですけど、と「魔法飛行」を読んだ時のことを切り出したので(16年前?とくり返されていた)、そんな昔のこと?的な苦笑をされていましたが。

 というか、「魔法飛行」を初めて読んだのって、もう16年も前のことなのか… うわっ、何だかその後の自分って一体……

 

 予定より早く(4番目だったので)15時7分にはサインを貰っていたため、時間が余ったが、そのまま渋谷に移動。

 17時からは榊いずみのライブでO-Crestへ。

 同世代なのに、かつ子育てしているのに、これだけ相変わらずパワフルなのには見ている方としても元気付けられる。

 のだけど、バンド形式のライブに参加する、のはこちらの方がもう辛いかも… 今日はゴム底が厚いニューバランスのスニーカー?を履いていたのだけど、それでも一日5時間半以上立っているのはなかなか辛いものがあったので。あと、O-Crestの狭さでPAを大音量で鳴らされると、鼓膜も元に戻らないし…

 

5/29

 第3回企業のデザイン展「資生堂・サントリーの商品デザイン展」@東京藝術大学大学美術館陳列館。

 サントリーのパッケージデザインと言えば、「なっちゃんの秘密」を読んで以来、関心を寄せているところだし、資生堂のデザインもHOUSE OF SHISEIDOに寄る度に奥が深い、と思っているので、この両者の組合せなら、絶対行かなくては、と金曜の夕方、そのためだけに、上野の森へ。

 期待通りの面白さだった。サスケとかそういえば有りましたね。第1回の「いいちこ」や第2回のJRも見たかったな…

 

 ついでに国立博物館で常設展だけ(笑)。そのためにパスポートを買い直す。というのも、前から見たかった(恐い絵の一枚である)上村松園の「焔」が展示されている、というので。

 「焔」も含めて、今の本館はプチ源氏物語特集だった。今何故かはよく分からなかったが。会期終了間近の「阿修羅展」は19時過ぎにも関わらず、まだ当日券を並んで買っている人達がいて、しかも入場30分待ちとの掲示に、これから入っても普通、間に合わないだろう、と傍目で思った。

 だから19時半に「本日は20時まで」との館内アナウンスが流れた後に、しばらくして「本日は特別展会場内のみ20時半まで開館」と 追加で流れたのにもさすがにそうだろうな、とは思ったが、それでも会場は(皆、殆ど阿修羅像だけを目的に殺到するだろうから)凄い混みようになっているに違いないと想像。それはもう、まるで阿修羅の如く、って誰が上手いこと言えと。

 

 帰りの電車では「スペース」(文庫は明日引取りなので、前の単行本)。油断はしないで読むぞ、と思っていたので「スペース」の方の謎は気付いたが(というより、思い出したたが)、「バックスペース」の方はすっかり忘れていて、最後まで読んで、ああっ、そうだった!とようやく思い出した、記憶力が至って乏しい私。

 あと家に帰ってから「ななつのこものがたり」(前にサインを頂いたもの!)も読む(というか、ページを捲る)。これで、駒子シリーズの今回の再読は完了、と。

 ガーゼの貼り方は一日で上達。いや、こんなことに上達しても(^^;;

 

5/28

 会社で20台前半の女の子に、人に説明する際に、その内容を分かって貰うための方法の一つとして、数値で表現することでリアリティを持たせる、という説明をした。

 そして、数値でリアリティを感じさせるという例で、村上春樹が昔、文章で象を飛ばすには?といったエッセーを書いていた話(単に「象が空を飛んでいる」とだけ書くと荒唐無稽なのに、「…頭の象が次々に頭上を飛り過ぎていった」と書くことで本当らしく思えてくる、という初期に多用していたレトリック)を紹介しようと思って、村上春樹って知ってる?と一応聞くと、彼女は、村上春樹も村上龍も全く知らなかった。

 世間では新刊の売れ行きが凄い数だとか言われているけど、こういうのが小説に興味のない、今どきの女の子の普通、なのかもなぁ。もっとも、私も村上春樹の新刊を今読みたいかと言うと、それほど…

 

