事前準備


〜5/30

旅行の決意?

 夏休みに海外へ旅行しようと漠然と思っている中、旅行会社のパンフレットを見ていて、オランダ・ベルギーの美術館巡りというコースが目に留まる。そうか、そういうのも有り、だったのか。

 とはいえ、催行されそうもなかったので(実際、そのコースは人が集まらず、催行されなかった)、自分1人で行く、というのを考えてみる。移動が鉄道だけなら、何とかなるのでは?

 目的:美術館しか行かない!ということで、行きたい美術館の一覧を作ってみる。しかし、最も肝心のアムステルダム国立美術館がアスベスト対策で閉館中では、行っても仕方ない。と思っていた。

 

6/2〜6

旅行決定。航空券の予約・購入

 6月に入って、アムステルダム国立美術館のサイトで、「夜警」の公開復活が告げられる。これはもう行くしかない、というお告げでは?

 職場で、来月休みますよ、という宣言をして、休めることを固めた上で、とりあえず、飛行機を予約する。飛行機は現地での滞在時間を多くする(かつ楽に行く)ためには直行便が望ましく、直行便ならJALかオランダ航空のどちらかとなるが、オランダ航空だと成田出発が午前。家を出るのがかなり早くなる、ということで、JALにする。

 前売なら往復171,000円と、格安航空券と値段もそう変わらないし。というわけで、とりあえず、JALのサイトでオンライン予約。ただし、35日前の前売でないと値段が上がるので、数日中に購入まで完了しないといけない=行くことを決定しないといけないことに。

 悩んでいても仕方ないので、6/6、そのまま購入。 今の航空券はチケットレスなので、控だけが郵送されてきて、本物は当日、空港で受け取る形らしい。

 

6/9〜14

予定の立案

7/12(土) 成田(昼)(発)→→アムステルダム(夕)(着)(泊)
7/13(日) アムステルダム(泊) ←→ (ハーグ)「マウリッツハイス美術館」「パノラマ・メスダフ」「ハーグ市立美術館」
7/14(月) アムステルダム …市内(「国立美術館」「ファン・ゴッホ美術館」「レンブラントの家」) →ロッテルダム(泊)
7/15(火) 午前・ロッテルダム…「ボイスマンス・ファン・ボーニンヘン美術館」 →午後・アントワープ(泊)…(「ノートルダム大聖堂」「ルーベンスの家」)
7/16(水) アントワープ …午前・市内(「マイヤー・ファン・デン・ベルグ美術館」「王立美術館」) → ブルージュ(泊)
7/17(木) 午前・ブルージュ…「グルーニング美術館」「メムリンク美術館」 →午後・ゲント…「聖バーフ大聖堂」「ゲント美術館」 →ブリュッセル(泊)
7/18(金) ブリュッセル(泊) …(終日)「王立美術館」
7/19(土) ブリュッセル …市内(「王の家」他) →(電車)→ アムステルダム(泊)
7/20(日) →(アーネム)「クレラー・ミラー美術館」 →(アムステルダム)「近代美術館」→ アムステルダム(夜)(発)→
7/21(月) →成田(午後)(着)

 

 ホテルの物価が高いアムステルダムに3泊もするのは本当は嫌なのだが、大抵の美術館が休館する月曜日をアムステルダム市内とすると、どうしてもこんな感じになってしまう。

 あと、各都市間の移動時間を確認するため、各国鉄のサイトを参照した。

 オランダ国鉄(国内線)ベルギー国鉄ベルギー観光局内の主な路線の時刻表THALYS(使わなかったけど)。

 

6/15〜18

宿の予約

 一ヶ月前以上なら、予約のとりまとめをしてくれる協会があるらしいが、もう一ヶ月切っているので、自分で個別に予約。といいつつ、一つ一つ直接ホテルのサイトを探すのは大変なので、レップのサイトで条件を比較して、それぞれ駅に近く、街の中心に近いところで、安そうなところを予約していった。

 利用したレップは、次の4つ。海外のレップも利用しようかと考えたが、結局、今回は日本語のサイトのみ。

 オランダ政府観光局から行けるオクトパストラベルみゅうベルギーアラカルト旅の窓口

 

6/28

買い物

 スーツケースではなくて、自分で歩くためのBagが無かったので、迷った末に東急Handsで3waybagを購入。 最悪、背負うこともあるかも、と思ったのだが、実際にはそういう機会は無かった(意地でも引いた(^^;;)

 買った中で役に立ったと思えるのは、速乾性のTシャツ。すぐ汗が引くし、洗濯しても早く乾くと便利。あと、旅の間、一番お世話になったのは、ゴム製の足つぼローラーかもしれない(^^;; いずれもHandsで購入。

 携帯用のBagとしては通勤用に当月ロフトで買ったBagをそのまま持っていくことにした。

 

7/1〜4

 レイルパスについては悩んだが、今回の日程では微妙に得になるようなので、HISでベネルクス・ツアー・レイルパスを購入(19,800円)。 最初、(HISの)店頭に行ったら、手数料が千円掛かるとか営業担当者が間違ったことを自信を持って言うので嫌気が差し、ネットで注文する。

 保険については、ネットで申し込めるところを比較した結果、一番安い損保Japanのoff!に加入(10日間で2.890円)。これについては、いずれ述べる通り。

 

7/12

 旅行に出発


行きたいところ(として最初にピックアップした美術館。結局、このほとんどに行った)

都市

美術館名

主な所蔵作品

休館

オランダ アムステルダム 国立美術館 レンブラント「夜警」「ユダヤの花嫁」他
フェルメール「牛乳を注ぐ女」他
 
    ファン・ゴッホ美術館 ゴッホの色々  
    レンブラントの家 レンブラントのエッチングと素描  
    市立近代美術館 マレーヴィッチ、モンドリアン等  
  アーネム クレラー・ミュラー美術館 スーラ。ゴッホの特別展
  ハーグ マウリッツハイス美術館 フェルメール「デルフトの眺望」他
レンブラント「テュルプ博士の解剖学講義」
    ハーグ市立美術館 モンドリアンの色々 Botero展
    パノラマ・メスダフ メスダフのパノラマ風景画  
  ロッテルダム ボイスマンス・ファン・ボーニンヘン美術館 ブリューゲル「バベルの塔」
ベルギー ブリュッセル 王立美術館(古典、近代) ブリューゲル「イカロスの墜落」
クノップフ「愛撫」
    王の家(市立博物館) ブリューゲル「婚礼の行列」
  ブルージュ グルーニング美術館 初期フランドル絵画、ボス  
    メムリンク美術館 ハンス・メムリンクの色々
  アントワープ ノートルダム大聖堂 ルーベンス「キリスト降架」等 (土日)
    ルーベンスの家 ルーベンスの色々
    マイヤー・ファン・デン・ベルグ美術館 ブリューゲル「狂女フリート」
    王立美術館 象徴主義、フランドル絵画
  ゲント 聖バーフ大聖堂 ヤン・ファン・アイク「神秘の子羊」  
    ゲント美術館 ボス「十字架を背負うキリスト」  

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