Romancing Sa・Ga

…今となってはもう大昔の92年に発売されたSuperFamicon用RPG Soft。

当時Playした時に書いた「キャラクターの日記」(旅の開始部分のみ)です。


1.Diary of Aisha


2.Gameの説明


この「日記」は、92年にスクウェアから発売されたスーパーファミコンソフト「Romancing Sa・Ga」

に基づいて当時書かれたものです。もう、7年も前のsoftですので、全くPlayされたことのない方も

多いことでしょうし、当時Playされた方ももう漠然とした印象しか残っていないと思いますので

どういう作品だったのか、簡単に書いておくことにします。

特徴

当時では斬新なマルチシナリオを採用。特に8人のキャラクターの誰から始めても良く

また最終目的以外は何をしようと自由、というのは、当時のスーファミでは画期的な設定だった。

Play時の印象

このように高い理想を持って作られた反面、現実の完成度は今一つな面も多く、

ラッシュアワーの電車のようにモンスターひしめくダンジョンと、逆に無意味に広い街を

意味も得られずに放浪することが多かったり、中盤以降のイベントが「四天王」の

単なる「お使いイベント」と化して、ひたすらアイテムの交換をするだけだったりと

虚しい時間も多かった、という、いわばクソゲー的な印象を受けた人も

かなりいたのではないかと思う。ただし、それでもなお、何が起きるか分からない

(バグが多かったせいかもしれないが(^^;)というこのゲーム特有の緊迫感と、

うっすらと浮かび上がる「物語」の伏線に触れた時の感動が、ある種カルト的な

「傑作」と呼びうる「作品世界」を作り出していたような気もしないでもない。

世界設定

例によって、例のごとく (笑)

「神話の時代から復活し、世界を破壊に導く三邪神。8人の主人公は、本人の意思とは

無関係に、三邪神との戦いに巻き込まれ、世界を救う使命を担う。」

要は、気が付くと、サルーインという世界の悪の根元と対決する羽目に陥っている、という話。

最も主人公らしいアルベルトなら分かるけど、ジャミルとかアイシャとかだと、何で?という感じ。

登場人物紹介(「日記」に登場する分)

アイシャ
 
この日記上での主人公。この日記での出来事は基本的には、Playしたことのドキュメンタリーなので、実際にアイシャでPlayした人は、その忠実さに納得して頂けるはず。とはいえ、ジャミルによる救出までの初期イベントは実際には10分弱なのに、ここまで書くのには2日掛かった私。やると書くでは大違い、だったりする。設定自体は、書いて有る通りなんで特に説明することはない。(性格その他は私のオリジナル)
 
ジャミル
 
このキャラについては全く、この通り。弱くて、逃げ足だけ早くて、気がいい(らしい)。良く知らないが、絶対、神経質でケチ、に違いない(^^;;; 盗賊のジャミルで始めると救出作戦が最初のクエスト。
 
ミリアム
 
この世界では火の術法はかなり有効なので、魔術師の彼女は、Play初期では本当に頼りになる。ところで、彼女は仲間になる一人ではあるが、主人公となりうる8人の内には入っていない。
 
ホーク
 
何となく、松本作品での「船長」て感じ。とりあえず強いので、仲間に入れておくと楽。実際の設定上は一番何も背負っていないようだが、こういうのを入れておくと物語の展開をする時に楽。
 
ゲラ=ハ
 
特に言うこともない…いつもホークと一緒らしいというくらい。この人?も、8人とは別。あ、駄洒落好きというのは、私の勝手な設定(笑) …何でそう思ったのかはもうよく覚えていないけど(^^;
 
バーバラ
 
踊り子。イメージイラストを見ると一番派手というか、イケイケというかゴーゴージャンプというか、要は先のミリアムとは基本的には似たり寄ったりという気が。しかし、それではつまらないので、あえて変えている。したがって、Playした人が唯一違和感を覚えるとしたら、このキャラかもしれない。
 
兄さん
 
いません(笑)

この「日記」の当時の作成動機

・自由度が高い、というのは登場人物の行動に大した理由がないということでもあり、無目的に行動するRPGの虚しさをひしひし感じた。そこで、こうして登場人物の「内面」を描くことで「救ってみた」。 

・というか、卒業前の試験期間中(笑)に同時並行してこのゲームをやっていると、試験期間特有の、勉強以外のことに関しては悪魔的に閃く想像力が、キャラクターの性格設定と会話を頭の中であっという間に作り上げてしまった、というのが、真相だったりする。

・しかし、実は、それを全部書くだけの時間は、その時の私には既に残されていなかったため、最初の旅立ちまでをやっとのことで書いただけで、力尽きてしまったのだった…

「日記」上と実際のGameとのストーリー展開の差

・先程も書いたが、これは元々の作成動機が、キャラクターの反応付きリプレイなので、基本的にはGameでPlayした通り。ただし、実際に北エスタミルからタラールの村に帰るためには、名前を聞いたことのある所へしか移動出来ないというこのGameでの制限から、街道沿いにアルツール、クリスタルシティ経由で行くしかない。だから、その辺はちょっとフィクションが入っている、てGameのノベライズ?に何がフィクションだという気もするけど。

・ちなみにタラールの人々はどこへ行ったのかというと、実際はやはり砂漠の下に秘密の神殿が有って、移り住んでいたことが後で分かるのだが、初期に行っても、入り口を探す余裕すらない、というか、生きて脱出するのもしんどいというところ。で、私もタラール族消滅が気になりながらも、その後すっかり忘れて(笑)、他の世界をずっと放浪していたのだった。

表面的には大体、そんなところです。


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