 帰りの電車は「魔法飛行」を。この作品は最初に読んだ加納朋子作品だけ有って、色々と思い入れが。当時の地元作品だったし。

 手術後2日目で、今日からシャワー許可なので、病院で貼られたガーゼを初めて剥がして、手術跡を見る。4cm強の縫い目が胸の上を横に走っていた。…ブラックジャック?と言いたくなるよう なインパクト。でも、傷口自体は綺麗に縫ってくれているようなので、抜糸した後では割と綺麗になる、のかも。ちなみに、今日も時々感じる痛さは傷口ではなくて、ガーゼの上のテープが引っ張られることにある、のが判明。

 とはいえ、素人?なので、上手くテープを貼るのはなかなか難しい…

 

5/27

  普通に寝られたようなのは良かったが、朝起きると、まず感じるのは痛みの続きだった。ズキズキ。しかし、貰った痛み止めはあと1錠。今晩寝られなくなったら困るので、とりあえずは様子見。

 右腕が動かない限りは余り痛くないので、自然と右腕を脇にぴったりと付けたままの状態で一日過ごす。

 

 土曜のサイン会に備えて(という必要もないのだが)、駒子シリーズを再読開始。帰宅時の電車で「ななつのこ」 を読む。町田のプラネタリウムが懐かしい… と言っても当時入ったこと無かったんだけど(^^;;

 痛みの方は昼が最大で、その後は収まってきたので、結局2錠目の痛み止めは使わず。

 

5/26

 会社を午前で早引けし(午前休というのを取ったのは多分初めてだ)、地元の病院へ。

 手術は数十分で終わるという話だったが、実際には縫うのに時間が掛かり、1時間位は横たわっていた。局所麻酔で痛くは無かったが、皮膚をバチン!バチン!と切っている時の感じとか、逆にギューギューと縫い合わされている時の感じは、今までほとんど手術を受けたことがないだけにすごい違和感で、自分がまるでデニム地の布製品として修理されているような気分だった。

 それにしても田舎の病院のレベルの低さというか、先生は丁寧に仕事(この場合、裁縫?)をしてくれていたようだったが、それを邪魔するかのようにどうでもいい話を次々に言いに来る看護婦のおばさん達。オペ中すみませんけど、と言いつつ、今度発注する包帯はどの大きさで切れば良いとか、検査課の誰それが、今度ボクのことを見て欲しいと言ってました、とかそれって今ここで言わなきゃいけないことと全然違う!

 まぁ、現場の看護婦から言えばそれ位、どうでも良いレベルの手術なんだろうけど、とはいっても手術中の医師に(殆ど)雑談で割り込むなんて、サービス業としても普通、有り得ないよな…

 

 取ったものは見せてくれるのかと思ったら、そういうのは無し。無理に見たいものでもないけど、どれくらいのものが入っていたのかは少し気になったのに。抜糸は火曜でなくても良かったようなのだが、調整するのも面倒なので2週間後で良いです、といったところ、それまではシャワーのみで入浴してはいけないらしい。もっと早くの日にすべきだったかも。あとガーゼも3日後からはシャワーの度に張り替えるようとのこと。

 薬は抗生剤が朝晩で6回分、痛み止めが2錠。ドラッグストアーでガーゼと固定用のテープを買って帰宅。病院の会計で待たされたこともあり、家に辿り着いたのは普段とそう変わらなかった。

 

 手術中痛くなかったので、油断をしていたが、晩になって(麻酔が切れてきて)、段々とズキズキと。体が縫われている!という感じの、激痛ではないけど、疼く痛さ。痛み止めを飲んで、そのまま寝てしまうことに。 

 そうそう、前回、この病院で受けた血液検査では、尿酸値は7.2だった。こちらが平常値だとすると、少しは安心出来るのだけど…

 

5/25

 4月の健康診断の結果が帰ってきた。

 今回は、あの「動機付け支援」の対象から抜け出るべく、特に血圧を(前回引っ掛かった収縮期血圧130以上から)落とすべく、その前の二週間ほど色々努力した。具体的には、(1)駅から30分(かつ最後の6分は高低差50mの上り道を)歩いて帰る。(2)塩分を少しでも減らすため、会社の食堂では漬け物は食べない。 (3)睡眠は充分に取る。といったことをしていた。

 その甲斐あって?今回は血圧をクリア(本当は前回136、今回128なので大きな差ではないけど)。目標通り、動機付け支援から脱却。加えて、歩けば確実に減る中性脂肪などは120台から80台まで低下。

 というわけで、全体的には健康な指標にシフトしていた。のは良かったのだが。

 尿酸値が7.8まで増加していたのにはショック。元から7.3〜7.4位で高いのだが、これはさすがに見過ごせない値。とりあえずは明日の手術だけど、それが落ち着いたら、こちらも対策を考えなくては…

 しかし、尿酸値を下げるのって、水を飲む位しか、これと言った、確実な対策が無いのだけど。…まずは水筒を買うべき? 

 

5/24

 雨。なので、一歩も出たくない、のが心情なのだが(←雨の中、外に出掛けるのが嫌いなので)、今週までの展示替えなのでやむを得ず、原宿まで。

 「芳年 -「風俗三十二相」と「月百姿」-」@太田記念美術館。

 

 でも、雨の中、出歩くのは嫌、とさっさと帰ってきたところ、午後になってから、天気が回復。…ええと、雨の中、バスがないので駅から三十分歩いて帰ってきた私の立場は…?

 

5/23

 蒸し暑い。鎌倉でバラ というと、鎌倉文学館以外、選択肢が無いようだが、実は近所の霊園の入ってすぐのところにあるバラ園が、自分の中では秘かに注目している場所。

  先週行けなかったので、今週だけでも、と行ってみる。おおっ、いつの間にか、随分と種類が増えているんですけど。…三十種類くらい?

  写真付きのネームプレートも置かれているので、後学のため、(ネームプレートを併せて)色々撮っておく。この世界も果てしなく深いようなので、深みにはまるつもりはないけれど。

 夕方、BSの「熱中時間」で換気扇に填っている歴14年の高校生(つまりは赤ん坊の頃からの!)の回を見る。…世の中には色々な深みがあるものだ、と思う。

 

5/22

 「西原理恵子 博覧会「バラハク」」@PARCO FACTORY

 簡単に言えば、殆ど原画を抜粋しただけの展示空間なのだが、サイバラの両極端な?イメージを上手く抽出していて、結構、見入ってしまった。

 

5/21

 帰り。駅前でバスを待っていると、ツバメが目の前を低く飛んでいた。 ツバメが低く飛ぶと明日は雨、という諺はなるほど正しいらしい、と感心した。

 先月より色々あった、近親者の診断と今後の治療について今日、一定の方針が定まった、とのこと。一時は、情報が必ずしも充分ではない段階で慌てて先に進めようとしたりしていた けど、今回はきちんと説明を受けた上で、納得して決めたようなので、ほっとする。あとはもう、本人のことなので…

 

5/20

 「追悼 片岡球子展」@日本橋タカシマヤ。

 神奈川県立近代美術館葉山館の個展から、まだ間がないので、重複感も有るのだけど、未見の作品もあり、夜間半額での入場としてはかなりお得感が。この人の富士山は千差万別で、やはり面白いですね。

 

5/19

 幸いにして、風邪?はほぼ治った様子。

 

 「−少女幻想綺譚−その存在に関するオマージュ」@Bunkamuraギャラリー。

 日本のギャラリーで時々開かれるこの種の「幻想」作品、というのは面白そうながら、行ってみるとどうもピンと来ないものが多い…

 スパンアートギャラリーで見た同種の展覧会では酒井駒子のアリスに惹かれたのだけど、今回は(空想でも)買ってまで欲しい、と惹かれるものがなく。佐竹美保の、エディンバラ風異世界のペン画が、ダイアナ・ウィン・ジョーンズ作品の表紙のようにカラーだったら、欲しい!と思ったかもしれないけど。

 

5/18

 昨日に続いて体調が悪い。というか、だるくて微熱気味。…風邪?  ちょうど折からの新型の騒ぎで、咳き込んだり熱がある者は、すぐに退社するように、との連絡が回ってくるが、大事過ぎて、逆に言い出せない(^^;; まぁ、咳き込んだり、高い熱がある、というわけでも無いので、違うだろうけど。

 

5/17

 鼻炎がひどく、クシャミが止まらないので、殆ど何も出来ないまま、早く寝てしまう。

 

5/16

 「マーク・ロスコ 瞑想する絵画」@川村美術館 → 「パウル・クレー 東洋への夢」@千葉市美術館。

 遠い遠い佐倉への訪問をようやく果たして一安堵。クレーは秋の横須賀美術館での巡回時に見るつもりだったのだけど、どうせなら、ということで。

 

 昨日来た東京創元社のメルマガで、加納朋子さんのサイン会を知る。5/30に有隣堂の川崎BE店で開催とのこと。「スペース」文庫版の刊行記念らしい、って文庫版が今月出たことも気付いてなかったよ(汗

 4年前の「ななつのこものがたり」での、池袋のジュンク堂でのサイン会には参加したので、今回は見送ろうかとも思ったのだけど、かつてあの街に住んでいた者としては、駒子シリーズは一番思い入れがある、とても大好きな作品なので、その気持ちを一言でも伝えたくて再び参加することに。電話予約&当日引取りもOK。ということで、今日、川村美術館の敷地から(笑)電話したところ、無事に予約出来たので。

 (こちらも参加するのは久し振りの)榊いずみのliveのため、17時には渋谷にいないといけないことを考えると、当日は割と早め(当日、並んだ順番らしいので)に行かないといけないかも。

 サインを貰うなら、やはり、単行本の方だよなぁ、持って行かないと。

 そういえば、今回は単行本と文庫版で表紙が違った。もはや、加納朋子作品の一部を構成している、といっても過言ではない菊池健氏のイラストは単行本の時もいつも通り良かったのだけど、シリーズ作品の表紙を「スペース」の紹介ページで比べてみると、今回の文庫版は更に素晴らしい出来だった。

 

 ちなみに、単行本の時の感想。感想をこれだけ書いている、というのは当時としても既に異例だったりします。

 

5/15

 「日本の美・発見I 水墨画の輝き ―雪舟・等伯から鉄斎まで―」@出光美術館。

 出光美術館には色々引出しが有るけど、水墨画が一番、魅力的な気が。でその中で一番好きなものといえば、やはり。きゃんきゃん(笑

 

5/13

 帰りに、「動物画の奇才・藪内正幸の世界展」@武蔵野市立吉祥寺美術館へ。

 吉祥寺は方角的に、自分の生活圏では無いので普通行かないところだけど、「グリックの冒険」「冒険者たち」の挿絵の人の展覧会と聞けば、行かないわけにもいかないので。

 美術館は、入館料が100円という、儲ける気の余りの無さに愕然とした。しかし、この美術館、来年3月での閉鎖が発表されたばかりの伊勢丹吉祥寺ビルの7階。今後どうなるんですかね…

 

5/12

 今週になってから、朝起きるのがだるい、のだけど、もしかしたら、これって土曜に病院に行った時、手術まで少しでも炎症を抑えておくようにと処方された抗生物質のせい、とか? 

 

5/11

 「ムーミンの世界展」@大丸ミュージアム。グッズショップが通常の3倍の広さだった。確かに、ムーミングッズの引力は強力…

 夏以降の大丸ミュージアムの開催予定のチラシ。9月からは「イタリア美術とナポレオン展」って、先月、京都に行った際に文化博物館で一応、見てきた展覧会。ああっ、来ると分かっているなら、敢えて行かなくても良かったよ… 今年の目玉は、「古代カルタゴとローマ展」くらい?

 

5/10

 買い物日和。というには明らかに暑すぎる一日。だけど、買い物へ。

 

 この一ヶ月放置中な、部屋の大掃除だが、その中の(地味な)懸案事項の一つが、ここ5,6年分の展覧会やコンサートのチケットの整理。

 世の中にはあれほど名刺入れやカードホルダー、ポストカード入れが溢れているというのに、何故か使用済みチケットについては、私の知る限り、同種のものは全く商品化されておらず、入れるものが無い! かといって捨てられない性格な以上、部屋のあちこちの棚に束になって突っ込まれている、…つまりは ひどく散乱しているのが現状。

 しかし、これを何とかしないことには机(机上の棚にチケットが溢れている)すら片づかないわけで、この整理にいよいよ着手しよう、というのが今日の計画。

 着手といっても、要は使えそうなファイル入れを買ってきて、代用するしかないのだが、事前の検討の結果、文房具屋のファイル入れより、写真のアルバムの方が一般的に言って、枚数的にコストパフォーマンスが高いと分かっていたため、ヨドバシに。

 この問題の一つに、チケットの大きさというのが定型化されていないということがあって、最適サイズの割り出しがなかなか難しいのだが、平均的に言えば、2Lサイズあれば 充分の筈。ということで、今回は2Lサイズで80枚収納のアルバムを2つ購入。多分、それではとても足りないが、上手く行くようなら、また買い足す方向で。

 次に、今の散乱しているチケットを一旦、年代毎に整理する必要があるので、チケットを放り込める小さな籠を100円ショップで探す。幅的にMDケース入れの四角い籠が合うようなので、それを幾つか。

 ここまで準備したので、あとは整理するだけだ…って、いつ?(^^;; 

 

5/9

 数年前から、右胸の上部に赤く腫れた、いわば蚊に刺されて膨らんだまま残ってしまったような突起があって、痛みはないものの、ずっと気になっていた。

 2年前、別の皮膚の疾患で地元の皮膚科に行った時に聞いたところ、取るなら手術出来るところを紹介するけど、涼しくなってからの方が良い(9月の時だった)と言われて、それ以来、後回しにしていたのだが、いつまでもこのままというのも嫌なので、手術でも何でもしよう、ともう一回、地元の皮膚科へ。またしても、涼しくなってからの方が…と言われたが、その調子だと一生、タイミングを逃しかねないので、今回は紹介を依頼する。この街からは北と南に当たる2つの病院の名前が挙がったが、土曜午前に診察している(手術は無理らしいが)のは南だけ、ということで、そちらの病院を紹介して貰い、そのまま 続けて診察を受けに行く。

 その病院は、高校時代に通学していた街の駅の反対側にあった。手術は火曜の午後しかやらないらしく、ここで初めて、会社(都内)から反対方向の病院を紹介して貰った迂闊さに思い当たる。

 駅から駅へと、電車だけで、1時間半は掛かるんですけど。1時に出ても最寄り駅に着くのは2時半… 午後の診療時間は1時から3時まで、ということは、数十分の手術のために一日休むしかない…? しかし、交渉の結果?五月下旬の午後3時からの開始になった。何とか午後休(12時40分退社)で何とか間に合う筈。

 とはいえ、数日後に様子を見るために一回、抜糸のためにもう一回、計3回通わなくてはいけない様子。時間が合わない(3時以降の時間が予約出来ない)と、抜糸の方はまる1日、休むしかないかなぁ…

 診察時に、医師が書いているカルテを見ていたら、アテロームと書いていた。初めて聞いた言葉だけど、 あとで確認すると、この業界?では割とお馴染みの症状みたい… というわけで、手術そのもの自体は全然大したことがないというのに、病院が会社からみれば遠隔地(笑)のために、休み?を何回か取らないといけないような大袈裟な状態に(^^;;

 手術日の予約だけで終わりかと思っていたら、手術を一応する以上は適性の判断が必要ということで、最後に血液等の検査を受けた。尿検査も有ったのだけど、直前に行ったばかり(随分と診察を待たされたので)で、苦労する。…そういうことは診察前に 問診票を書かせる段階で言っておいてよ!

 

 帰りに駅前にあるスタンド式の蕎麦屋でタヌキそばを食べる。高校時代の土曜の昼食によく利用した店だっただけに、今もまだ営業していて、しかも味が変わって無いのには、懐かしくてちょっと泣けた。

 

5/8

 2日続けて雨。ということで、先日届いたばかりの大塚M5-217(底がダイナイトソールのホールカット)を初めて履いていったら、会社のある駅で朝、降りた途端、叩き付けような豪雨に見舞われる。

 お陰で、会社までのわずか数分の内に、すっかり革が可哀相な状態に。いや、まぁ、元々、雨用として買った靴なので、こういうこともたまにはあるわけだけど、初日からだと、さすがにめげる(^^;; また一から、丁寧に手入れし直さないと… しかし、ホールカットだけあって、雨の染みこみは全くなかったのはさすがというべきかも。あと、(雨に濡れたことも多少はあるけど)、初日から違和感のないフィッティングに感動 した。

 

 「浮世絵 ベルギーロイヤルコレクション展」@日本橋タカシマヤ。

 昨秋の太田記念美術館での開催時は(旅行前だったため)行き損なった展覧会なので、簡略版でも都内に戻ってきて良かった。超美麗。

 

5/7

 朝の横須賀線。早朝の人身事故で普段乗る電車が運休していて、やむなく次の電車に立って乗っていたところ、大船駅で「横須賀線の車両故障のため、しばらく、このまま停車します」のアナウンス。数分様子を見ていたが、どうせ立っているのなら、と東海道線に乗り換えたお陰で、結果的には(ぎゅうぎゅうに混んでいた以外は)大した被害が無く、20分くらいの遅れだけで会社に辿り着く。

 仮に座っていたら、なかなか諦めが付かなかった挙げ句、動くに動けなくなっていたかと思うと、塞翁が馬というか、混んでいたのが結果的に幸いした、のかも。それにしても、連休明けからこういうのに巻き込まれると、それだけで疲れる。

 帰りに、日本橋三越の「アストロノーツ・スヌーピー展」へ。果たして、グッズ売り場の方がメインだったような…

 

 ……感想を書かなくて良い、と思うだけでこんなにも書くのが楽だとは思わなかった(笑)

 

5/6

 昨日に引き続き、もう一つの更新箇所をとりあえず設営。ここまでが、今年のサイト更新の変更点ということで。…12年目の内容としては余り華々しい変更でもないけど。

 

 そちらではモノについての記述、要は買った/買いたいモノを整理しようというのが目的。

 世に数多あるその手のblogがもう一つ増えたところで仕方ないのだが、とりあえずは個人的な備忘録としての必要性から。そういうモノについての記録を最近、全然付けていなかったので。

 

 ところで、昨日も書いたのだが、一番悩んだのがタイトル。ただの買い物日記に、仰々しい名前は似合わないし、かといって「平凡な風のタイトル」は思った以上に既に誰かが使っているもので…

 悩んだ時の常道で、部屋の本棚に助けを求めたのだが、本の題名は基本的に少し格好良いものが多いので、殆ど使えず。漱石先生はその点、流石だと思った。「それから」「彼岸過迄」って素っ気なさ過ぎ(笑) でも、漱石だと有名すぎてブランド化している。川上弘美あたりも良い感じなのだが、しかし、もう一つ…

 悩んだ挙げ句、川原泉の名作(というより迷作)エッセー?漫画の「小人たちが騒ぐので」を、ふと入れてみたら、意外とそれらしく?見えたので、これでも良いかと(適当)。物欲の小人たち。

 あと、名前は(Yuが使えない場合)好きな画家から選ぶことにしているので、今回はJan van EyckのEyckに(過去の例だとKleeとか)。多分、 (元の画家を知らないと)誰も発音出来ないだろうけど。

 で、その後、気付いたのだが、今すぐ書くことが特になかった(^^;; 仕方ないので、ダミー的にとりあえず一つ書いてみた次第。こういう文章はもっと短くても良いかも…

 ちなみに、昨日のはてなとは違い、内容的にはここと直接の関係は無いので、敢えてチェックして頂く必要は無いかも。今後もamazonで買った家電とかDVDとか、そんなモノの話に終始する筈なので。

 

 ともあれ、こうやって環境を再構築したので、(どこでかは別として)もう少し、何かしらのoutput作業をこまめに行っていくのが今年の目標。なかでも展覧会の感想は何とか続けたい、ものです…

 

5/5

 雨。余りに溜めすぎた日記の更新その他で一日が終わる。(日記は先月の4/20辺りから追加しました……)

 で、一日何をやっていたかというと。この日記も明日で12年目!を迎えるので、色々と反省というか、やり方を再検討していたという。

 

 自分の中でここを更新するのが近年、心理的ハードルが何故か高くなっていて、今回も、色々有ったり無かったりとはいえ、気が付けば半月も放置の有様…

 一番の理由としては、色々な感想(最近は展覧会の感想位ですが)を暫く書けないでいた結果、書くタイミングを逸してしまうことにあるのではないかと。自分の中で、日付の意味はそれほど無いとはいえ、一旦書いた日付を遡らないという一応の(自分内)ルールがあるので、書けないでいると「書くべき日付」が溜まってしまうという問題が有って…

 で、前から考えていたのだけど、この際、「感想」を書く日と「日記」を思い切って分離しようかと。

 

 というわけで、感想の記述先は当面、「はてな」に持っていくことにします。

 実は大昔にも一度検討した時があって、(4年近く前の!)当時のエントリーが残っていたりするのに苦笑。当時はデザインを試行錯誤している内に、面倒になって止めてしまったのですが(^^;; 今回はその辺は全く拘らずに、既存のテーマをそのまま流用。名前も単に、「空の蒼さ…」の「はてな」版なので、「そらのはて」という安直さで。

 どこまで続くかはともかく、展覧会や本の感想は、今後思い付いた時に、そちらで書き足していく予定。(毎日とかは予定してません)。

 ついでにいえば、買い物の検討メモと買った物の記録といった、モノに関する記録もこの際、別の場所で始めようかと検討中。実はそちらのタイトル名を決めあぐねて、2時間くらい悩んでいた、というのが今日一日掛かっていた大半の原因。しかも、結局、決まっていないままという…

 では、ここはどうなるのかというと、…身辺雑記的な、いわゆる、ただの日記が残るのではないかと。それに何の意味があるかと言われれば、よく分かりませんが。

 もっとも短縮版の感想等はこちらに書き戻すかもしれず、その辺の運用は未定。大体、書く場所を変えた位で、大して更新頻度が上がる筈もなく、むしろ分散する分、確実に下がるような…??

 

5/4

 「山水に遊ぶ−江戸絵画の風景250年」@府中市美術館→「筆墨の美―水墨画展 〔第1部〕中国と日本の名品」@静嘉堂文庫美術館→「やなぎみわ マイ・グランドマザーズ」「夜明け前 知られざる写真日本開拓史 II.中部・近畿・中国地方編」@東京都写真美術館→「のだめカンタービレ♪ワールド」@丸ビルホール。

 遠い府中市美術館に行く用事が終わったので、やれやれ、という気分。遠いところといえば、今月中に川村美術館にも行かなくてはいけないのだけど…

 

5/3

 明日に備えて、「山水に遊ぶ−江戸絵画の風景250年」の図録を読む。なるほど。

 家の周りを散歩。住宅地の周りの散歩道に植えられた樹に名前の札が。それは良いのだが「トチノキ 同じ種目にマロニエ」って何故、わざわざその説明? マロニエ好きなおフランスな人が建てたのだろうか。それとも…中村玉緒のファン(違) 個人的にはトチノキというと、思い出すのはむしろ「モチモチの木」だったりしますが。

 

5/2

 風が強い日。家から北鎌倉まで歩いてみる。途中、近代美術館に寄る。「春のコレクション・版画展 シャガールとルドン」@神奈川県立近代美術館鎌倉館→「新収蔵作品展」@同鎌倉別館。

 その後、横浜と大船で買い物。しかし、実際に買ったのは100円ショップでの一点だけ。

 

5/1

 他の部署の手伝いで、朝8時から仕事。いや、出社時間自体は普段と20分くらいしか違わないのだが、その差が決定的な差というか、要はバスの接続がないので、駅まで歩いていかないといけないのがネック。そんなわけで、この手伝いが有る時には普段以上にダメージ大。

 そんなわけで、金曜だというのに、大人しく帰宅。まぁ、どうせ5連休だし(行くところは別にないけど)。